ZIPANG-10 TOKIO 2020 ~ 新たな輝きを放つ、歴史的建築の宮殿で味わうアーバン・ラグジュアリー体験 ~【アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン】
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン
全面改装を経てオーストリア初アナンタラ・ブランドとして
リニューアルオープンし本格展開を開始
【2025年5月】アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン(Anantara Palais Hansen Vienna)は、昨年アナンタラ・ホテルとしてリブランドし、この度、全面的な改装を経て華やかにリニューアルオープンしました。これにより、オーストリアの首都ウィーンにおけるアーバン・ホスピタリティの新たな幕開けを告げるとともに、同国におけるアナンタラ・ホテル&リゾートブランドの初上陸を飾り、本格的な展開を開始しました。
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - 外観
■アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーンの歴史
ウィーンを代表する高名な建築家であるテオフィル・エドヴァルド・フォン・ハンセン男爵(Baron Theophil Edvard von Hansen)によって、1873年の万国博覧会のために設計されたこの歴史的建築の宮殿は、ウィーン初のアーバン・ラグジュアリー・リゾートとして、歴史と現代が絶えず交わる場所として生まれ変わりました。
当初はホテルとして建てられたこの由緒ある宮殿は、その後、集合住宅や官公庁舎としての役割を果たし、2011年に再び原点であるホスピタリティの世界へと立ち返りました。150年以上の歴史を誇り、現在もウィーンのネオ・ルネサンス建築を代表する傑作の一つとされているこのランドマークは、大理石の床、漆喰の天井、イオニア式の柱、文化財に指定された階段など、館内の多くのパブリックスペースにハンセンの意匠を色濃く残しています。
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーンは、歴史的な壮麗さと現代的な快適さ、そしてアジアにインスパイアされたホスピタリティを融合させています。ウィーンの歴史ある金融街のリング通り沿いに位置し、ウィーンの“リトル・パリ”とも呼ばれる魅力的な住宅街であるセルヴィーテンフィアテル地区からもすぐの距離にある同ホテルは、ウィーンならではの気品と国際的なエレガンスが調和した、唯一無二の雰囲気を提供します。
■宿泊空間
今回のリノベーションにより、ホテルの152室のゲストルームおよびスイートは刷新され、温かみのあるニュートラルカラーに包まれた、静かで親密な雰囲気を醸し出す心地よい空間へと生まれ変わりました。
滑らかな質感と多孔質の素材、光沢のある仕上げとマットな仕上げといった異なる質感の巧みな組み合わせが、3つの中庭から差し込む自然光を最大限に引き立てています。
大理石のバスルームやアクアディパルマ(Acqua di Parma)のアメニティ、防音性の高い三重ガラスなどの贅沢なディテールに加え、天井高3.5メートルの開放感と大きな窓が、空間の広がりを際立たせます。
一部の客室やスイートにはバルコニーが設けられており、最上級の客室では、並木が美しいリング通りの景色を望むことができます。
ウィーン最大級の広さを誇るプレジデンシャル・スイート(270平方メートル)は、7つのフレンチバルコニーに囲まれ、プライベートコンサートのためのグランドピアノを中心に据えたラウンジ、グルメを楽しむためのダイニングエリア、窓辺に設えられた大理石のバスタブを備えたウェルネス空間を擁しています。
リクエストに応じてベッドルームを4室に拡張することも可能で、最大408平方メートルまで広がります。
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン -プレジデンシャル・スイート:リビングルーム
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - プレジデンシャル・スイート:バスルーム
■ダイニング体験
ホテルの美食の世界は、3つの異なるコンセプトを通じて展開されます。星付きのファインダイニング「エドヴァルト(Edvard)」では、ヘッドシェフのポール・ガマウフ(Paul Gamauf)が、自然のリズムに寄り添ったテイスティングセットで前衛的な料理を提供します。彼の熟練の技によって、厳選された食材は、サステナブルかつ廃棄を最小限に抑えながら仕上げた料理やドリンクへと昇華されます。
■アナンタラ・スパ
800平方メートルを誇るアナンタラ・スパでは、ブランドの「東洋と西洋の融合」というウェルネス哲学が深く息づいています。カップル向けスイートや女性専用エリアを含む6つのトリートメントルームに加え、フィンランド式サウナ、ハマム風スチームバス、サナリウムが完備されています。シグネチャートリートメントや深いリラクゼーションをもたらすマッサージに加え、このスパでのウェルネス体験は、インテンス・パルス・ライト療法(IPLセラピー)、痩身施術、高度なフェイシャルトリートメント(ValmontやElemisの製品を使用)といった最新技術を用いたセラピーにまで広がります。併設のフィットネスセンターではトレーニングも可能で、ドナウ運河やリンク通り沿いの、気軽にアクセスできて美しい景観を楽しめるジョギングコースもご案内できます。
■ホテル内外での特別なエクスペリエンス
