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東京で死ぬ

2019.02.09 15:00

2019.2.10 


大学の同期の結婚式の二次会に参加した。

心からおめでとう。




大学入学して、2つの軽音サークルに入った。

色々考えて、大学3年になるときに一つ行くのを辞めた。


単純に忙しかったのと、なんかもう一つくらい理由があった気がするけど、よく覚えていない。




結婚した同期は俺が辞めた方のサークルの部長だった。

初めてバンドを組んだのは多分そいつだったと思う。


卒業ライブに、2年しかいなかった俺を呼んだりしてくれた。


そいつが東京に遊びに来た時、転職するって話を聞いてうちの会社を勧めた。


気がつけば後輩になっていた。


不思議な縁だと思う。




そのサークルは、2年しかいなかった俺を卒業ライブで温かく迎えてくれた。


今でもよく遊ぶ同期や後輩、会社の後輩になるやつもいる。


こんな薄情なやつ、斬り捨ててしまえばいいのに、みんな優しい。




人も、集団も、深い付き合いが苦手だ。


「自分の殻に篭ってしまうところがあるから、殻を破って欲しい」


中学の先生にそう言われた俺は、殻に篭ったまま、それなりにやっていく術だけ覚えて、本心を、根っこを晒せなくなってしまった。 


先輩、後輩分け隔てなく深い付き合いをすること。

行きつけの店を持って、常連さんと仲良くなること。

同じ集団で恋人や彼女を作ること。


どれ一つ、俺にはできなかった。


だからきっと、あのサークルが羨ましかったし、そこにいることに負い目を感じていたんだと思う。




生きていても、二度と会わないなら死んだのと変わらない。


人が死ぬっていうのは、記憶からいなくなることなんだと思う。