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2025.04.26 05:10

https://tonysharks.com/Education/Plant_anatomy/Root/root.html 【ニオイイリスの根の観察】より

はじめに

アヤメにはたくさんの種類があります。5~6月頃,各地のあやめ園を訪ねてみましょう。カキツバタ(Iris laevigata),ハナショウブ,イチハツ(I. tectorum),シャガ(I. japonica),ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)(I. germanica),ニオイイリス(I. germanica 'Florentina')など,様々なアヤメの仲間を見ることが出来るでしょう。ニオイイリスは名前の通り花が咲くと良く香ります。アヤメの仲間の根の内皮は細胞壁が肥厚するため,はっきりと内皮を観察することが出来ます。中でもニオイイリスとドイツアヤメの根の横断面は典型的な放射中心柱,放射維管束を観察することが出来ます。

植物の根で見られる組織は,基本的に茎と一緒ですが,維管束の配置が異なっています。また,葉と茎では分からなかった内皮 endodermis がはっきりと観察出来ます。内皮が根でしか観察出来ないのは,内皮には根毛から吸収された水や無機物を選択的に維管束に送る役割があるからです。例えば,光合成を阻害するような薬品を根に与えても光合成にはほとんど影響がありません。これは内皮によって根から吸い上げる物質が制御されているからです。内皮の内側の維管束組織は,中心部に木部 xylemがあり,師部 phloemは木部の間に交互に配列しています。これを放射維管束 actinostele又は放射中心柱といいます。全ての維管束植物の根は放射維管束です。

切片作製手順

根の切片作製は,茎と基本的に一緒です。掘り上げた根を良く水で洗い,ハサミで2, 3 cm位の長さに切ります。茎と同様に,カミソリで水平に切ります。

作った切片は,カミソリ刃ごと水を入れたシャーレの中に入れます。たくさんの切片の中から,もっとも薄い切片を選び出し,面相筆で拾い上げます。

切片をスライドガラスに乗せ,カバーガラスをかけます。

顕微鏡で観察する

4倍または10倍の対物レンズで良く切れた切片を探します。10倍の対物レンズで放射中心柱を確認したら,40倍の対物レンズで観察し,根毛,内皮,師部の配置を観察します。

根の横断面全体 根毛 root hair

放射中心柱 actinostele 内皮 endodermisと放射維管束 actinostele

根の横断面のスケッチ:師部を黄色,木部を赤で示した。木部の間に師部が配列する放射維管束である。内皮には細胞壁の肥厚が見られる。

観察のポイント

放射中心柱 actinostele

全ての維管束植物の根で見られる中心柱です。中央が髄となる仲間もいますが,アヤメ科では根の中心部から腕を出すように木部が位置し,師部は木部の腕の間に挟まれるように配列します。

放射維管束 actinostele

師部が木部に挟まれるように配列します。

根毛 root hair

地中からの水分の吸収や,アンカーとして根を地中につなぎ止める役割があると考えられています。

内皮 endodermis

一層の細胞層から成り,吸収した無機物等の維管束への通過を制御しています。アヤメ科では細胞壁が肥厚し,はっきりと内皮を観察する事が出来ます。

内鞘 pericycle

内皮のすぐ内側にある細胞層。側根を生じる時は内鞘が分裂原基となります。

学生実習の実際

ニオイイリスの根のスケッチを用意し,師部を黄色,木部を赤い色鉛筆で塗ります。完成した図に内皮,師部,木部,導管といった用語を書き入れます。時間があれば学生自身にスケッチさせるのが良いのですが,カリキュラムの都合上,1回の実習で全てを観察する事は難しいでしょう。東邦大学理学部生物学科の大学生を対象とした実習では4時間以上かけて葉,茎,根を全てスケッチさせた事もありますが,普通の実習ではどんなに長くても3時間が限度だと思います。3時間で葉,茎,根をスケッチするのはほぼ不可能です。そこで,塗り絵を導入しました。講義を入れると3時間でも詰め込み気味となってしまいますが,根・茎・葉を全て観察する事が出来ると思います。


facebookディヤン ムディト龍神界さん投稿記事

禅は、笑いという礎の上に築かれ、その伝統が25世紀もの間、光明の人達を生み出して来た。ほとんどの伝統が死に絶えてしまったが、禅はいまだに花々を咲かせている。

おそらく笑いに根を持つことで、それは至高の意識にも、根を持つことになったのだろう。

OSHO


facebook北條 毅さん投稿記事

人の輝く顔が好き 自然に放たれる 存在そのものの輝きが好き

それは、出そうとして出るものではなくて自分の源とつながった瞬間に自然と放たれる、純粋な光そのものでその光を見たことはある?

