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地域に根ざしてよく生きる   園部佳子のブログ

つまるところ、私がつくりたいのは「あーちゃんち」

2019.01.30 20:23

お久しぶりです♪

きんぎょのそのべっち です。


2019年 明けまして 早くも1月が終わりましたね! 

1月は「いく」2月は「にげる」3月は「さる」で、3学期ってあっという間に過ぎて新年度に入っていくわけですが、今年は新しいステージに進んで、新しい体験を次々にしているので新鮮で、めっちゃ充実。過ぎ去るスピードはいつもより少しゆっくりしてると感じます(^^)


さて、私の新ステージ!

ついに地域に場所をつくります♪

オープンは2019年5月23日☆


私にとって始まりにいい月の5月。

新元号からのスタートです(^^)


物件と資金はこれからだけどオープンの日は明確に決まってるという、夢を叶えるには絶好の状況です(≧∀≦)


たくさんの方に知恵をかしてもらい協力して頂きたいので、今はとにかくあちこちで 「こんな場所をつくりたいので、つくります」って話しまくっています。

もっともっと具体的にイメージを伝えたい!


さて、私がつくりたいのはどんな場所??

○赤ちゃん、子ども、お母さん、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあさん  どの世代でも、どんな人でも来られる多世代の場所

○お腹がすいたらここに来れば何か食べられる場所

○外で遊べる場所(庭があるとか、近所に公園があるとか)

○植物とか、きんぎょとか、育つ物がいる場所

○常に誰かいる。人と話したい時には話し、一人で何かやりたい時には集中していい。自分のあり方を自分で選べる場所

○たまには怒られたりもめたり、あいさつとか人として大事なことは教えてもらえる場所

○いろんな大人、いろんな子どもが見られる場所

○家庭と学校、家庭と職場 と「もう一つの場所」 サードプレイス

○安心して人と出会える場所

○地域社会が垣間見える場所


ざっくりしてます!笑

でも私には子どもの頃からあったんです、こんな場所。家族や地元の友達にはわかるはず。

けいこ、これ、あーちゃんちじゃんって。笑

今回つくりたい場所のイメージを書き出してみてわかったことは、なんだ私はあーちゃんちがつくりたいのかーってこと。しみじみ。


いや、知らんけど!?

あーちゃんちって何!?って感じですよね。


私の地元は東京の台東区って言うところで、私の頃はまだまだ地域のつながりの濃かった下町で育ちました。家族は両親と私と弟の4人で核家族だったけど、おんなじ町内におじいちゃん、おばあちゃんといとこ家族が住んでいました。おばあちゃんのことをみんな「あーちゃん」って呼ぶから、その祖父母の家が「あーちゃんち」です。


この「あーちゃんち」

ただのおばあちゃんちではなかったんです。地元の友達が「けいこんちはちょっと変わってて、下町育ちが全部こんな環境なわけじゃない」って言ってたのも納得。


だって家族以外の人、めっちゃくる。


商売をしていたので、入口はお店でした。

おじいちゃんは商売のほかに、町内会、子ども会、PTA ほか諸々の地域活動で役職を務め、さらにはボーイスカウトの団委員長。その関係の方がいつも何かの報告や相談に来てました。大正生まれで、激戦地ニューギニアから生きて帰ってきてくれた100歳。


おばあちゃんはそんなおじいちゃんを支えつつ、店にも立つし、介護もし、子育てもし。あーちゃんの作る料理、本人いわく「たいそうな名前のつかない料理」はめっちゃ美味しいし、体にいい。東京大空襲を経験し生き残ってくれた昭和元年生まれ。

子5人。孫7人。ひ孫6人。


こんな2人のいる「あーちゃんち」

時に食卓は食事するところであり、話す場であり、相談の場であり、習う場であり、作業の場であり… ありとあらゆることがされる。


となりの郵便局前は、遊び場。チョークでお絵かきしまくりました。


小学校になって家の鍵を忘れたら、帰るのはあーちゃんち。そのまま夕飯も食べて、お皿洗って帰ったり。


初夏には大量に仕込む梅仕事を気ままに手伝ったり、子ども神輿のお菓子を袋詰めしたり。


ヒトもコトも溢れてた

「あーちゃんち」

このごちゃまぜ感 が 本当に理想やなと思います。なのでこれから 私がつくる場所。

あーちゃんのパクリです!!


あーちゃん、ありがとう。

堂々とパクらせてもらうねー(^ ^)