二面性が存在する真実。
実は真実は意外と違う事があります。ボクの経験ですが、阪神大震災の現場とテレビや新聞などの報道は違う時が多々ありました。全ての真実が報道によって書く事は不可能ですが、報道はきちんと自分で見極める事が必要とボクは思います。
こんにちは。三重のカワサキのバイク屋、カワサキプラザ桑名の代表の今西です。
す
最近、うちの母親が「ホント最近は凶悪犯罪が多いよね!!昔よりずっと多い気がする」と。
これ間違いです。実は犯罪って減少傾向にあります。警察庁が毎年まとめる警察白書や犯罪統計などを、見る限り、実は減少傾向です。あっ!ボク法学部の刑事法専攻だったのでこの手のお話実は少しお話できます(笑)
ではなぜ多く見えるか?それは報道とSNSでしょうね。毎日蹴り返し報道される同じような内容の事件、日本の報道は危機感を煽り、疑問符を投げかける報道の仕方が多いです。たしかに楽しい報道ってあまり見ようとしないのが人の常。それよりも人の関心を集めて、危機感を煽った方が視聴されやすいいんでしょうね。
そしてSNS。誰もがスマホで写真や動画をその場で起きた事を瞬時に捉える事ができて人の目に触れやすくなっている。今までは後日談で語られた事件や事故がリアルタイムで知ることができる。
人はより昔よりも事件が増えていると錯覚してしまうんでしょうね。
実はバイクの事故もそう。車の事故って日々起きてますよね?けどなぜバイクは報道されるのか?同じ内容に近い事故でもバイクだけですよね。挙句の果てには「右折しようとした車に直進のバイクがぶつかり…」いやいや、右折を強引にした車がバイクをぶっ飛ばした!!でしょ!!と言いたい。または「追い抜きざまに車のミラーに触れてバイクが転倒して…」はぁ!?車が狭い所を、無理矢理抜いてバイクにぶつかったのが正しい言葉でしょうが!!原稿を書いている人はわかって書いているのか?それともよほどバイクが嫌いなのか…と思いたくなる。
主観的なお話と客観的なお話が一つの事象には存在します。どちらが正しくどちらが間違っているという話はさておき、やはり見る人が真実ってどこにあるのか?それを見極める客観的観測がこれからますます必要だらうな…と思います。
だって最近、銀行強盗って聞かないですよね?フツーに起きた殺人事件もあまり大きく報道されないですよね?それよりもニュースとしても見栄えがいいモノが多いような気がします。
もっと大切な事を知る事がいるんじゃないかな…と思った夜。
あっ…ちょっと毒吐いてしまったかも。あくまでもボクの私見です。
あとボクはある人にこう教えてもらいました。
「なんでも情報っていうモノは流れた瞬間に、人の意図が介在する。その情報が世間に出ることにより誰が一番徳をふるか…そこに実はホントの真実が隠されている時が…」