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WONDERFUL LIFE - DOJINBARの女将

「感染」の恐怖… 殺処分拡大の悲劇を防ぐには

2019.02.06 01:50


農林水産省によりますと、豚コレラの発生が確認された愛知県豊田市の養豚場からブタが出荷されていた大阪府、長野県、滋賀県、それに、岐阜県の4つの施設でも、豚コレラの発生が確認されたということです

去年、9月からの豚コレラの発生は愛知県も合わせて5府県になりました。

国は養豚業者などに対して、飼育しているブタなどの状況をよく確認して、異常があればすぐに自治体の家畜衛生の担当部署に連絡するよう呼びかけています



昨夜の報道から一転… 5府県にまで拡大

豊田市、豊田市の養豚場が経営される田原市の農場への感染拡大が心配されていた昨夜でしたが、今朝の速報によれば既に「5府県」にまで感染拡大が確認されたとのことです。悪夢としか思えない…


豊田市と田原市にも農場のある有名な大きな養豚業をされていたところなようです。それ故に立派に育てられた豚たちや繁殖用の子豚が他県などに引き取られていたのでしょうが、その取引のあったルート分の危険をはらむと言えるのでしょうから、とんでもないことですね…。



今回の愛知県での感染は野生イノシシ以外での感染源が疑われていて、どういう経路なのか詳細もないので分からない。けれど、農場経営される皆様が大切な豚を感染から守る方法、有効な手段は一つもないのか、本当になかったのか…。


何が原因となるか分からない以上、県内での感染拡大を防ぐことは第1だけれど、県外であれ広範囲で警戒を促したりして、万が一に備えた施設消毒による徹底防御、出荷前の検査実施の呼びかけの徹底、通常よりも豚の体調などの管理に慎重にあたるとか…。


豊田市の農場の場合、ニュースで判明したのは体調が悪かった豚を他の病気を疑って豚コレラを疑わずに報告が遅れたことも問題視されるものだと思うのは勿論ですが、その間にも出荷された豚たちの血液検査などの徹底はどうだったのでしょうか…。



どのニュースも感染したことと処分の結果ばかりで、どうにも県や市の警戒意識も甘かったんじゃないかとか、大丈夫だろうといった杜撰な考えや対応があったのではないかと個人的には疑わずにいられないんですよね…。



愛知県は、日本国内でも屈指の“おいしい豚肉”の産地です。飼育方法や飼育環境を長年に渡り工夫されたブランド豚として恥ずかしくない豚肉を生産しています。


我が家little DOJINBARは、名物のスペアリブをはじめ多くの豚肉メニューが人気です。地元愛知の美味しい「もち豚」「みかわポーク」「渥美豚」を中心にお料理に使わせていただいてきているので、豚コレラの感染拡大(被害と犠牲になる豚たち)の鎮火をただ静かに祈るように願っていました。


今後の予想を上回る被害への不安と悲しく残念な思いについて静かに祈っていてもダメだという思いでブログに書いています。大切に育てられてきた養豚業の皆様、このような形で処分対象となる多くの豚たちに対しては言葉もありません…。



養豚業者の皆様へ

国は養豚業者などに対して、飼育しているブタなどの状況をよく確認して、異常があればすぐに自治体の家畜衛生の担当部署に連絡するよう呼びかけています。




報道機関へのお願い

現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることなどから、厳に慎むよう御協力をお願いします。

特に、ヘリコプターを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むよう御協力をお願いします。




私は養豚業をしている友達がいます。昨年から豚コレラについて話し、思いを聞く機会もありました。愛情こめて大切に丁寧に育てられる養豚農家の人たちが、その手で育てた豚たちを守ることが出来ず、殺処分に差し出すことになる思いを想像すると… ニュースも見ていられなくなります。


そして、感染してしまった豚たちを殺処分の使命を受けて派遣される自衛隊の皆様においても考え思うことがあります。


普段は災害の危険から私たちを救い助けとなるために危険と向き合ってくださる方々が、私たちと同じ心ある動物の命を助けることではなく命を奪うことを行うなんて。どんなに様々な状況を想定した訓練されたり、肉体的にも逞しい自衛隊員の皆様であれど、その精神面はとても心配です。どうか国や政府は自衛隊員の皆様に対して、感謝を込めて丁寧なケアに心ある対応に努められて欲しいです。


