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日射す中歩く速さに大綿飛ぶ 細谷喨々

2025.06.26 05:41

Facebook相田 公弘さん投稿記事「2種類の幸せ物質」のお話です

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人間の脳には、2種類の幸せ物質が存在します。ドーパミンとセロトニンです。

富裕層の脳にはドーパミンが大量に分泌され、ジョブズのように禅的な幸せ感を持っている人にはセロトニン分泌が豊富であると考えられます。

ちょっと横道にそれますが、簡単に説明してみましょう。ドーパミンは、ハングリー精神で活性化されます。

夢を抱き、ポジティブ思考で努力を続け、人を意欲的かつ渇望した状態にさせます。

そして、首尾よく夢が実現すると、大量にドーパミンが分泌されて、宙を舞うような快感を出現させます。

ドーパミンは間違いなく、人を幸せにさせる脳内物質です。ところが、1つ欠点があります。

快感が長続きしない点です。もっともっとと貪り続ける欠点を備えた脳内物質なのです。

それが嵩じると、依存症になります。この罠にはまってしまうと、容易に抜け出せません。

夢が実現できないと、ドーパミン神経が暴走し、何が何でも手に入れようと、人の心を狂わせます。このような人間の心を、仏教では、「貪りの執着」として、否定的にとらえます。

一方、セロトニンは、すでに説明したように、最適な覚醒状態を作ります。

貪り・怒り・不安をコントロールして安らかな心を形成し、自律神経を整え体調を良くし、姿勢や顔つきをはつらつとさせ、痛みや不快感を軽減させます。

仏教の言葉では「足るを知る」といわれる幸せ感を形成します。

ジョブズは、後者の生活を貫いていますから、間違いなく、セロトニン活性の高い生活を送っていたといえます。

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ひとり散歩ミーティング有田秀穂 著きこ書房より

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現代社会で注目されている「セロトニン」。では、そのセロトニンを増やすにはどうしたらよいのか?まとめサイトにありました8つの方法をご紹介いたします。

・早寝早起き ・太陽の光を浴びる ・リズミカルな運動をする(ウォーキングやヨガ、フラダンス等) ・よく噛んで食べる ・グルーミング・スキンシップ(マッサージや友人とのおしゃべり等) ・トリプトファンを含む食品を食べる ・腸内環境を整える

・上記のことを継続させる

セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質です。

セロトニンが不足すると、「疲れやすい」「ぼーっとする」「やる気が起きない」「集中力がない」「怒りっぽくなる」「ストレスが溜まりやすい」「依存症になりやすい」など、体と心の両面に様々な影響を及ぼします。

時に立ち止まり、自分の体や心の状態を客観的に見て、ドーパミンとセロトニンをうまいこと活用していくことが大切ですね♪ ※魂が震える話より

https://ameblo.jp/yujyaku/entry-12496071904.html 【比叡背に日光浴の川涼し】より

■ 比叡背に日光浴の川涼し( ひえいせに にっこうよくの かわすずし )

先の土曜日の昼過ぎに、たまたま近くまで来たので、鴨川の土手を歩いた。このところ連日暑い日が続いているが、この日もうだるような暑さ。ただ、川風が少し吹いており、それが幾分心地良かった。

暫く歩くと、パンツ一枚の裸でベンチに寝ころび、日光浴をしている人が何人か見られた。時々されているのか、身体はかなり日焼けて黒い。本日の掲句は、そんな様子を見て詠んだ句である。

当初「日光浴」が夏の季語だと思い句を詠んでいたが、季語でないことを知り、夏の季語「涼し」を入れた。良く似た言葉に「日向ぼこ」があるが、この方は冬の季語になっている。*比叡=比叡山(ひえいざん)

ところで、この日光浴にはどんな効用があるのか。普段全くしないので少し調べてみたところ、あるサイトで、以下の6項目が示されていた。

①心身の調子を整える … 分泌されるセロトニンが精神を安定させ、気分を向上させる。

②ビタミンDの生成で骨が丈夫に … ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する。

③ダイエット効果 … ビタミンDが代謝を促進し、脂肪を燃焼させやすくする。

④体内時計の調節 … 人間は、太陽の光を浴びることにより体内時計の時間を調節する。

⑤長生き効果 … ビタミンDが多い人は少ない人より死亡するリスクが半減。

⑥快眠効果 … セロトニンは夜になるとメラトニンに変化し、脳内温度を下げる。

どうやら暑くてもあまり家に閉じこもらず、適度に日光に当たることが健康にも大事なようだ。ただ、太陽光に当たりすぎると、紫外線が原因で肌が赤くなったり、火ぶくれ(火傷)になることがある。また、シワやシミ、悪性皮膚がんを誘発する場合があるので注意を要するとのこと。

