オオサカン 第44回定期演奏会

2025/6/21（土）

15:15 開場

15:40より指揮者によるプレトーク開催

16:00 開演

住友生命いずみホール

客演指揮

岩村 力 氏

[プログラム]

吹奏楽のための「クロス・バイ・マーチ」／三善 晃

秘儀IX〈アスラ〉／西村 朗

三つのジャポニスム／真島 俊夫

水面に映るグラデーションの空／芳賀 傑

ピース、ピースと鳥たちは歌う／伊藤 康英

交響詩「鯨と海」／阿部 勇一

今回の定期演奏会は、現代の日本を代表する作曲家たちによる吹奏楽作品を集めた、聴き応えあるプログラムです。

それぞれの曲が独自の世界観を持ち、和の美しさ、宗教的神秘、自然の壮大さ、平和への祈りなど、多彩なテーマが音楽で描かれます。 

冒頭を飾るのは、三善晃の「クロス・バイ・マーチ」。従来のマーチとは一線を画す、鋭く知的な響きが印象的な作品です。

続く西村朗の「秘儀IX〈アスラ〉」では、東洋的な旋法や打楽器による力強い表現が、神秘とエネルギーに満ちた音世界を展開します。 

また、真島俊夫の名作「三つのジャポニスム」では、日本神話や祭りの情景が美しく描かれ、邦楽と吹奏楽が見事に融合しています。 

後半には、若手作曲家・芳賀傑による詩的な「水面に映るグラデーションの空」、伊藤康英の温かくもメッセージ性に富んだ「ピース、ピースと鳥たちは歌う」、そしてフィナーレを飾るのは、阿部勇一の大作「交響詩『鯨と海』」。壮大な海の物語が、吹奏楽のスケールで感動的に紡がれます。

吹奏楽の枠を超えて、芸術作品としての深さを感じさせるこのコンサート。

ぜひ会場で、音の物語を体感してください。

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