稀代の大泥棒の復活を祈りつつがんばってみるなどＦＩＮＡＬ

2019.02.13 01:00

ファミコン時代に大活躍したゴエモンが、再びメインストリームに戻ってきてくれることを信じ、エールを贈るべく、『がんばれゴエモン外伝』のプレイをさせていただいています。

現在、「ゴエモン」は位「３０」、「エビスマル」は位「２９」、「コバンネコ」は位「１５」、「ヤエちゃん」は位「１９」。

前回輝きだした「ペモのふえ」を使ってみたら、いきなり宇宙船がやってきて、よくわからない島まで連れていかれてしまいました。

というか、このゲームでは船や飛行機の移動では、ルートに沿って進んでいくだけでプレイヤーの自由がなかったわけで、終点は決まっていて、視点だけが自由という感じでしょうか。

敵の本拠地に着いた途端に宇宙船に改めて乗ってみたら今度は「はぐれまち」の西側にたどり着いたので、今後は「はぐれまち」と敵の本拠地をウロウロするような感じのようですね。

……と思っていたのですが、すでに「ゴエモン」が位「３０」ということで十分に強くなっているため、どうにかボスっぽい敵のところまでたどり着くと、体力的に万全を期して挑んでみました。

「からくりむしゃ」との戦いは、前回の「おはなちゃん」の時の経験を活かして、「ゴエモン」が攻撃に徹しつつも、他の仲間が回復中心の展開で行くと、無難に成敗できました。

さて、今のがボスだよね、と思っていたのですが、イベントもないし、いきなり雑魚がエンカウントするし、まだ続きがあるのかと先に進んでみると閉じ込められている「おみっちゃん」を発見。

「おみっちゃん」を助けるといきなり「スーパーでんしずのう」がしゃべりだし、自爆装置のスイッチが押されたようなので、緊急事態。

早急な脱出を目指します。

まぁ、敵とのエンカウントもないし、カウントダウンもなかったので、立ち止まっていても大丈夫だったのかもしれませんけど、とにかく宇宙船に乗り込むと島が爆発してしまい、これで一件落着でしょうか。

このままエンディングに行くのかと思いつつも、出かけたきっかけが「黄金キセル」でしたし、最終目的がいつの間にか「おみっちゃん」の救出になってしまっていたので、王様のところに戻るようなわかりやすい帰結がないのがちょっと心もとないところ。

まぁ、この辺はイベントの流れで自然と「おみっちゃん」に導かれるように進んでいるのでその推移を見守っていると、「おみっちゃん」の家にたどり着き、「エビスマル」が宇宙人を呼びに行くと、外から轟音が聴こえてきました。

そこで「はぐれまち」の外に出てみると、どうやら街の外で何かが起きているわけでもないことが分かったので、とりあえずセーブをしつつも「はぐれまち」の中に戻ると宇宙人がとても可哀そうなことに……。

街中をウロウロしても真相が全く分からないため、改めて街の外に出てみると普通に雑魚がエンカウントしてしまい、いい加減にしろよ、と思いながら、再び「はぐれまち」に戻り、そういえば「ゴエモン」の家に戻ってみると、衝撃の展開が……。

まぁ、この辺はいろいろと強引なところがあるのですが、何はともあれ、「バトルおやぶん」との最終決戦。

正直、こんなところで「バトルおやぶん」なんてモノが出てきても盛り上がりに欠けるのですが、一応、ヤツがこまごまと登場していたいろいろな人ということなので、さっさとやっつけてしまいましょう。

「おはなちゃん」や「からくりむしゃ」との戦いの経験を活かして戦っていくと、「ゴエモン」が死ぬという衝撃な展開がありながらも、他の3人が生き残った状態で「バトルおやぶん」を無事成敗。

これですべてが解決されたということで、楽しいエピローグが流れたうえで、スタッフロールになるのですが、文字化けしていて何も読めません。

まぁ、スタッフロールの文字が読めなくても、冒険のあれこれが絵を通して伝わってきます。

そして、「ゴエモン」はいつものように盗みを働くということで無事エンド。

トータルプレイ時間は約1200分。

この時代のＲＰＧとしては、平均的なプレイ時間なんじゃないかな、と思いつつも、「ゴエモン」の目的とお使い内容と、お使いをこなした後でやれることのバランスが結構めちゃくちゃで、いろんな意味でファミコン時代のＲＰＧを楽しませてもらうことができました。

とりあえずファミコンのＲＰＧはしばらくいいかなぁ……。

ゴエモンの復活を祈るためには、引き続き『ゴエモン外伝２』をプレイすべきなんでしょうけど、それはまたしばらくしてから、ということで。

『ゴエモンのノリがありながらも、つくりはオーソドックスなＲＰＧ』コナミがんばれゴエモン外伝きえた黄金キセル <ファミリーコンピュータ> [ダウンロード版]

パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ（略称：パケログ）