【コラム】スペシャルティコーヒーって何!?定義はあるの?
昔に比べ、雑誌やテレビでコーヒーの特集を見かけることが増えていますよね。
近年のコーヒーブームは「サードウェーブ」と呼ばれ、多くの人々に親しまれています。
その「サードウェーブ」に関わるキーワードのひとつが、「スペシャルティコーヒー」です。
Prism coffee beanが委託販売をさせていただいているカフェ「conaya」さんでも、美味しいスペシャルティコーヒーをいただくことができます。
一見しただけではどんなコーヒーか想像しにくいですが、「スペシャルティ」という名前からして、なんだか特別そう…
今回のブログでは、人気の「スペシャルティコーヒー」を分かりやすく紹介していきたいと思います!
スペシャルティコーヒーのポイント2点
スペシャルティコーヒーは、「日本スペシャルティコーヒー協会」によるいくつかの定義を満たしたコーヒーのことを指します。
コーヒーが消費者に届けられるまでさまざまな項目について定められていますが、重要なポイントは「美味しさ」と「管理」です。
「美味しさ」の定義には、飲む人が美味しいと満足するコーヒーであること、適切な抽出がされていることなどが挙げられます。
コーヒーを販売・提供する人ではなく、消費する人の目線に重きが置かれているのが大きな特徴です。
広告などで「美味しいコーヒー」と宣伝されていても、実際に飲んで美味しくなければ満足できませんよね。
また、美味しいコーヒーを提供するためには徹底した「管理」を行う必要があります。
コーヒーが液体として消費者に届くまでには、多くの段階が存在します。
コーヒーの実から種子(コーヒー豆)を取り出すところから始め、豆の乾燥・焙煎・抽出と非常にたくさんです。
もちろん、輸出・輸入時や店舗等での保存管理もその段階に含まれます。
もし、どこか1カ所でも管理の質が悪ければ、食べ物であるコーヒー豆は劣化して美味しくなくなってしまうでしょう。
全ての段階において、一貫した体制・工程・品質管理が行われていることがスペシャルティコーヒーにおける「管理」の定義です。
スペシャルティコーヒーは特別なコーヒー!
スペシャルティコーヒーは、しっかりと「管理」され消費者が「美味しい」と感じられるコーヒーです。
一貫された品質管理は「収穫されたコーヒー豆の段階からカップの中の液体まで」という意味を込め、「From seed to cup」と呼ばれています。
欠点のないよう、全てにおいて気が配られている特別なコーヒーなのです。
また、スペシャルティコーヒーは、風味においても独特の表現がされる場合があります。
次回のブログでは、スペシャルティコーヒーならではの風味の違いを紹介します!