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美術の理解(アートを通して創造教育を)

隔たりのないアート

2019.02.05 09:32

隔たりのないアート

子どもに絵の描き方を教える方がよいか

    ~幼児の絵の見方~岡田 清著


学校に行っても、遅れをとらぬように。

お母さんは坊やのことで一生懸命である。そして、ああそうだと気がついて、三日がかりでチューリップの描き方を坊やに教える。

いよいよはじめての図画の時間、この子は得意である。ことに先生が、「今日はみなさん、何でも好きなものを描いてください」ということだったので、まおさら都合がよかった。

坊やはきばってお母さんに教えてもらった通りのチューリップを描いたのである。

次の図画の時間は、「お母さん」という題であった。

教室の机に座って先生の方をみる。

「今日はお母さん絵を描いて先生に見せてくださいね。お父さん、お姉さんでも結構です」

夢みるような目をして、微笑むのも可愛い。お母さんの顔がありありと目の前に見えてくるらしい。

みんなが描きだした。どうもうまくいかない。それでも子どもは楽しい。おばけみたいなお母さんができても、まぶたの奥の笑顔のお母さんにそれが見えるらしい。

その時も先生がふと見られると、一人の坊やが前かがみに左手で隠して、やっぱりチューリップを描いている。

「上手に描けましたね。だけど今日は、お母さんを描いて見せてね」といっても、この子は一向に聞こえぬようにチューリップの花に赤い色を塗っていたという。

その次び図画の時は先生がモデルになって描くことになる。

しかし、困ったことに、先のチューリップ坊やは、この時間も悲しそうにチューリップを描いたのであった。

同じようなチューリップを何枚繰り返し描いても仕方ない。一枚ごとに変わった花ならよいが、この子の場合は、お母さんからがっちりと教え込まれたのであるから、楽しんで描いているのではなく、大きな圧迫のもと、ただ描かねばならないから描いている。

これを読んで思うことはありませんか?

へだたりのないアート展は11日(祝)から7日間開催です。

時間は13時~18時までです。

僕は、毎日在廊しています。

◆お願いがあります。

隔たりのないアートで提示している絵に対して「超いいね」は、つけないでください。

もし、つけていただけるのであれば、「いいね」のみにしてください。

よろしくお願い致します。


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