その光は世界中のどんな宝石よりも世の中のどんなイルミネーションよりも比べようがないぐらい美しいものなんだよ

こんな仕事をしているとその光を見るときが少なからずあってそんなときはいつもあぁ、この光を見るために生きてるなぁってそう思うんだそれぐらい美しい光なんだㅤ

真の自分につながったときに放つ光ㅤそれってつまり真の自分につながりさえすれば

誰もが放つことのできる光だということ 本来誰もが持っている光だということ

それこそが僕にとってのこの世界の希望なんだ

生きてるといろんなことがあるよね 時には、辛いことや 大変なこともある

けれど、そんな人たちが内なる真実につながったある瞬間に放つ光がある

その光にふれたとき僕自身も、生きてきてよかったって心からそう思うんだㅤ

そんな美しく尊い光をみんな誰もが持ってるんだよ

そうして自分の光を感じて生きると世界もまた光そのものになっていく

何ものになろうとする必要もない ただ自分で在るだけでいいんだ 自分の美しさを受け入れよう


facebookMasaru Hagiwaraさん投稿記事【〜バガヴァッド・ギーターに学ぶ①〜】

自分のダルマを生きる「たとえ不完全であっても、自分自身の義務を果たすことは、

他人の義務を完全に果たすよりも優れている」これはバガヴァッド・ギーターの中で、

クリシュナがアルジュナに語った、非常に印象的な言葉の一つです。ギーターでは、「ダルマ(義務・使命)」という言葉がしばしば登場します。これは、単に社会的な役割や職業を指すのではなく、「魂の本質に根ざした生き方」、つまりこの人生で自分が担うべき、神から与えられた使命を意味しています。

迷いの中のアルジュナ

ギーターは、戦場という極限の場面から始まります。戦士アルジュナは、自らの親族と戦わなければならない運命に苦しみ、武器を捨ててしまいます。

人を殺すことは悪ではないか、戦わずに生きる道はないのか――  その迷いの中で、クリシュナは彼に告げます。「あなたの義務は戦士として戦うこと。それがあなたの魂の道なのだ」と。ここでの教えは、自分が果たすべき役割から逃げずに、たとえ苦しくともその道を歩むことが、最も尊い行為であるということです。

他人の道を歩まない私たちはしばしば、他人と自分を比べてしまいます。あの人のようになりたい、この仕事の方が評価される…と。

でもギーターは言います。「他人の義務を立派に果たすよりも、自分の道を不完全でも歩むことが価値あることだ」と。これは、自分にしか果たせない使命があるということ。

そして、それを生きることでこそ、魂は成長し、世界に調和をもたらすのです。

「いま、ここ」で与えられた役割を愛する。もしかすると、今の仕事や人間関係、人生の状況に不満を感じているかもしれません。けれど、それらのすべてが「魂の進化のために」

用意されたステージだとしたら?

ギーターは、「いま、ここで与えられているダルマを尊重し、恐れずに生きなさい」

と優しく、しかし力強く語りかけてきます。


facebookあいことば投稿記事  坂村真民さんの詩です。

詩 詩 魂 ①

一番大切なものは詩魂なのだ。この詩魂を日夜磨かねばならぬ。

詩魂は、詩根だ。詩をつくるから詩魂があるのではない。詩をつくらない人でも、すぐれた詩魂の持主がある。わたしが敬仰し、所縁を結ぶのは、この詩魂に共鳴し、共感するからである。書家の書をみても、詩魂のない人のは、まったく魅力がない。詩魂には名誉とか、地位とか、財産とかが、一番毒だ。これにとりこにされると、どんなすぐれた人でも、この詩魂をなくしてしまう。

詩 魂 ②

詩魂は、乾○だ。大根、蓮根、詩根、みんな見えないことろで成長していく。

詩魂を鋭くするため、豊かにするため、清くするため、暁天の霊気を吸うのだ。

詩魂を本当にするため、強いものにするため、独自のものとするため、大地の野草を食べるのだ。詩魂を磨こう!これが天地万物に向かって、朝夕叫ぶ、私の合言葉である。