ソフトバンク2019育成3年目の選手たち
支配下選手登録とは別に毎年指名される育成選手。
育成選手の契約は基本3年。
3年以内に支配下選手登録されることが最低限の目標である。
千賀、甲斐、牧原と3選手が活躍した2010年育成組は特別な存在であるが、
育成選手にとって励みになることであろう。
2016年オフ育成ドラフトで指名された選手は、
今年3シーズン目を迎える。
6名の育成選手が入団したが
4位の森山孔介と6位の松本龍憲は昨季限りで戦力外となった。
(森山はソフトバンク本社に入社、松本は独立L挑戦)
2016年
育成1位 大本将吾
186㎝94kg、右の大型外野手。
昨季は三軍で72試合出場し打率.262、3本塁打。
二軍出場は無かった。
育成2位 長谷川宙輝
清徳学園高校時代は西東京のドクターKとして注目される。
17年ポストシーズン前の紅白戦で一軍打者相手に好投。
昨年支配下候補として報道もされたが登録ならず。
昨季三軍では16試合に登板し5勝3敗、防御率1.88。
二軍でも12試合に登板した。
育成3位 田城飛翔
八戸学院光星高校出身の左の外野手。
昨季は三軍で85試合、打率.281、二軍出場は1試合のみ。
育成5位 清水陸哉
京都国際高校卒業の右の外野手。
昨年春に左母指基節骨観血的固定術を受ける。
昨季三軍で65試合に出場した。
勝負の3年目だが、1月に右足関節鏡視下骨棘。
キャンプに松葉づえ姿で合流。復帰まであと3か月かかるとのこと。
田中正義と古谷優人をドラフトで指名したこの年は
育成含め10人中9人が高卒ルーキー。
大卒の田中以外は、まだ一軍実績のある選手はいない。
育成の中で一番支配下に近いのは長谷川だろう。
今季は支配下の枠も例年より多いので
オープン戦でどこまでアピールできるかがカギになりそう。
他の3選手はまずは二軍定着。
そこからだろう。