いつの間にか”イエスマン”になっていると気づいたら
2025.04.02 04:10
気づいたときには
自分が前の自分とは違っていることに
疑問を感じることがある。
「あれ?私ってこんなだっけ?」
という感じ。
女性は特に、
ライフステージの変化に伴って
自分の中に存在する複数の人格が
そのときどきで現れてくるので、
自分が何者なのかわからなくなることが多いです。
以前は輪郭がはっきりとした
自我があったにも関わらず、
いつの間にか”イエスマン”になっていることは
珍しくないです。
パートナーや子どもという
自分以外の存在を優先せざるを得ない状況では
飲み込むことを仕方ないときがある。
けれども、それが常態化すると
自分の意思やルールさえもなくなって
それは一見穏やかだとか人間が丸くなったとか
言われることもありますが、
ただ自分を失っているだけなのです。
今とは違う自分や現実に憧れたり
夢見ながらも、
本当は自分が何を望んでいるのか
よくわかっていないというのが真実。
このときに必死になって
答えを外側に求めようとするものですが、
結局見つからなくて絶望するかもしれません。
だからこそ、
自分が”イエスマン”になっていると気づいたら
今いる環境を見直す必要があるのです。
誰に、何に、
自分を渡しているのか?
誰に、何に、
自分は奪われているのか?
あまりにも身近すぎて
気づかないかもしれませんが、
自分にとって大切な価値観であればあるほど
飲み込んでしまうものです。
その原因が
何かを突き止めることができれば
闇に葬られていた自分の声を思い出し、
新しい選択をすることができる。
そこには意志の力が必要です。
一人では困難に感じる場合は、
お話をお聞かせくださいね。
Hatsumi/Bodymaster