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マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編68』

2019.02.06 23:00

「なおちゃん、スマホ返して。私が話すから」



「大丈夫だからね、俺に任せて」



『あの、すいませんが、まりあに代わって下さい』



「それはできないな」



「なぜ俺が彼女と一緒にいるのか?東京に帰ったら話がしたい。どこかで会えないかな?」



『三人で…ですか?』



「いや、二人だけで会いたい」



『迎えに行くから空港で会いましょう』



「さっきの口ぶりじゃ、君…」



「彼女の顔見たら、何するかわかんないだろ?」



『…まりあがそう言ったんですか?』



「違う。俺がそう思ったんだ」



『…いいですよ。場所と時間を指定して下さい』



「じゃあ、東京に着いたら俺から連絡するよ」



『わかりました』



まりあは眉間にしわを寄せて、不安そうな顔で直人を見つめている。



その手は胸の前で組まれ、小刻みに震えている。



直人が片手を伸ばし、まりあの手を大きく優しく包み込んだ。



「あ!それから、彼女の家に行っても無駄だから」



『どういう意味です?』



「彼女は安全な場所で保護するから、マンションに行っても会えないよ」



『何ですか?それ…』



「自分の胸に手を当てて聞いてごらんよ」



「心当たりがあるはずだ」



『……』



碧は何も返してこなくなり、直人はそのまま電話を切った。



つづく