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美容師のプライベート

2019.02.09 13:28

最近、インスタからこちらのHPへのアクセスが非常に多い。

ということは、インスタを見て「panipaniってどんな美容室?」と興味を持っていただいたということだろう。


巷のイケてる俄かインスタグラマー達は、仕事とプライベートとアカウントを分けているらしい。

なんならダイエット垢まであるツワモノも。。


しかし、私のインスタアカウントは 

panipani.life

ただ一つである。


よって、サロンワークの投稿に加え

子供達との暮らしっぷりから、私の酒豪っぷり、

しまいにはちょっとした家庭の諸事情までが、

この一つのアカウントに

ギュッとギュギューッと

詰め込まれているのである。


以前は子供の顔出しや、プライベート垂れ流しに関して

心配してくれる方達からの助言もあったのだけど

そんなのカンケーねー!と垂れ流し続けて早4年✌️


宣伝広告費0円で4年もpanipaniが続いているのは

この「プライベート垂れ流し」が効いているのではないか…


皆さんは、自分が通っている美容師のプライベートをどれぐらいご存知だろうか。


このイケメン美容師、指輪してないけど既婚者なのか独身なのか…


こんなにイケメンなのだから、休みの日はきっと真っ白なバスローブの前をはだけさせたままソファに座りエスプレッソなんて片手に吉田修一あたりの文庫本を読んでいるに違いない。


そこへ「素肌に白いメンズシャツ」という40代オバさん共が実はこっそり憧れている出で立ちで現れた20代とおぼしきロングヘアがよく似合う華奢な女性。

気怠そうにソファへ近づき、後ろから男性の首に軽い朝の挨拶をする。自分もエスプレッソを淹れに行こうと白い腕を解こうとしたら、文庫本を持ったままの大きな手で力強く引き寄せられソファに押し倒され…×○×□☆‼︎(゚∀゚)‼︎ヒーハー‼️


などという実にけしからん妄想をしていても!

そのイケメン美容師の実情は!


家に帰ると5人の子供がお腹を空かせて待っていて

1番幼い赤子を背負ったやつれた妻に、「アンタ!また靴買ったでしょ!もう!いい加減にして!靴買う前に米買いなさいよ!」という恫喝を聞くまいとイヤホンをはめ、自室へ篭りオンラインゲームに興じているかもしれませんよ!お客さん!


このように!

美容師のプライベートを知ったところで幸せにはなれないのかもしれない…


しかし、その美容師の人となりが分かることにより

今まで以上に安心して髪を任せられるということもあるのではないだろうか。


ただ髪を切って整えるだけが美容師ではない。


その人の日々を、よりステキに、より愉しく過ごせるように

その時間はその人だけの専属ライフアドバイザーであるべきなのだ。


美容師という生き方に、仕事とプライベートという区切りはいらない。

美容師は職種ではなく、「人」なのである。

誰かに「あの人に会いたい」「あの人と話したい」「あの人に切ってもらいたい」と思ってもらえる人である為に


私はプライベートをさらけ出して生きて行くのである…


40歳 美容師 いづみ


タッタ ターラッター ターラララララー


と、葉加瀬太郎のバイオリンの音色が聞こえてきたところで

一瞬我に返って、読み返してみたら

あわや欲求不満の素人おばさんが書いた官能小説みたいになりかけてたけど


フォロー外さないでください❣️