直売にこだわる♪~その③~値付けは自ら
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【コンセプト♪】
2017年に畑作独立後、
2年連続で一反当たりの年間売上額120万円の実績が出せています♪
小規模農業・家庭菜園で通用する(と思われる)
オレ流栽培のことを中心に、
メモ・備忘録も兼ねて綴っていきます♪
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僕が直売にこだわる理由↓
■ダイレクトに届けたい (直売にこだわる♪~その①~ダイレクトに届けたい)
■販売依存の回避 (直売にこだわる♪~その②~販売依存の回避)
■値付けは自ら (今回はここ♪)
■規格の概念を捨てる
■無理なく、多様性を持った栽培を続けたい
■入金サイクルが早い
今回は上記理由の三つ目
「値付けは自ら」
について書いていきます♪
お米や野菜育ててる農家さんの多くって、
自分で値段つけてることがあまりないのです♪
慣行栽培で、規模も大きく展開されている農家さんの多くは、
JAさんのように販路として頼りになるところに
決められた単価で、
育てたお米やお野菜をお渡しすることがほとんどだったりします♪
まとまった量で規格品であれば確実に買ってもらえるので、
農家としても安心できる仕組みになっているのかもしれません♪
しかし、
売値は基本「言い値」
になります♪
また、僕のようにこだわり野菜をお求めくださる
流通業の方や飲食店さん、小売店さんとお取引になると、
他の生産者さんの買取価格と比較しての提示額になったり、
運送料の値上げなど社会的な環境要因で、
値段交渉などのネガティブなアクションが生まれたりします♪
自ら生み出した価値である商品に、
自ら自信を持って値段を付けて提供することは、
至極当然のことと思っています♪
世の中のメーカー企業は、
自社の商品に「希望小売価格」というものを設定した上で、
それに対する掛け率で卸取引による流通展開ができているわけですが、
こと、農産物に関しては、
農家の「希望小売価格」というものを
ほとんど聞いたことがないのです♪
一消費者として、例えばスーパーに並んだお野菜が、
いくつもの流通業者を通して、
(契約栽培という取引もあるので一概には言えませんが)
結果的に提示された販売価格を見て、
僕はいつも感じています♪
「このお野菜を生み出している農家さんは、
最終的にご自身が育てたお野菜がいくらで販売されているのか
ご存知なのかなぁ」
って♪
全国各地に流通されるスケールで栽培されていたら、
わかりようがありませんね♪
これは僕の個人的な感情ですが、
自分が真心込めて、
毎日向き合って、触れて、可愛がって、
遂に収穫、ってところまで育ってくれたお野菜が
価値のある商品として嫁がれていくのに、
数値化したその価値(つまり販売金額)を自分で決められないのって、
オレ絶対それ不幸だわ、
って思ってるんですね♪
嫌なんですね♪
自分の知らないところでいくらで売られているのか、とか♪
僕には卸取引しているお客さまもいらっしゃるけど、
その方オンリーワンで、
取引価格は、すり合わせてお互いに納得のいく金額で
良好にお付き合いできています♪
僕が生み出した価値を、
十分理解してくださる、信頼できる方なのですね♪
僕は自分が育てたお野菜は、
価値あるものとして、
自信を持って自ら値付けします♪
価値として受け入れられないことも多々あるので、
それは果たして価格だけの問題なのか、
パッキングした際の見た目や、
他の要因も含めて
色んな視点を持って反省し、
ますます価値あるものを提供するモチベーションに
繋げています♪
値付けって、非常に難しいテーマですが、
日々の取り組みと、
直売に特化した強み(特に対面販売)で、
価値の需給バランスを見誤らない努力を続けています♪
今後も、です♪
やはり字ばかり(というか字だけ♪笑笑)の内容になってしまいました♪
次回は、直売にこだわる理由の四つ目
「規格の概念を捨てる」
について、
実際例を出しながら書けるようにします♪
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