徒歩での散策に適した絵画のように美しいウィーンは、歩いて探索するのに最適な街です。歴史愛好家であれば、ハンセンを研究する専門家によるガイドツアーに参加した後、かつてハンセンが建設した宮殿のためにシャンデリアやガラス製品、装飾美術品が作られていた、由緒あるロブマイヤーの工房を訪れることもできます。
暖かい季節には、市内にある風光明媚なブドウ園を訪れ、ワイン造りについて話を聞きながら、典型的な「ホイリゲ」(居酒屋風の料理)と地元のワインを楽しむピクニック体験も良いでしょう。
ホテル内では、アナンタラのシェフが「スパイス・スプーン」プログラムの一つとして、セモリナ団子のスープや人気のカイザーシュマーレンパンケーキ(皇帝のパンケーキ)など、地元の定番料理にフォーカスしたダイナミックな料理教室を開催しています。
ホテルにはウィーン最大のボールルームがあり、最大265名まで収容可能です。自然光がたっぷりと差し込み、通りからの独立したアクセスや、ハンセンによってデザインされたホワイエ(玄関ホール)も備えています。
エグゼクティブ・ボードルーム、プライベート・リーディングルーム、さらに8つの会議スペースも完備しており、結婚式や会議、プライベートイベントに理想的な会場となっています。
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーンは、ウィーン国際空港(VIE)から車で約25分の距離に位置しています。詳細・最新情報については、以下の公式サイトをご覧ください。
■所在地 : Schottenring 24, Wien 1010
■電話 : +43 1 236 1000
■料金 : デラックスルーム(2名1室利用)1泊550ユーロ~(朝食込み)
■公式サイト: https://www.anantara.com/ja/palais-hansen-vienna
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - THEO's Lounge & Bar:バーカウンター
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - プレミアムフレンチバルコニールーム
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - アナンタラ・スイート:リビングルーム
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - ウィーンのブドウ園エクスペリエンス イメージ
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - アナンタラ・スパ:トリートメントルーム
アナンタラ・パレ・ハンセン・ウィーン - THEO's Lounge & Bar:内観
■アナンタラ・ホテル&リゾート(Anantara Hotels & Resorts)について
現代の旅行者のためのラグジュアリーなホスピタリティ・ブランドであるアナンタラは、2001年の創業以来、世界でも有数の素晴らしいデスティネーションで、本物の場所、人々、物語とゲストを結びつけてきました。
アナンタラでは、どのホテルであってもその土地の環境や文化を大切に取り入れ、お客さま一人ひとりにとって忘れられない思い出を作り出します。アナンタラは、都会から海、砂漠からジャングルまで、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、中東、インド洋地域に50軒以上のホテル&リゾートを展開し、心温まるタイ流のおもてなしを提供しています。
アナンタラはマイナー・ホテルズ(Minor Hotels)のブランドであり、ゲストはGHA DISCOVERYの一環である統一されたロイヤリティ・プログラム「マイナー・ディスカバリー(Minor DISCOVERY)」を通じて特典を享受できます。
■マイナー・ホテルズ(Minor Hotels)について
マイナー・ホテルズは、世界57カ国で560軒以上のホテル、リゾート、ブランド・レジデンスを運営するホスピタリティ業界のグローバル・リーダーです。アナンタラ、アヴァニ、エレワナ・コレクション、NH、NHコレクション、nhow、オークス、チボリの8つのホテルブランドと、多彩なレストラン&バー、旅行体験、スパ&ウェルネスブランドの多様なポートフォリオを通じて、革新的で洞察に満ちた体験を創造しています。
40年以上にわたる専門知識をもつマイナー・ホテルズは、ゲスト、チームメンバー、パートナーにとって最も重要なことに常にフォーカスすることで、より強力なブランドを築き、永続的なパートナーシップを育み、ビジネスを推進しています。
マイナー・ホテルズは、グローバル・ホテル・アライアンス(Global Hotel Alliance / GHA)のメンバーです。「GHA DISCOVERY」の一部である統一されたロイヤリティ・プログラム「マイナー・ディスカバリー(Minor DISCOVERY)」を通じて、ゲストの皆さまに特典を提供しています。
昭和の記憶
オーストリア・ウィーンには、これ迄写真撮影で2度訪れた。(当時、北への入口だった)
ウィーンと言えば、セゼッション(仏:アール・ヌーボー)の建築・インテリア。
オットー・ワグナーのマジョリカハウスを始め、彼の代表作品と言われている、床にガラスブロックや当時貴重なアルミニウムを使ったデザインの「郵便貯金局」…
セゼッショニスと呼ばれる彼の教え子たちの建築作品。オルブリッヒやホフマン、そして、「建築に装飾はいらない」で知られるロースなどの才能豊かで個性的な建築家たち・・・。
さらには、あのマリー・アントワネットが育った壮大なシェーンブルン宮殿や、モーツアルトの足跡、マリア・テレジア・イエローの街並み、わらじのようにデッカイ”カツ”の元祖レストラン・カフェ、公園でのクラッシックコンサート等々、見飽きる事のない街だ!
