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【代表戦STATSページ開設】中南米に強い打者は誰か?

2019.02.10 15:00

今シーズンオフに開催される第2回Premier12に向けた強化試合として、稲葉監督率いる侍JAPANは、3/9、3/10にメキシコ代表と対戦します。一部報道によると今回来日するメキシコ代表の中には、昨季MLB革命を起こした“オープナー制”の代表的選手のセルジオ・ロモ(前タンパベイ・レイズ)をはじめ、メジャーで実績充分なフェルナンド・サラスや、ダニー・エスピノーサなどバリバリのメジャーリーガーの名前が挙がっているそうです。彼らは現在FA中で所属先が決まっていない中、貴重なアピール&実戦経験の場になるのではないかと思います。更にNPB経験者も多く含まれていてルイス・クルーズ(元読売、千葉ロッテ)、ルイス・メンドーサ(元阪神、北海道日本ハム)、アグスティン・ムリーヨ(元東北楽天)など、もしこの報道が本当ならば、WBCなどでしか対戦できないような強力なメンバーとなります。当サイトではこれまで、シーズン前の3月の強化試合開催に反対の立場を取っておりましたが、これだけの面子が揃うならば単純に“見たい”と思ってしまいました。


代表戦STATSページを開設しました

今回の対戦相手メキシコ代表ですが、特徴としては投手にタレントを擁するイメージで、いわゆる“動くボール”を軸に打たせて取る投球が持ち味です。日本でも昔に比べてツーシームなど動くボールが使われるようになりましたが、海外の野球ほど多くはありません。今回の侍ジャパンは若手主体のメンバー編成になると予想されますが、注目ポイントはやはり“動くボール”を打つことが出来るか?になるでしょう。そこで、今回は過去の侍ジャパン代表戦成績を集計したページを開設しました。そこで、今回は過去の侍ジャパン代表戦成績を集計したページを開設しました。

侍JAPAN STATS ~Batting~ Page

代表戦の全打撃成績だけでなく、アジアや中南米など対戦相手別にも打撃成績を集計しました。


中南米に強いバッターは?

と言うことで、来月対戦するメキシコなど中南米勢を相手にした時の打撃成績を見てみましょう。

筒香嘉智(横浜DeNA)や山田哲人(東京ヤクルト)、秋山翔吾(埼玉西武)は、中南米勢を相手にしたときの出塁率や長打率がアップしていることがわかります。筒香はシーズンオフにドミニカのウィンターリーグで武者修行した経験が、中南米勢相手の試合にも活きているのではないかと思います。一方で、坂本勇人(読売)や菊池涼介(広島)は、成績が落ちています。ただし、菊池の場合は、中南米相手の試合が3試合だけですので、もっと試合をしてみないと分からない所があります。また、柳田悠希(福岡ソフトバンク)は代表でも多く試合を経験しているイメージがありますが、中南米の代表チームを相手にした試合経験は無く、今後東京オリンピックに向けてどうなるか要注目です。

まだ、バッティングのスタッツだけですが、今後はピッチングのスタッツも開設していきたいと思います。


以上、今回も当サイトをご覧頂きありがとうございました。