水瓶座新月ーRe:birth封印された個人の力を再生させる
今朝、6時3分、水瓶座で新月を迎えました。
新月を形成する☽月と☉太陽は水瓶座15度「フェンスの上に止まっている二羽のラブバード」というサビアンで、
このフェンスは、対を成すふたつのものの境界線を意味します。
ここでは主に「全とー」の境界線であるように感じます。
どのサインも、15度はそのサインの頂点の様な場所です。
対極にあるものは互いに影響し合います。
水瓶座の対極は獅子座です。
集団を尊重する水瓶座と、個人を尊重する獅子座。
「全(集団)とー(個人)」
両方の世界の真ん中で、両方の世界が見渡せるフェンスの上。
それは完璧なバランスを示します。
この新月と小三角形を作る牡羊座23度の♂火星は「陰陽(女性性と男性性)統合」の場所にあり、
これから自分がどう生きるべきか、新しい世界が開かれる新月です。
しかし、新しい世界が見える時、同時に、一歩前に踏み出す勇気を必ず必要とします。
小三角形のもう1点は射手座18度の♃木星
もうひとつの対を成すふたつのものは「過去と未来」
これまで自分を守っていた何かを手放し、守られていた何かから離れる。
「こうしないと、こうなってしまうから、こうしよう」
そんな風に選んだ世界は終わりにする。
それは勇気のいることですが、新しい世界へ踏み出すには必要なことです。
"手放し"という言葉は、すごく誤解の多い言葉だと思います。
手放しの本質は、受け入れることにあります。
それがあったから、今の自分があって、その経験から必ず何かを得ているはずだから、
その想いや経験を負(マイナスの出来事)として手放そうとするのが一番やっちゃいけないこと。
その経験から何を得たかに気付くことで、その経験に納得し、その経験の意味を理解する。
それが学びになって、ようやく手放せるのです。
目の前の出来事や自分の感情、全ては何かに気付く為のものだから。
「気付き」無くしてステージアップする事は出来ません。
それに気が付かないと、職場を変えても、学校を変えても、住む場所を変えても、パートナーを変えても、
友達を変えても、結局同じ経験を繰り返すことになります。
気付き無くしてただ手放そうとしてもなかなか難しいし、無理矢理手放しても、それはまた戻って来ます。
目の前のもの全ては教科書だと思うといいかもしれません。
小学校の教科書を飛ばして高校の教科書にはいけないのです。
例えいったとしても、結局意味がわからなくて、わかるところまで戻るハメになるでしょう。
手放し=何かに気付くこと
月と太陽は水瓶座15度、土星は山羊座15度、海王星は魚座15度。
調和とバランスのエネルギーが強い=生み出す力の強い新月です。
何度かお伝えしていますが、生み出す力、動かす力、全てはこの調和とバランスにあります。
天体は東半球(MC-ICを軸にしてホロスコープの左側)に天体が集中しており、
これは、自分の力で人生を切り開かねばならないことを示します。