映画好きの小生にとって忘れられないのは、1949年製作のウイーンを舞台にしたオーソン・ウェルズ主演「第三の男」なのだが…中学1年の時、叔父がカンヌ映画祭で受賞した話題の映画がリバイバル上映されるから観てきてはと薦めて小遣いをくれた事があり、ただで観れるならと出かけたまではよかったが、モノクロの画面は暗く陰気臭い(当時西部劇に凝っていた)、いくら映画好きでも内容が全く理解できないまま家に帰ってきたのだった。(ただより何とかという諺が身に沁みた)
ただ一つ救われたのは、心や体が何故だか弾むような気分になる、古楽器ツィターの奏者で作曲家アントン・カラスの演奏曲ハリー・ライム・テーマが全編に流れていたことだった・・・。まさかその時、何年か後にウィーンの民藝レストランにおいてアントン・カラス最後のお弟子さんから生演奏を聴けるなんて、お天道様だってご存知なかったと想う・・・
突然、唯一記憶にあった並木道のラストシーンが甦ってきたのだった・・・
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
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世界有数の建築遺産を数多く有するトルコ
トルコについて
地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、2019年には約5,200万人の観光客が訪れました。
文化が交差するこの国は、伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、またダイナミックなショッピングとエンターテイメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。
世界有数の建築遺産を数多く有するトルコの中でも、長年において“トルコの異文化共存の象徴”として世界中の人々を魅了し続けてきた、「アヤソフィア(ギリシャ語ではハギア・ソフィア)」 は、このたび「アヤソフィア イ ケビル ジャーミィ (Ayasofya-i Kebir Camii)」 と改名し、博物館からモスク(イスラム教礼拝所)へとかつての役割を取り戻すこととなりました。
荘厳さ、大きさ、機能性を兼ね備えた本モスクにはどなたでも無料で入場できるることとなりました。
人類の文化的蓄積や歴史的遺産として大きな意味を持つアヤソフィアは、近隣のトプカプ宮殿博物館と並ぶイスタンブールを代表する人気観光スポットのひとつです。
1985年にユネスコの世界文化遺産にも登録され、現在も礼拝時間以外は世界中からの旅行者にその門戸を開いています。
また、海外旅行がままならない現在、トルコ共和国文化観光省が開発した3次元画像処理技術によるバーチャルツアーを利用することで、ご自宅に居ながらにして観光を体験できます。360度見渡せるこのバーチャルツアーは、旅行好きな方だけでなく、アート愛好家にも必見です。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-4 TOKIO 2020速報 トルコを代表する世界遺産、「アヤソフィア」改名&世界初「セーフ・ツーリズム認証」プログラムを導入&カッパドキアの空に浮かぶ気球からパフォーマンスを配信!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10196140
世界中の注目を集め続ける英国王室
11世紀から現代まで伝統を受け継ぎ、今もなお世界中の注目を集め続ける英国王室。
幾度かの王家転変を辿る中で、傑出した人物たちが現れます。
6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世(チューダー朝2代目)、最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通した“ヴァージン・クイーン”エリザベス1世(チューダー朝5代目)、そして現在の王であるエリザベス2世(ウィンザー朝4代目)。
女王自身はもちろん、息子であるチャールズ皇太子、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子― ロイヤルファミリー全員が、日々のニュースにも頻繁に登場するほどの人気ぶり。
このようなとてつもない人物たちが、英国王室の歴史を脈々と創ってきました。
本展は、チューダー朝から現ウィンザー朝まで、5つの王朝の重要なポートレート作品(絵画・写真等)約100点が、世界屈指の肖像画専門美術館ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーより来日。作品の魅力と併せ、美しく気品に満ちた肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命‥幾度となく映像化や舞台化され、いつの時代も世界中を虜にする「英国王室の物語」を存分にお届けします。
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーは英国王朝の最も重要な肖像画を所蔵する美術館です。本展では、ポートレート作品(絵画・写真等)100点あまりから5つの王朝におよぶ英国王室の歴史を紹介します。