ZIPANG-10 TOKIO 2020 品川・新東京本社の2029年度開業に向け着工 -モビリティカンパニーへの変革を推進する新たな拠点づくり-【トヨタ自動車】
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2025年5月31日、京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)と共に推進する「(仮称)品川駅西口地区A地区新築計画(以下、本計画)」に着工します。日本屈指の交通拠点である品川駅前に位置する本計画建物に、2029年度に「新東京本社」を開業いたします。
現時点におけるイメージであり、今後変更する可能性があります
トヨタは、世界中のすべての人に笑顔や幸せを提供するモビリティカンパニーへのフルモデルチェンジを目指し、「カーボンニュートラル」と「移動価値の拡張」というふたつの大きなテーマに取り組んでいます。新東京本社は、これらの取り組みをリードする重要な拠点のひとつであり、「ヒトが集い、シナジーを生む場」と位置づけ、社内外の多様なパートナーと協創を加速させてまいります。
具体的には、ソフトウェアやAIといった知能化などに関わる開発拠点として、モビリティ現物を見て/触りながら開発できる機能や、オープン&フラットなコミュニケーションを可能とするレイアウトにより、エンジニアファーストな環境を整備します。
加えて、チャレンジを促進しつつ心身ともに健康に働ける空間づくりに向け、福利厚生面の充実をはかるとともに、植物と共生しながら働けるGenki空間®*の実装なども検討しています。
着工に先立ち、5月23日に起工式を開催
起工式の様子
今後も京急電鉄と連携し、当該地区を起点としたまちづくりに取り組む!
京急電鉄取締役社長の川俣 幸宏氏は、
「当社の鉄道がこの地(高輪)に乗り入れてから本年で100年を迎えます。次の100年に向けた第一歩として、世界を代表するモビリティカンパニーのトヨタと連携し、これからの日本を牽引する国際交流拠点・品川の発展に尽力していく所存です。
本計画を皮切りに、まちづくりを段階的に進め、『こころと世界を動かすつながりの湊』として品川駅周辺エリアを発展させていきたいと考えております」と述べました。
トヨタ取締役社長の佐藤 恒治氏は、
「新東京本社は、トヨタが目指す『モビリティカンパニーへの変革』に向けた重要な拠点になります。多様な人材が集まって創造性を発揮できる環境をつくり、モビリティで暮らしをもっと豊かにできるよう、挑戦を加速してまいります。
そして、『町いちばんの会社』を目指して、品川駅周辺エリアのさらなる発展のお役に立てるよう、地域社会にしっかり根差して取り組んでまいります」と述べました。
今後もトヨタは
京急電鉄と連携し、当該地区を起点としたまちづくりに取り組んでまいります。
品川駅方面から見た外観イメージ
開発概要については京急電鉄のリリースをご参照下さい。
URL:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2025/20250526HP_25008TA.html
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
“Toyota Woven City”
モビリティのテストコースPhase1の建築が完了
Woven City Phase1
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、米国ラスベガスで開催されているCES 2025にて、モビリティのテストコース「Toyota Woven City(以下、Woven City)」のPhase1の建築が完了し、2025年秋以降のオフィシャルローンチに向けて、その準備を本格化することを発表しました。
トヨタは2018年のCESでモビリティカンパニーへの変革を宣言し、2020年のCESではWoven Cityの構想を公表しました。そのコミットメントを果たすべく、2020年以降、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、WbyT)とともに、着実にWoven Cityの開発を進めてまいりました。
2021年2月23日に地鎮祭を執り行い、静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本(以下、TMEJ)の東富士工場の跡地にリアルなテストコースとして建設を開始しました。2024年10月末には最初に実証を開始するPhase1の建物が完成しました。
