2月2日土曜日 TJMシティ,フィンランド展,胃もたれ
昼前に起こされた。
なんでも連れあいの胃の具合が悪いらしくそのまま点滴とのこと。
予定は白紙なのだと寝ぼけまなこで、
テレビを偶然つけると偶然「まんぷく」のラーメンのスープが
できるんかい?できないんかい?の駆け引きをしていた。
連れあいから連絡があり、胃は痛いが予定通りセラミック・パークに行くとのこと。
隣の駅で待つというので慌てて、よっこら支度。
15時には多治見市入り、旧世紀からの
親友に多治見市出身の多治見氏がおり、
勝手にTJMと略し、そう呼んだり、TJMシティとか、なんかそんなのテキトーいろいろ。
フィンランド特別企画の展示がよく、
久しぶりに、鉛筆とボードを借りてスタコラかいていると、
カタログを買うとのこと。
rut bryk,
birger kaiplainen,
friedl holzer-kjellberg
toini muona
micael schilkin
上記は相当クリティカルヒット。
はじめてハンス・コパーを観た時の衝撃はすさまじかったけれども、
どれも秀逸。
連れあいが上記の名前は憶えられないというので、
カタカナを読まず書いてある英語を直接
声に出して読みあげている方がほとんど難しくなくフィンランド名前でも実際言わせたら
フリガナと同じに聞こえた。
じっくりと月僊展に行ったばっかりだったので、
どっぷり日本様式から、少し離れた気分だったということも輪をかけて、
対照として良かったし、フィンランド展もよかった。
気に入ったfriedl holzer-kjelbergのbowlが売っていたが、買わないし買えない。
手のひら小鉢で38800円
時間がなくマリメッコ展は15分の駆け足。
過去に何度も見ているから、またでいいかパターン。
セラミック・パークでは大規模な企業展とか、
作家っぽいショップとかあったけど一切観れなかったのが残念。謎は謎のまま系忍術。
調べるとやられるコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン。
帰宅前にピアる(食料品店ピアゴに行くことの意)
連れあいの胃の具合を考えて
ヴィダーイン、デカビタDゼリー、甘酒などしこたま買い込む。
結構、お割引きされたピアゴのお寿司セットを買おうとすると、
連れあいは
「ピアゴのお寿司より鮮度がいいから」と、手を払いのけ、
併設されている、
「やめておきなさい、さっき在ったの確認したから、くら寿司にお寿司にした方がいいよ」と
岐阜弁で薦められたが、その岐阜弁をここで再現するつもりはない。
そういえばそうだった。空腹の無能に近い思考から知恵らしきものを絞りだし、
主食+ちょい足しでくら寿司ではなく、
ピアゴの「太巻き+3つお稲荷さん4つセット」があり200円だったので買う。
くら寿司に立ち寄ると800~1000円くらいから幾らかお割引された、
赤札の「おつとめ品」セットがなく
1080円ジャストのセットしかない。
こういう時、連れ合いは絶対に割引されていないものを
買おうとしない。
これを家族関係、もしくは配偶者関係としての「火種」とあえて呼ぶ。
恵方巻イブ?なので、そんな特設コーナーもあったみたいだけど、閉店30分前なのでカラ。
先ほどピアゴで買った「太巻き+3つお稲荷さん4つセット」と
まったく同じ個数で同じパターンが
400円で売ってあり、連れあいの絶対的な視線で固められ、どうにもこうにも選択肢はなく、
これを買うしかないようだ。
逆らうと連れあいの疲労と胃のわるい調子からして、かなり気まずい。
「1080円!で幸せが!」と食いつくも、
やはりムダな努力は却下され、裏のお好み焼き屋が半額になるので行くも、
未だ値引きされておらず、まあいいや、と引き返す。
ならよー連れあいの禅問答に付きあってやるよ。
仕方ねーな、と
くら寿司の2割引きされた「太巻き+3つお稲荷さん4つセット」を買った。
2パック分の「太巻き+3つお稲荷さん4つセット」をフードコートのテーブルに置く。
皿の廃棄の面倒さを考えての行為なのだ。
数分の差で、もう行くとお好み焼きが200円で売られていた。
飲み物は甘酒しかなく、戻ってレジの行列に並ぶ気にはなれない。
甘酒を「太巻き+3つお稲荷さん4つセット」を2パックの脇に置く。
ものすごくバカな図になる。
食べ比べする機会などあまりないし、特に食にはこだわらない性格だけど、
せっかくだからと、
やっぱり、意地汚い根性なので食べ比べする。
以下、はじめての食レポ(まいうーとか、はありません)
くら寿司のお稲荷さんは、しっとりとしており、パサつきがない。
元値が150円高い分、強そうに見えた。
まるで、かるい煽り。
味も深みがあるという感じ。
太巻きはアナゴがある分くら寿司の方が美味しいし、やはり鮮度がある。
太巻きもお稲荷さんも1つずつ合計4つ食べた時点でわりと飽きた。
まだパックには「太巻き2+お稲荷さん2」×2セット残っており、
飲み物も甘酒でまったくお寿司に合わない。
かるい罰ゲームを覚え
「ガキの使い」のどのナニナニをを食べて12個のうちソレをあてる
あのシリーズの食べ比べ
ムードを出してがんばってみたり、
ムダ仮想で、もしも自分がフードファイターだったらの雰囲気を出そうとして味わうことにした。
連れあいは、ヴィダーインをチュウチュウ吸っていたが、
思ったとおり、酢飯に目がなく
「太巻き1+お稲荷さん1」×2セットをやはり食べた。
いい感じに助っ人になってくれた。
このフードコートでの空回りっぷりは、
なぜカネを支払い?ムリになぜ私は食べているのだろうか?
という思考しようもない完全に砂漠化された案件なのでトホホ感を味わうしかない。
結局、起こりうるだろうトホホ感だけを味わい、
味覚は「太巻き+お稲荷さんvs甘酒」の乱闘で口の中がケンカしたままだった。
先刻、ガムを買ったのだが「記憶ガム」というので出すのも面倒だし、
記憶をしたくもない。自宅まで数分なので諦めた。
玄関を開けたとき、最近「竜兵」というあだ名の猫が玄関から覗く顔を
開けた分の隙間に右足を強引に押し込む作業で掻き消された。
帰宅後、久保みねヒャダを観ていたが会話量の多さから
胃もたれを起こしそうだったので11月放送分の
生ではない録画された「生でさだまさし」を途中再生してなんとなーく流した。
夜、映画を観る気分ではなくモリッシーを聴いていた。
調子にのって、2日かかる分量の作業を明け方までこなした。
そして、気になっていた大谷能生著を2冊を明日ちくさ正文館で買うと決めたのだ。
「日本のジャズの歴史」
「植草植草甚一の勉強」