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Takahiro Unno

アジアの合計特殊出生率をみて

2019.02.04 21:30

おはようございます。

部屋の中の方が暑い昨今ですが、

窓を開けてライトをつけると蛾が大量発生しますので

みなさんお気をつけください。


「合計特殊出生率2016」のデータを見る機会があったので載せています。

定義は以下のようになっていますのでご確認を。

カンボジアの出生状況は全く知りませんが、

15歳より下の年齢で出産するケースも地方ではありそうです。

そういった数字は排除しているとのことです。

2016年のデータですが、今でも数字は伸びていそうです。

スクールに通っている家庭で一人っ子というケースは聞いたことがありません。

兄弟で通ってくださる方もいますが、逆に大家族というのは

プノンペンで見ると少ない印象です。2人以上3人未満が大多数といったところです。

ただ、スクールコーチ(20代前半)は兄弟が3人以上

中には5人兄弟のコーチまでいます。話を聞いてみると周りの友達も

兄弟が3人以上いるのが普通だそうです。

サンプル数は少ないまでも、出生率は比較的落ち着いてきているようです。

個人的に意外な数字なのがタイです。

先進国に近づくにつれ、出生率が下がる傾向がありますね。

経済が豊かになると子供の数が減るというのは人類に普遍の法則のようです。

不思議なことに生物学的な観点からいえば、

先進国では一人当たりの教育費が多く、

生物界でも子育てにかかるコストが低い生みっぱなしの種族は

→例えば、カエル

大量に卵や胎児を産むが、

子育てに手間をかける大型哺乳類などは

→例えば、牛、ライオン、犬

限られた数の子供しか産まないのと同じで、

先進国では少子化になるなどと説明されることがありますが、、、、、果たして、、、。



摂取カロリーより多くのカロリーを消費し続けるという、

非常に簡単な方法で誰でもダイエットに成功することができます。


日本は受験の季節になりますが、

日本の入試問題は中高大、もう何十年も中身が変わっておらず、

だいたい似たような問題が毎年出ることがわかりきっています。

→出題側も大変だと思いますが、、、

入試日までにそれらを解けるように毎日勉強を積み重ねるだけで、

誰でも受験勉強は成功します。


興味深いことに、

残念ながら、ダイエットも受験勉強も、

半数以上の多くの人がやり遂げることができません。

人は目の前にあるの短期的な欲望に振り回され、

実際にそうした欲望に振り回されるのが、

昔の「旧石器時代」に大自然の中で生きていた人間には

ベストな生存戦略だったはずです。

いつ飢え死にするかわからないので、

目の前に甘いものや脂肪があったら、

ありったけ食べておくのが生物学的に正解です。


アメリカで最も人間を殺しているのは銃でも麻薬でもなく、砂糖という白い粉です。

おそらくカンボジアもそういう傾向になっていくでしょう。

→最近糖尿病にかかる人が増えている(医療の発達も含む)

受験勉強やダイエットを続けることは、

人間の自然な本能とは合わないのではと思ってしまいます。


続けるということは本当に難しいということです。

ましてやこのカンボジアでは、

どうなることやら、、、、という感じで楽しみです。