カリフォルニア州で大麻イベント拡大法案決定!!
大麻が合法になるずっと前から、各国で開催されていた’’フェス’’。
去年の大麻解禁ラッシュを受けて、今年からはその規制が緩むというのです!
カリフォルニア州知事ジェリーブラウン氏によって署名された法案によると、大麻イベントが拡大し、スーバーボールの観戦中でも摂取が可能になるかもしれないとのこと。
今回のブログでは、その法案を掘り下げます!!
法案2020とは?
法案2020は、大麻イベントとして認可が下りる会場の場所やその数を大幅に拡大する内容になっています。
去年までは、2つの州の会場だけが大麻コンテストや喫煙、販売を目的としたイベントを開催することを許されていました。
しかし、AB 2020が法律になった今年から、コンサートホールや劇場、美術館、スタジアム、公園など、公共の場所や私的な場所さらには屋外スペースでもイベントを開催することができるというのです。
基本的には、どこでも地元の役人が開催を許可するそうです。
今の日本では考えられないかもしれませんが、『自己責任』が基本的な考え方の主体になっているように感じますね。
可能性は無限大
「今回の決定は市場を開拓するでしょう」とサンノゼのイベントのプロモーターであるFernando Alvarezは語ります。
「今までの会場や農業センターでも良いのですが、会場はどこも遠方にあるため移動が大変で行きにくいというデメリットがありました。」
カリフォルニア州北部で開催されるフェスティバルThe Emerald Cupに協力しているRed Light Managementのナショナルコンサートプロモーター兼ミュージックマネージャーであるJim Lewiや他の大麻イベント主催者も同じことを言っています。
AB 2020が施行された1月1日まで、州の規制によって管理されている市場と農業地区でのイベントのみが許可されていました。
ロサンゼルス、オークランドでのイベントも開催
オークランド市では、早速Art + Soul Oaklandという大麻販売を兼ねたイベントが街の中心部に近い繁華街で開催されました。
オークランド議会議員のレベッカ・カプラン氏は、「この法案は現在の法律で、中小企業を支援し、地域経済の機会も拡大、安全性を維持しながら、この強固な大麻業界に参加することを選択できる」と述べています。
サンフランシスコベイエリアの美術館やジャズフェスティバルに近づいているともと述べ、エメラルドカップやハイタイムズのカンナビスカップの数分の一の規模でも、頻繁にイベントを開催する予定だということです。
コメディアンやグラミー賞を受賞したアーティストなどの参加も企画し、その会場を自分の街にしたいと考える議員は数多くいます。
それだけで、税収を含む町の収益が上がり活気付くことが目に見えているからでしょう。
The Emerald Cupは州全体でのイベント拡大を予測していますが、そこまで大規模の会場を特定するのには、まだ時期が早いといった見方もあります。
大麻イベント業界のベテランは、「コンプライアンスを検討する必要がある」と語っっています。 「ロサンゼルスでは、まだそこまでの準備ができていません。」とのこと。
まだ、今年に入ってから適用された法案ですから無理もないでしょう。
今後は、ハリウッドボウル、ローズボウル、コミュニティプレイハウスなどと拡大していく予定のようです。
イベント開催の度に、その地域住民との相談が必要なのは普通のこと。
これからは、大規模なイベントだけでなく新しく開催される小規模な販売会のようなものも行われる見通しです。開催される度に問題も解決し、ブラッシュアップされ、機能的なイベントになることは間違いありません。
ますます、今後の大麻業界の成長からは目が離せなくなりそうですね!!