子どもに読ませてあげたい本「お金の教科書」
★ぱぱにっき
僕は4:30に起床します、この時刻は、冬だと外はまだ真っ暗です。
今日は、僕が住んでいる町の月1回の粗大ゴミ回収日でして、夕べ妻に娘の古いチャイルドシートを捨ててくれと頼まれていたので、粗大ゴミ回収場に行って来ました。ついでにポストに入っていた娘の新聞も回収して来ました。
娘の新聞の記事の中から今朝目に入ったニュースは、
「子どもの食事格差解消へ、東京・世田谷区」
先ほど捨てた古いチャイルドシート、結婚14年目で生まれた娘の安全のためのものだったので、我が家としては奮発してちょっと良い物を買いましたし、どこも壊れていなくて、状態もそこそこ良好なものでした。
夫婦揃って交友関係が広いほうではないため、知人の中にチャイルドシートを貰い受けたいと思える人が思い浮かばず、全然使えるものでも「捨てる」という選択肢を取ったわけです。
メリカリとか、リサイクルショップでお金に換金するという選択肢もあり、そのほうが、家計的にも、資源の再利用の点にも良かったかも知れません。
しかし、メリカリ?
妻も僕もどなたか分からない不特定多数の人とのやり取りを極度に避ける体質です。
リサイクルショップ?
いくらになるかわからないのに、わざわざ時間を作ってガソリン使って、利益あるの?そう言い訳です、、そもそも二人とも極度の面倒くさがりです。
本来自閉気質な僕には、関わりあうことを無意識に避けてるようです、意識して直そうとはしても根本はなかなか変らないもので、普通の人が普通にできることを真似することがなかなか難しかったりします。
自閉症のアスペルガー症候群の症状のひとつに「フラッシュバック」というのがあり、ふっとした瞬間に嫌な記憶が鮮明に再生されて心臓がドックンドックンしてしまいます。
普通は単なる「思い出し」に過ぎませんが、まるで僕自身がその場にいるかのような錯覚が起こり、感情が高ぶったり、イメージの中の人と口論をしていたり、要するにイメージの中でもう1回体験をしてしまうようです。
僕が今まで無意識に新聞やニュースや社会情報を避けていた理由(言い訳)のひとつとして、このような僕の体質と関係があるのかもしれません。
最近は「小学4年栗原心愛みあさん、死亡女児「父からいじめ」~」のニュースが連日報道されていて、ふっとした瞬間(仕事中にも)に心が震えるくらいの憤りを感じたりします。
“これは自分の事ではない、仕事しよう、仕事”と自分に言い聞かせて冷静(ただの冷たい人間?)さを取り戻したりしています。
少し前には「もうおねがい、ゆるして…」と書き残し、、、「目黒の5歳の女児、虐待死事件」、僕は、「子ども」というキーワードにすごく敏感なようです。
僕としては今朝の「子どもの食事格差~」ニュースも、子ども虐待ニュースも、格差社会における大人の経済的な余裕のなさから、心の余裕のなさへ繋がっているかと思っています。
※単なる僕個人の感想を述べているだけです。
日本といえば、この地球上で、先進国Top5の上位に君臨している経済大国です。
そのような国で、
「国民生活基礎調査」によると、日本の子どもの貧困率は13.9%…
7人に1人の子どもが学校の給食が絶たれると一日食事にありつけていない現実...
これは、国なのか政治なのか大人全員なのか、どこか病んでいるとしか言いようがありません。しかも、日本だけの問題じゃなく、これは地球規模で拡散しつつあるように見えます。すでに地球上には1%の人間だけが残り99%の人の全財産を合わせたより沢山所有している状態になっている状況です。
「民主主義+資本主義」が素晴らしいシステムであることは間違いないかもしれませんが、完璧なシステムではありません。ここまで問題がひどくなっては、もはやこの世にこれから何が起こるか非常に心配です。
親のエゴとして「娘の世代だけは平和でありますように~」と毎年神社で祈るだけです。
こんな格差社会において、親の貧困が子供に連鎖しないように、子ども頃からちゃっかりとお金の教育をせねばと思いました。
さっそく、アマゾンで「池上彰のはじめてのお金の教科書」を注文しました(自閉気味としては行動が早い!)。
この本、なぁぁぁぁぁぁんと、全ての漢字にふりがな付きです。もはや、子どもと一緒に読む絵本です。やるね、池上彰氏!まずこの本から初めて家庭教育における教科のひとつとして、マネー・マネジメントについて教えていこうと思った今日でした。
、、、おぉ、マネーマネジメント検定ってのがあるのか!今度調べて娘と一緒に受けてみようかな♪
お金と世の中のしくみを知ることは、
これからの時代を生き抜く力を身につけることです。
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