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coconkukanunity

公演チケット販売開始3月26-31慈烏反哺

2019.02.01 03:50

本日より次回公演のチケット販売開始となりました。

是非本年公演もよろしくお願いいたします。


coconkukanunity vol.6 -線sen-

  

■タイトル

慈烏反哺(じうはんぽ)

■あらすじ 。

一人の男がいた。その男の名は吐夢(とむ)。彼には吐く夢も、持つ希望もなかった。原因は両親の喧嘩。彼が幼少期の頃から喧嘩は絶えなかったが、彼はなんとか両親に仲良くなって欲しくて間に入ることも少なく無かった。なんとか親を喜ばせようと、学校の成績は優秀に務めた。

 

そんな彼が高校1年の時に、喧嘩をした親から驚愕の言葉を耳にする。

『お前なんか、生まれて来なければ良かったのに』

この言葉はその後の彼の人生を大きく変えた。父と母の間に入る事は無くなり、人間として粗野になった。周囲で当たり前に暮らしている人達の幸せが疎ましく想えた。そんな自分の心の貧しさが、やがて人を傷付ける人間と彼を変えて行った。

そんな彼も30歳。相変わらずの両親だったが、彼の周囲の人物は相も変わった。沢山の未来があっただろう彼は、あれ一件以降彼は高校を中退し、借金取りとして働いている。借金取りとしての彼は優秀だった。『どうせ俺は望まれない子供』。この事が彼に多少の無茶を許したからだ。彼自身、別に何時死んでも構わない。そんな惜しむ人生でもなかった。

今日も仕事を終え、家に帰る道。彼は一人の男に刺されてしまう。その男は、自分が借金を取りに行った男だった。

『ああ。おれの人生もこんな感じで終わりか。』

薄れ行く意識の中で、そう想いながら目を閉じた。

やがて目を覚ますと、一人の男が立っていた。その男は天使と名乗った。男は言った。

『一つだけあなたの望みを叶えて差し上げましょう。』と。

だが、彼には望む夢が無かった。どうやら天使は蘇るという選択肢を期待していたらしいが、蘇りたい、そんな人生でもなかった。考えに考えた結果、彼が出した答えは

『仲が良かった頃の両親の姿が見てみたい』

■企画制作

coconkukanunity

 ■作・演出

松井カズユキ 

 ■期間

2019年3月26日(火)〜3月31日(日)

3月26日(火) ☆19:00

3月27日(水) 19:00

3月28日(木) ☆14:00 / 19:00

3月29日(金) ☆14:00 / 19:00

3月30日(土) 14:00 / 19:00

3月31日(日) 13:00 / 17:00

 ■チケット

料金:

前売 4,000円   

当日 4,500円 

 ※☆印の公演は500円引き(3,500円)でご案内させていただきます。

 ■予約フォーム

https://www.quartet-online.net/ticket/jiuhanpo

※受付開始・開場は開演の30分前より開始とさせていただきます。


 ■会場 

ワーサルシアター八幡山

https://www.worsal.com/theater/access.html

■出演 

谷澤翼

田中里実

(以上、coconkukanunity partner)

石川榛名

伊藤文一

岡村稜太

奥田龍平

桑原聡

佐藤俊介

村上遼

山副昌久

渡邉秀夫

鈴木はるか

髙坂汐里

西垣紫野

(順不同)

 



音響:縄司龍二

照明:阿部将之(LICHT-ER)

舞台監督・プロデュース:木村克幸


お問い合わせ

mail:coconkukanunity2017@gmail.com