昨年の今頃
昨年の2月ごろ、母がお尻に痛みがあって立ち上がれないと言う事があって、
妹と訪問医療の先生とで、居間の母がお気に入りの椅子まで抱えて大変だった、という事があった。
それがその日の午前中で、
午後から、先生が寄越してくれた大阪のおかんという感じの頼りがいのあるヘルパーさんがやってきた。
私とも話したいという事で、
少し前に実家に導入したアレクサでお話する事になった。
実家は戸建てで3階建て、角なので、同じ時期に分譲した家の中では広いタイプで、
その中でも余裕がある間取り、横と前のおうちが平屋の豪邸なので、
2階から上の部屋は遮るものがなく、陽当たりがいい。
そういうのが気にいって両親が購入した家だけど、
今となっては階段がネック。
周囲は1階を改装したりして、年配のご家族専用にしてるお家もあったけど、
母が2階の部屋を気に入っていて、1階に移りたがらないこともあって、
リフォームにも踏み切れないでいた。
ヘルパーさんは、お家で生活するとなれば、
必要なサービスは受けてほしいという事だった。
それまでにも、何度か私も妹も勧めた事があるのだけれど、
本人が全力で拒否するという感じだし、
意固地になってる母が、担当の方たちを煩わせないかという事を
心配していた私たちに、そういう方は一定数いるし、
スタッフもなれていますから、
まずはやってみましょう、ご本人にも慣れていただかなくては、という事であった。
それも無理となったら施設などは考えていらっしゃいますか?という問いには
『入居できるところがあるならば』と答えた。
これは妹とも話していて2階で生活できないとなれば、
それが施設を検討する時期だろうと話し合っていた。
1階は2部屋続きの部屋があって、玄関、トイレとお風呂、ガレージという間取り。
この部屋だけは陽当たりが悪い。
だから夏は涼しいけど、その分冬は寒い。
家族は使わないけど、祖母が来た時などはトイレもお風呂もあるので使っていた。
でも、1年中その部屋を使うとなると、最低でもエアコン。
窓や戸は2重にするなどは必要になってくる。
快適にするとなると、他のお宅のようにリフォームの必要もある。
そういう諸々の事を考えると、1階に母を移すのは現実的じゃない。
何より、陽当たりの悪い1階に移ってくれるとは思わない。
ただ、そんな事を心配する必要はなくなってしまった。
ヘルパーさんが椅子から立ちあがってみてくれませんか?
と母に呼び掛けると、
お尻が痛くて立てないという。
もしかして圧迫骨折している可能性もあるという事で、
病院に連れて行かなくては!となった。
そうなると2階から母をおろさなくてはならない。
ヘルパーさんと妹、介護タクシーの運転手さん、3人がかりで、
母を毛布でくるんで、2階から1階→車いす、という手順で車に乗せて病院に。
幸い骨折しているという様子はなく、いったん、帰宅させられそうになったのを、
ヘルパーさんと訪問診療の先生の尽力で、
なんとか検査入院させてもらえる事に。
結局、入院→入院先の病院の介護部門施設→特養へという事になった。