比叡山は、大津市と京都市にまたがる山(標高848m)で、高野山と並び古くより信仰対象の山とされ、延暦寺や日吉大社などの古刹がある。松尾芭蕉はじめ多くの俳人が句に詠んでおり、俳枕の一つにもなっている。

「日光浴」は季語になっていないせいもあり、詠まれた句はほとんどない。以下の句は、ネットでたまたま見つけた。

      青瓢日光浴の寝椅子あり    (長谷川櫂 )

この句は、青瓢(あおふくべ)=青瓢箪(あおひょうたん)が季語で秋の句となる。

https://ameblo.jp/originalk/entry-12560641532.html 【俳句エッセイ  日光浴をしよう】より

・にはとりを抱へ翁や日向ぼこ  冬の季語に、「日向ぼこり」が。

「日向ぼっこ」「日向ぼこ」などとも言われていますが、 「ぼこり」の語源については諸説があって、はっきりとしないとか。もっとも有力なのが、暖かさを表す「ほっこり」からきたというもの。寒いときに、風のない日向にいることを言いますが、家の内外を問わずに使われています。

冬場には貴重な、日の光のあるときは、しかしながら、家から戸外に出て、日光浴をしたいもの。なんとなく体調が優れないと感じているときなどには、 適度の日光浴は効果があると言われています。周知の通り、人間の健康を整えるものにビタミンDが。このビタミンDが減少すると、カルシウムの吸収が低下、免疫力が減少して、生活習慣病になる可能性が高くなるとのこと。ビタミンDは食品から摂取することもできますが、日光浴は皮膚でのビタミンDの合成を促進するとか。さらに日光浴は、 幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を高めるので、ストレス解消や不眠解消などにもつながるとも。

あまり長い間、じっとしているのは皮膚炎などの恐れが考えられますので、要注意です。

ある人は、「手のひらを太陽に」かざす日光浴を推奨しています。手のひらには、ほかの部位よりもメラニン色素が少ないので、日焼けや皺、染みに対するリスクが低いとされています。

[今日の一句]・けんけんをする児と媼息白し

https://gokoo.main.jp/001/?page_id=7758 【日か、陽か】より

【相談】

太陽を意味する漢字に「日」と「陽」がありますが、俳句ではほとんど前者の「日」が使われています。「陽」は使わないほうがいいのでしょうか。

【回答】

日本語にはもともと言葉を書き記す文字がありませんでした。いいかえれば、この時代の日本語は声だけの言葉だったのです。のちに中国から漢字が伝わり、この漢字で日本語、いわゆる「大和言葉」を表記するようになりました。これが「万葉仮名」です。この万葉仮名のいくつかが簡略化されて、ひらがなとカタカナが生れました。

ここからわかることは、大和言葉を表記する漢字(訓読みする漢字)はすべて当て字であるということです。今でこそ、どの言葉にどの漢字を当てるかはだいたい決まっていますが、戦前までは書き手の見識とセンスによって、自由に当て字が行われていました。夏目漱石の小説を読めばわかるとおりです。

ご相談の「日」と「陽」はどちらも太陽を表わす大和言葉「ひ」に当てる漢字ですが、若干意味が異なります。「日」は天体の太陽そのものをはじめ、太陽の光、太陽の照らす一日など、太陽に関するすべてに使います。これに対して「陽」は太陽の光に限定して使います。

俳句では春の日(春の太陽、春の一日)、夏の日、秋の日、冬の日というようにおもに「日」を使います。また太陽の光を意味する場合でも「日差し」「木もれ日」のように「陽」ではなく「日」を使います。もちろん「陽差し」「木もれ陽」と書いてもいいのですが、あまりそうしません。それには大きな理由があって、「陽」よりも「日」のほうがシンプルだからです。よりシンプルなものを選ぶ、これが俳句にかぎらず、日本文化の重要な選択基準です。