設計にあたり、環境への配慮のみならずクオリティ・オブ・ライフの向上などヒトを中心に据えた取り組みを行っていることが認められ、日本で初となる「LEED for Communities」で最高ランクであるプラチナ認証を取得*しました。今後内装工事やインフラなどの準備を本格化させ、2025年秋以降に実証を開始し、オフィシャルローンチを迎える予定です。
また、TMEJ東富士工場の建屋を一部残し、Woven Cityにおけるモノづくりの起点として活用すべく、リノベーション工事を進めています。さらに、Phase2の造成工事もすでに開始しており、Phase1での学びを生かしながら、モビリティのテストコースとして求められる要件を明確にし、Phase2以降の計画に反映していきます。
モビリティのテストコースであるWoven Cityは「自分以外の誰かのために」という思いをもつInventors(インベンターズ/発明家)が「モビリティの拡張」を目指し、自らのプロダクトやサービスを生み出し、実証を行う場です。InventorsはトヨタやWbyTを含むトヨタグループ企業だけでなく、社外の企業やスタートアップ、起業家など同じ志をもつ企業や個人も含まれます。
トヨタが長年培ってきたものづくりの知見やWbyTがもつソフトウェアのスキルなどの強みを生かしたツールやサービスなどのしくみを社外のInventorsにご活用いただき、社外のInventorsによる社会課題の解決や未来のための新価値創造をサポートしていきます。
また、住民やビジターからリアルなフィードバックを受けながら、様々なInventorsとのコラボレーションを通じて、未来につながるイノベーションを生み出していきます。
なお、現時点で決定しているWoven CityのInventorsは以下の通りです。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-10 TOKIO 2020モビリティ テストコース “Toyota Woven City”、Phase1の建築を完了し、準備を本格化
https://tokyo2020-10.themedia.jp/posts/56152846
全国科学博物館協議会が共同主催
2024 世界自動車博物館会議 日本大会 開催
2024年10月29日(火)から11月1日(金)の期間、日本の自動車メーカーが属する日本自動車工業会と、国立科学博物館などが加盟する全国科学博物館協議会が共同主催し、“オールジャパン”体制で「2024 世界自動車博物館会議 日本大会」が行われ、17カ国から約200名が参加しました。
トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長 豊田章男氏
パーティーにはトヨタ自動車株式会社の豊田章男会長も登壇
「自動車とモータースポーツの歴史は保存するだけではなく、他のスポーツや芸術と同じくらい刺激的で魅力的にすることが重要です。アジアの自動車文化は欧米に比べるとまだジュニアリーグにいる状態ではありますが、着実に前進しています。クルマへの愛は、どこにいても人々をつなぐものだと信じています。自動車の歴史と喜びを支え、共有するために素晴らしい仕事をしてくださっていることに感謝いたします。」と挨拶しました。
ZIPANG-10 TOKIO 2020[開催報告]アジア初の「世界自動車博物館会議」開催 日本車の魅力と日本のクルマ文化を世界にアピール
https://tokyo2020-10.themedia.jp/posts/55739879
トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 佐藤 恒治、
日本電信電話株式会社 代表取締役社長 島田 明
交通事故ゼロ社会の実現に向けた「モビリティ×AI・通信」
両社はこれまでの協業を通じて、技術や産業の発展を通じた社会貢献や、人中心の考え方、日本を起点としたグローバルへの貢献といった共通の価値観を有していることを確認してきました。
今回、安全と自由が調和した豊かなモビリティ社会の実現に向けた第一歩としての「交通事故ゼロ社会」を目指し、協業を更に深化させていきます。
交通事故ゼロ社会の実現には、クルマ側でのデータドリブンによる運転支援技術の高度化や将来的な自動運転技術の開発に加え、ヒト・モビリティ・インフラが「三位一体」で絶えず繋がるインフラ協調型の取り組みが必要です。
双方を実現するために、トヨタは安全安心を第一優先としたSDV(Software Defined Vehicle)の開発を進めています。SDVの進化と並行して、高速・高品質な通信基盤と、膨大な情報を収集し賢く処理するAI基盤や計算基盤といったインフラの構築がより重要になります。