なぜ政府はワクチンを使わないのでしょうか。輸出の問題が絡むとはいえ、ここまで犠牲になった豚の頭数、処分で収束という言葉で片付けらていいものではないはず…… 今回発覚した地域からのさらなる感染拡大が心配です。



狂犬病予防法

ウイルス、感染という点からですが、犬を飼うと私たち飼い主は飼い犬に対して年に1回の狂犬病予防法に基づく予防接種を受けることが義務づけられています。皆様は生涯一度の犬の登録と共に毎年必ず予防接種を受け、その証となる「狂犬病注射済票」を首輪に装着する義務を守れていますか?


何か起きないとしない、そのような身勝手で無責任な飼い主がいるのも事実です。先日も不幸の一言で終えたくない、酷い飼い主に飼われることになったために咬傷事故を起こした悲劇な犬のニュースがありました。



咬傷事故は大型犬ばかりが危険とされるイメージがありますが、個人的には一概に言えない別の見方と考え方もありますが、話が広がってしまうのでこれは別の機会にします。(苦笑)


地域によっては可能性があるとしてか、実例をもととしてか、県や市の条例により「特定犬」として犬種やサイズなど(条件に合致する犬が特定犬と呼ばれます。)指定され、飼育や管理の仕方も別途必要となっていますが、これも全国どの県も制定して良いと思います。


下に貼ったリンク先の茨城県は「特定犬」を条例により定められていて、特定犬である旨の標識を掲示することが決められています。(県内で土佐犬に咬まれて死亡するという悲惨な事故が過去に起きてしまったようです。)



飼い主は飼い犬に義務と責任をもつべき唯一の存在です。こうした特定犬にあたる犬を飼う以上は特定犬というものを認識して、犬にとっての安全と県民にとっての安全を守るための条例などに沿った正しい飼育にあたるべきでしょう。


こうした事故を知ると思うのは、いつも犬ではなく「飼い主」の問題しかないんです。目で見える杜撰な飼育管理や不適切な環境の問題だけではなく、積み重なる心身のストレスを犬が抱えて生きていた問題は事故の発端ともいえる大きなものだと思いませんか。



行政側も特定犬の指定・登録だけではなく、その犬の終生にわたり飼育状況や環境を定期的に確認に行くことで安全のための改善指導も行えますから、こうした不幸な事故や虐待である犯罪を未然に防ぐこともできるはずですよね?


もちろん飼う以上はその責任は飼い主にあるわけですから、事故を起こした場合の犬の処分で済ますのではなく、飼い主の責任という罪を問い、徴収した罰金により犬の心身のリハビリに出来るだけ尽くし、社会に適応する犬に育成しなおせると一番だけど… 


理想すぎて無理があることも良く分かります。だけどせめて、豚の処分同様、犬の処分で収束するのではなく、責任ある飼い主に対する厳しい罰則規定を詳細にすべきだと思っていたりするんです。


咬傷事故までは起こしていなくても、何度も脱走させていたりする方もいます。


今回の事故のように、事故が起きて犬の登録が正確にされていないとか、狂犬病予防法違反である疑いなどが発覚したから逮捕に至るなんて… 

飼い主同様、栃木県の動物愛護環境にも重い問題を感じているんです。


犬の登録、狂犬病予防法の徹底、されてない飼い主により不幸な事故を招く犬たちが他にもいるんじゃないですか…?


これでは人間も犬も悲しみを生み望まないレッテルを貼られ、誰にとっても最悪でしかないもの、こんな飼い主に飼われる犬が気の毒なことです。


法律も含めて、犬も猫も飼育者を選ぶ時代になってほしい。


最後は豚コレラとは離れた話になってしまいましたが、私は養豚ではなく犬の飼い主だから、このような感じに…

申し訳ありません。(´▽`;

Lovely days  CHIKA'S MIND TRIP