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どう受け止めるのか

2019.02.03 13:14

初めて病名を告げられた時、矢継ぎ早に先生が今後の措置を説明するので、思考は停止状態でした。


「もう一度手術をして完全に除去しますから。

その後定期的にhCG値をチェックして、正常値に下り切る、カットオフと言いますが、その状態に16週間以内で至るかフォローします。

hCG値がその期間に正常に下り切らないと、まぁあまりあることじゃないんだけど…1〜2割くらいかな。侵入奇胎と言って抗がん剤治療に移らないといけなくなる。でも滅多にないですから。

それから、かなり稀にその後絨毛がんに移行する人もいるけど適切に対応すれば必ず治りますからね。


再発もある病気なので、2年くらいhCG値をフォローして、最終的に完治の判断します。」


初めて聞く病名、先生は分厚い本を見せながら一気に説明でした。


そして最後に、「hCG値が下り切るまでは妊娠が出来ませんが、治ればまた妊娠は可能ですからね。」と付け足しました。


そこでようやく、

「2年の完治まで妊娠できないということですか?」と初めて口を開いたところ、「いえ、16週間の最初のフォローでカットオフすれば大丈夫ですよ。」とのことでした。


他の方の情報を読んでいると、半年〜1年フォローして、その間は妊娠禁止のようですが…私の病院は16週間を目安にしているようです。


ようやく頭を落ち着かせなければ、と思い始め、一番気になったのが

「原因はなんでしょうか?私が何かしたんでしょうか?」でした。


「残念ながらこの病気は、原因はまだ分かっていません。でも、あなたの身体に問題があるわけじゃないです。アクシデントみたいなものというか…」と先生。

受け止め切れないことばかりでしたが、ここで混乱しても仕方ないので今後の措置を改めて自分の言葉で先生に確認し、採血へ向かいました。






その後仕事を終え帰宅してから、色々ネットで調べて、ようやく実感と、それから恐怖が湧き上がりました。


なんでこんなことに?なぜ、自分に?


0.2パーセントを引き当てた自分が、その後の病気の進行というレアケースを引き当てない保証がどこにあるだろう?


万一最悪の事態になったら?

今後子供は産めるのか?


そこで込み上げてくるものは全て、夫への申し訳ない気持ちでした。


3年前に結婚した夫はとても優しい人で、私の人生には勿体ないと日々思いながら暮らすほど、大切な人。

まっすぐで明るくて、いつも私をあたたかい気持ちにさせてくれる人。



「この人の子供をうんであげられないかもしれない、下手したら私だってどうなるかも分からない。

夫は何もしていないのに。私なんかと結婚したばっかりに…」


そう考えると涙が止まらなくなって、ひとりでワンワン泣きました。


だけど一通り泣き終えて思ったのは、まぁ起きたことは変えられないからなぁ、というボンヤリした気持ちでした。

自分に今すぐ出来ることは、それをどう受け止めるのかをコントロールすることだけ。

泣き暮らして全てを投げ出すような生活をしても、これまで通り日々仕事と家庭に前向きに生きたとしても、

どちらにも時間は平等に流れるし、恐らく待ち受けるものは変わらないだろう。という気持ちになりました。



それから私が塞ぎこんだら、当事者でない夫が一番苦しんでしまうだろうとも思いました。

だったら後ろ向きなことは考えずに過ごさないと、と。


後ろ向きなことを考えないためには工夫も必要で、「こういう事態になったら、自動的にこうする。」と大体決めておくことで、余計な心配をしないことにしました。

例えばカットオフに順調に行かず、今後子供が産めなくなったらどうするのか。とか。


まぁそれを考えすぎると逆効果だから、こうなったらこの手を考えよう、だから今は考えすぎるのやめよう。という程度に。



泣いたのはその日だけです。

今も気持ちは変わっていません。この事態になったことにどんな意味があるかなんて分からないし、意味とか考えても仕方ないので、

「最高のケースで物事が進んだ場合に備えて」


今後の人生のために今年頑張りたいと思っていたこと。

仕事や勉強、お習い事。

前向きにどんどん進めていこう!と思っています。

これが私の、今の気持ちです。