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「古志」深川句会(5月)を終えて 2

2025.05.24 21:00

引き続き、5月14日(水)の「古志」深川句会より。


特選句からいくつか。


夏川のますらをぶりも郡上かな   篠原隆子


水都・郡上八幡には三つの大きな川が流れ込んでいます。


なかでも吉田川は清流でありながら、


一方では、いわゆる暴れ川の顔ももっています。


そんな川を益荒男(ますらを)と褒め称えている一句。


夏になり、いよいよ力強さを増しているのです。

(Photo by Canva


蠅叩島の時間はゆるやかに   神戸秀子


「島の時間はゆるやかに」は「ただごと」なのですが、


蠅叩の季語をもってきたことで、


一句にしっかりとした核が生まれました。


季語のおかげで、島の生活が背後に見えてくるのです。


しかも、それが決して、快適なことばかりではないことも見えてきます。


そのため、この句では時間という形のないものが、


しっかりと形をもって感じられます。


「古志」深川句会は毎月第2水曜日に開催しています。


次回は6月11日(水)13:30〜


会場は江東区森下文化センターです。


「古志」の会員の方はどなたでもご参加いただけます。


会員以外の方は体験参加が可能です。


初心者の方も歓迎いたします。


詳細は「古志」公式サイトを御覧ください。