今回通信に強みを持つNTTとトヨタは、切れ目のない通信基盤と、大量のデータを賢く処理するAI基盤や計算基盤を組み合わせた「モビリティAI基盤」を共同で構築します。それによりヒト・モビリティ・インフラを繋げ、交通事故の無い安全安心でサステナブルなモビリティ社会の実現を目指してまいります。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-10 TOKIO 2020NTTとトヨタ自動車、交通事故ゼロ社会の実現に向けた「モビリティ×AI・通信」の共同取り組みに合意
https://tokyo2020-10.themedia.jp/posts/55726107
~もっと観たくなる、やりたくなる~ 東京・お台場エリア
トヨタ 2025年秋 次世代アリーナ誕生
コンセプト
TOKYO A-ARENA PROJECTは、「可能性にかけていこう」というコンセプトのもと、様々なパートナーの協力を得ながら、スポーツ、モビリティや、サスティナビリティといった領域を中心に、様々な可能性が集積し、さらには、その可能性が解き放たれる場所となることを目指します。
重点テーマ
『次世代スポーツエクスペリエンス』
~もっと観たくなる、やりたくなる~
B.LEAGUE1部に所属するアルバルク東京がホームアリーナとして利用する他、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を届けていく。
また、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指します。可能性に挑戦する様々なアスリートの熱気と情熱をより多くの皆さまにお届けすることで、多くの人を勇気づけ、笑顔にすることを目指す。
『未来型モビリティサービス』~もっと便利になる、楽しくなる~
トヨタのモビリティテクノロジーを活用しながら、各企業のサービスや技術とも連携し、このアリーナでの体験を、もっと便利に、もっと楽しくすることを計画していきます。モビリティテクノロジーの可能性を拓いていくとともに、これまでにないアリーナ体験の創造を目指す。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-6 TOKIO 2020「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動 -東京・お台場エリアの「青海」に2025年秋 次世代アリーナ誕生-
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/37248398
米・麦・大豆に加え、野菜・果樹・畜産など・・・
トヨタ自動車の「豊作計画」とは
従来から対応していた米・麦・大豆に加え、野菜・果樹・畜産など
適応品目を拡大するとともに、生産分野における作業行程管理の機能や、販売や経営などもサポートする機能を追加し*1、より広範囲に農業経営に寄与!
トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、農業IT管理ツール「豊作計画」を刷新し、4月より提供を開始します。
昨年10月より実証を開始し、愛知県の農業生産法人サグワットファーマーズ(株)※など3か所でトライアルを実施しています。
トヨタは2014年から、多くの課題を抱える日本の農業に貢献すべく、トヨタ生産方式の考え方を織り込んだ「豊作計画」を開発・導入し、農業の生産性向上に向けた取り組みを進めて進めています。
この「豊作計画」は、広範囲に分断して存在する水田を集約的に管理し、効率的な農作業を可能とするために開発したクラウドサービスです。
現在、全国94の農業経営体に導入されており、作業工程やコストの異常管理を通じて育苗工程での作りすぎのムダ削減等、日本の農業事業の経営改善において、大きな成果を上げています。
今回の新たな「豊作計画」では、農業経営体からの要請に基づき、米作だけでなく、露地野菜やハウス栽培等に幅広く適用できるよう、適応品目を野菜・果樹・畜産などにも拡大しました。
また、受注・人員・生産・出荷・在庫の一連の情報を一元管理する新機能*2を追加することで、例えば受注生産である野菜作りの生産計画の精度向上による廃棄ロスや出荷遅れの低減や経営者の負担となっていた生産・人員計画の作成や管理業務の効率化も可能にしました。
システムラインアップは、「Type A」・「Type B」・「Type C」の3種類*3を設定しました。また、経営管理・帳票出力・農機管理・環境管理などの機能をオプション設定とし、お客様のニーズに合わせた選択を可能としています。
トヨタは、今後も「豊作計画」を進化させ、日本の農業の持続的成長に広く貢献していくことでしょう。