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キャンピングカーで日本一周

2月1日 先島諸島へショート・トリップを考えるの巻

2019.02.06 23:51

沖縄に来てから46日目を迎えようとしている。


この間、大方の市町村を訪れ、本島も一周し終えた。


最後にもう一度、ヤンバル在住の旧友と会って盃を交わす約束をしているので、近隣の沖縄美ら海水族館と今帰仁城は最後の楽しみに残しているが。


当初のざっくりとした計画では、フェリーで与論島、沖永良部島、奄美大島と立ち寄り、今時分は とっくに鹿児島へと戻っていたはずであった。


しかし、正月早々Yが風邪をこじらせてしまい、人混みを避け、車内療養の日々を送っていたこともあり、思いの他のんびりと過ごしてしまい、今日に至っている。



そして、今、我々夫婦は、「九州は、まだこれから雪が降る可能性があるから、しばらくは沖縄にいた方が良い」「宮古島、石垣島には行ったほうがいい」という、ウチナンチュの友人からのアドバイスもあり、宮古島・石垣島方面へのショートトリップを計画している。





もともとは、宮古島や石垣島方面には行かないつもりだった。 


那覇から宮古・石垣方面へは、鹿児島から沖縄に来たようなカーフェリーが無く、貨物としてコンテナに積み、別送で車を運ぶしか手立てがない。


別送では、まず出発港へ行って車を搬入し、それから人間は一足先に飛行機で現地まで移動。 そして現地の到着港で待機し、車を受け取らなければならない。


しかも、トラック(5m未満)だと石垣までだけでも片道8万円ほどと、非常に高くついてしまう。


島に車が持ち込めないなら、身一つで飛行機に乗って行くことになるが、そうなると、その間お荷物となるキャンピングカーを、一体どこに置いて行けば安全なのか、と段々と考えるだけでも面倒になってしまい、島に魅力は感じていても、とても行動に移す気にはならなかったからだ。



しかし、親切なウチナンチュの方々から、いろいろとアドバイスをもらったこともあり、さらにネットでよくよく調べると、那覇市内に一定期間キャンピングカーを停めても大丈夫そうな駐車場がいくつかありそうだということがわかり、KY夫婦は、急遽、宮古・石垣方面へのショート・トリップを考えてみることにしたのだった。



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ということで、今日は、さらなる情報収集のため、那覇市のバスターミナルビル2階にある「沖縄観光情報センター」に行ってみることに。




ここでは沖縄観光のパンフレットが充実しており、英語だけでなく中国語・韓国語ほかで検索できる端末も備え付けられている。


外国人に沖縄の文化についても触れてもらえるよう、琉球織物や焼き物ほかの展示、大画面での沖縄の自然・文化紹介の映像などがあり、広々としたフロアでゆっくりとテーブル席に腰を下ろして旅行計画を立てることができる。


カウンターには3人の女性がいるので、早速、こちらの事情を説明して、キャンピングカーを一定期間停められるような駐車場や、交通手段、離島での宿泊事情などについて聞いてみる。  


しかし、飛行機、フェリーの運行表や時刻表、駐車場や宿泊施設のリストなどの個別の情報についての用意はなく、すぐに調べて対応し、アドバイスをくれるという様子でもない。


他に訪問者は誰一人おらずという状況であったが、「多少お時間がかかりますが」という言葉を三度耳にしたところで、自分でネット検索した方が早そうだと悟る。


基本的には、観光局や旅行会社が用意した各地域・各言語でのパンフレットを棚に並べ、管理し、大まかな出来合いのツアー、観光地についての案内を(外国語で)する、というのが彼女達の業務であるらしい。


それ以外については、旅行会社を紹介するか、日程などがはっきりしていれば、多少時間はかかるが、質問内容に応じて個別にネットで調べてくれるという。


 

ネットで調べるなら、自分で調べても同じこと。


ここに来れば、まとまった資料が得られ、比較検討しながら計画が練れると思ったのだが……。



礼を言って、センターを後にする。



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次に、最寄りの本屋に寄って、離島巡りの参考図書を購入。



ここには、島ごとにフェリー、飛行機、宿泊施設についての情報が掲載されている。


先ほど訪れた観光情報センターに、これ一冊でも用意があれば、すぐにアドバイスもできるはずなのに、と残念に思う。


おそらく沖縄を訪れる人たちは、すでにパックツアーか、もしくは計画を練り上げてからやって来るので、現地では受け入れをきちんとこなすことが重要であり、資料を提示したり、アドバイスするための情報収集をしておく必要はないのであろう。



他にも幾つか旅行社を回って、本島での安全な駐車場とセットとなった、交通、宿泊、レンタカー等のトータルサービスはないかと探ってみたが、答えは否であった。


ということで状況は察しがついたので、すぐに車に戻り、ガイドブックに目を通しながらネット検索する。



しばらくの間、他にこの地でやらなければならないことも出てきたので、航空券や旅館代が安くなる2月21日ごろに合わせて、2週間程度の予定で、宮古・石垣・与那国島あたりを巡ってこようと思っている。