Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

より良く生きたい私とあなたの  アドラーの「あ」

深刻と真剣

2025.04.05 02:58


ある日、娘が泣きながら相談してきた。

高校2年生、女子。見た目が気になるお年頃の悩み?

いや、どちらかと言えば女子が一度は悩むことかもしれない。

話は深刻である。そりゃそうだ。本人泣いているんだもの。

そして「カウンセリング受けたい」差し出された資料、その金額、数十万円。

ほほぉ・・・そうきたか。と一瞬、ガックリきてうなだれそうになった首をあげ、

よし、と覚悟を決め、完全にコーチングモードに入り、話を聞くこと1時間。

娘が再びわーっと泣いて、気持ちを解放するまでの時間になった。


かくいう私も、今年初めにある悩みにぶちあった。

壁が前からも後ろからも迫っている感覚。

下がることもできず、進むこともできない。

こういう時、人は「人生終わった」と感じることさえある。

これが「深刻」である。

・深刻とは・・・事態が容易にならないところまできていること

辞書で調べてみるとこうある。

もうだめだ!終わりだ!打つ手がない!というところだろうか?

悩みについて、ぐるぐると堂々巡りを繰り返し、字の如く、心に深く刻み込む。

まさに ”ダメな自分を頭に刻み込み、傷つける” 行為だ。もう血みどろである。

つまり何が言いたいかというと、深刻になることに何のメリットもないのだ。


じゃあどうする?

深刻じゃなくて”真剣”を選べたらいいのではないだろうか?

・真剣とは・・・本気で物事に取り組む様子や真面目な態度

とある。深刻な時は自分では何もできないと、さじを投げてしまってる時さえある。

でも真剣はとにかく、難しいとか、できるできないとか抜きにして、

自分ができることって何だろう?と考え続けることではないだろうか?

何かをやってみることではないだろうか?


そして真剣にはもう一つ別の意味もある。

”本物の刀、刀剣”のことを指す言葉でもある。

悩んだ時は、じっくりゆっくり「どうしたらいいだろう?」と考えながら、

自分の中の刀を磨き、小さなことからでもやってみて、

うまくいかなくてもまた刀を磨くように自分を磨けばいい。

刃がこぼれたら、何度も直せばいい。そうやって人生を何度も磨き、輝かせる。


深刻でなくて、真剣。

もし心に深く刻むなら、この一行を刻みたい。