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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

山田航平「人間の宿命」

2019.02.03 21:00

「私」は何も、何一つの

思想、哲学も体現し得ない者である。


その真理と価値を

口舌の上で弄んでいるだけの

軽蔑に値する唾棄すべき人間である。


肥大されし、

その醜悪なる欲望は

己の心を蚕食し端から端まで腐敗していく。


そんな「私」は[私]を

                           認識していただろうか。

[私]はそんな醜悪なる

                   「私」を自覚すべきであるのに…


そんな[私]は

本然を疑いあろうことか

神を否定した…


それは矮小なる己を自覚せず

社会規範や真理を

自覚してしまったがための

幼稚なる人格に

目を背けた

[私]の罪


[私]は「私」の魂を磔にし

血を滴らせ

永劫

消滅しない苦しみを

この魂に刻みたい


[私]の魂は

理想を追い求め

天界を見上げ

福音を刻む。

[私]の肉体は

霞んだ霧の中を

彷徨い天界を見上げ

罪を背負う。


そして、

時おり差し込む

天界からの恩寵を糧に

現実を自覚し

理想を追い求め

一歩、もう一歩と進めていく。


しかし、[私]の宿命は

現実と理想との狭間で

悶え苦しみ

発狂しながらも

狂人になることを許してはくれず。


神の啓示を完遂するために

生を謳歌している。


「私」を自覚せよ

真の姿を見るには勇気が必要だ。


目を背けるな 目を背けるな 目を背けるな

自覚せよ 

それ以外に生きるすべない。