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Mercedes SLK

2019.03.16 03:42

初代マツダ・ロードスター(MX-5 Miata)が1989年に発売され、世界的に大成功を収めたことから、これ以降、欧州の各メーカーがこぞって小型2シーターオープンスポーツを発表しました。そんな中、メルセデスから発表されたのがCクラスをベースとした小型2シーターオープンスポーツのSLKだったのです。

日本人としてとても誇らしく思いますが、80年代後半から90年代にかけて日本車はとても元気な時だったのです。スカイラインGT-R(R32)もこの頃に発表され、世界の自動車メーカーは驚愕したのでした。

メルセデス SLK、ドイツ本国での発売は1996年でしたが、日本では1997年から発売されました。電動でスチール製のトップが開閉できる“バリオルーフ”を搭載し人気を博しました。

スチール製のトップを閉じれば普通のクーペとして使えるので便利です。

日本では、発売の前年から予約が殺到して1997年販売分は即完売となったのですが、約500万円ほどの車両価格を考えれば驚きです。

当初は、パワートレインは2.3リッター スーパーチャージャー(メルセデスでは、コンプレッサーと呼びます)の1本だけでしたが、ボディ・カラーもポップな色も多く、内装色もカラフルな色を選択することができました。2000年のマイナーチェンジでV6 3.2リッターも投入され、外装もフルカラード化されました。

私は、初代(R170)が一番好きです。二代目も悪くないと思いますが、シンプルなデザインとコストがかかっていると伺える造りが初代の良いところだと思います。

メルセデスが「agility」を掲げる以前のモデルなので、同時期のBMW Z3なんかと比べるとスポーティーさには欠けますが、そこがメルセデスの乗り味と言えます。

2.3リッターでも出力は190ps以上あるので、決して遅いということはありません。

今、初代(R170)を手に入れる絶好のチャンスだと思います。新車当時約500万円もした価格も中古車市場ではだいたい50万円~100万円、約600万円したSLK320でも同価格帯で売られています。オープンスポーツはセカンドカーとして使われることが多いので程度の良い個体が少なくありません。

SLKもクラシックモデルとして価格が高騰すると思われますので、今が買いの時期なのは間違いありません。

欠点としては、内装のコンソール周り樹脂部品の塗装が剥がれやすいことですが、そんなのリペア業者がありますので心配ありません。新品部品に交換するって手もありますし...

いい出物があれば買っちゃってください、国産車では得られない何かを手にすることができます。小型2シーターオープンスポーツがあなたの日常を変えます...きっと

☝このイエローカラーもこのクルマのキャラクターに合っています。

☝1994年のトリノモーターショーで公開されたSLK CONCEPTです。

☝以外と少ないのが、ホワイトカラー !

☝リアスタイルもいい感じです。この頃のメルセデス共通のデザインである“おむすび型”テールランプです。

☝正面から見てもカワイイ顔しています。

☝インテリアもシンプルで好みです。初期型では、左ハンドル、右ハンドルが選べました。

☝スチール製トップはこのようにトランクルーム内に収まります。当然ながらラゲッジスペースは狭くなります。

☝この個体は、シックなカラーリングです。これが標準なのかもしれません。

☝コンソール周りはこんな感jじになります。この画像ですと、グレーの枠のあたりの塗装が剥げやすいのがウィークポイントです。

☝2.3リッターコンプレッサーを搭載するエンジンルームはこんな感じです。

☝この角度から見たスタイルも好きです。ボンネットのパワーバルジがカッコいい !!

☝シンプルで小振りなボディにこれまたシンプルな大径ホイールが良く似合います。これかなりセンスいいです !!

☝スピードメーターのデザインも洒落てます。

☝キャバス製のシートはこんな感じになります。

☝バリオルーフはこのように作動します。

☝タミヤからも1/24スケールモデルが発売されました。今は絶版となっているようですが、気長に待てば、そのうちスポット生産で再販されると思います。

これなら、私にも買えます ‼

☝こちらが二代目SLK(R171)になります。

☝後ろから見たところ。