トゲアリスアブその2
2019.02.02 14:06
その他の生きもの
トゲアリスアブ( Microdon oitanus ):本州、四国、九州に分布します。岐阜県では中・南部に生息し、ハヤシクロヤマアリの巣に寄生します。体長:12~16mm。
ここでは、トゲアリスアブの羽化の様子を紹介します。
写真①:トゲアリスアブの羽化は夜が明ける頃に始まる。池田町 2014飼育
写真②:羽化直前の蛹。内部が透けて見える。右側が頭部である。池田町 2014飼育
写真③:「パカッ」と蛹が割れて、頭部が出てくる。池田町 2014飼育
写真④:蛹が割れた直後を正面から。池田町 2014飼育
写真⑤:脚を使って這い出して来る。池田町 2014飼育
写真⑥:頭部と胸部が外に出た。すでに体毛はほとんど乾いている。池田町 2014飼育
写真⑦:ほぼ全身が外に出てきた。池田町 2014飼育
写真⑧:蛹から出てきた直後。翅は縮んだままアリの巣から脱出し、翅を伸ばす場所に移動する。三重県紀北町 2018飼育
写真⑨:ほとんど翅が伸びた。付知町 2018飼育
写真⑩:トゲアリスアブの交尾。中津川市 2018飼育