山王神社 大楠(被爆クスノキ)
2025.06.17 21:00
長崎の旅の続きです。
今回も山王神社。
山王神社には鳥居だけでなく、
被爆した楠の木がいまも残っています。
境内入口に二本、対になって聳え立っています。
こちらの木は高さ17.6メートル、幹周り6.58メートル。
こちらは高さ21メートル、幹周り8.63メートル。
印象としては実寸よりもとても大きく見えます。
樹齢は500〜600年とのこと。
そうした長い年月を被爆しながらも生きながらえてきました。
幹にはところどころ傷跡や空洞があります。
こちらの穴の中には爆風で飛びこんできた小石や破片が、
そのまま保存されています。
幹の内部には無数の破片(小石やガラス片等)が突き刺さり、
治療は大変むずかしいものだったそうです。
しかし、治療の甲斐あって、いまも新緑の姿を見せてくれています。
本殿へ向かうと・・・
地元の猫にからまれました。
ブツを差し出すまで帰してくれない感じでしたが、
背中を撫でることで、ようやく許してもらえました。
たくましく生きておられます。
カラスノエンドウ。境内に実っていました。
黒く色づいています。
えんどうの実は初夏の季語ですが、カラスノエンドウはどうなんでしょうか。
南天の花。まだ蕾です。
ガクアジサイ。
つづきはまた明日。
どうぞ良き一日をお過ごしください。