Telenet UCI Cyclocross WorldCup in Hoogerheide
欧州遠征の最終週末の連戦、Rucphenに続き、二日目のレース。ワールドカップ。今年のHoogerheideは泥が深かったし、更に雨が止んだので粘度が高く、かなり重かった。更に、前日のレースでレース後半にかなり無理してペースをつないだのでレース当日の身体の重さもかなり重かった。けれど、この12月から1月の欧州遠征の最後のレース。しっかりと良いレースをしたかった。
スタートから大混乱だったけど、落ち着いてこなした。けど、1周目後半にはもう脚がフラフラだった。周回を重ねるごとにペースをコンスタントに上げていけ、コースに対するアプローチも洗練された。でも、そのリズムを試走の段階でもう一歩踏み込んでからだに落とし込まないといけないなぁと改めて勉強になった。
それにしても二日目ということもあるけど、泥が遅い。昔から遅いけど、はたまた遅い。また一年、どうにかしないといけない。
このレースで今シーズンの欧州シクロクロス遠征は終わり。あとは国内2レースを走り、とりあえずシーズンを締めくくります。では、レポートをいつも通り転載させて頂きます。
Rucphenの翌日、Hoogerheide。レース前日夜からレース当日の午前中は結構な雨脚の雨が降り続いたのでマッドコンディションになるには十分だった。更にレースの行われる午後は雨が止んだので泥の粘度が高まり、雨が降り続いてる時にできた泥の轍とその他の泥の重さがホーガヘイデワールドカップで過去一番だった。
試走をした感じでは泥の轍をトレースしていくことを意識したが、試走の時点でも周回を重ねるごとに轍が深くなり、ペダリングできない深さの箇所も出てきた。ある程度のラインどりをイメージして試走をしたが、もうそんなものレースが始まると関係なくなるだろうと思えた。
世界選手権一週間前ということで各国選手が集まり、スタート出走者は70名ほど。スタート後のホームストレートからの立体交差の泥は深さもあり、スタート後の混乱は必至だった。
スタート位置は後方ほぼ最後尾。スタートとともに前を伺っていくが、ホームストレート後の立体交差の登りはじめで前の選手が前転、それを避けるために降車して立体交差をランで登る。その後も泥で落車が頻発するが足止めはされても巻き込まれずにレースを進めた。しかし、一周目後半でもう脚がいっぱいで踏めなかった。ずるずると後退し、最後尾を走っていた。
2周目、3周目と少しずつペースを取り戻したが、べべ2の66位でレースを終えた。
コースはハードなコンディションだったけれど、楽しいと思えたしまた走りたいコンディション。ただ前日のRucphenでかなり踏んだあとにワールドカップは耐えれなかった。プロ選手はそれを平然とこなしている。その差を改めてまざまざと見せつけれた。
結果は悪く、悔しいけれども納得のいくもの。理解できる。今年もヨーロッパで走ることでたくさんの経験を得ることができた。そして、バイクの乗り方など新たなトライも試しているし、1月は安定して良いパフォーマンスを出すことが出来ていた。
次戦は舞台を日本に移し、2月3日に関西シクロクロス桂川に参加させて頂きます。