ZIPANG-10 TOKIO 2020 <世界遺産を望む古都奈良の宿 飛鳥荘> “奈良の旅を、もっと自由に、もっと心地よく” 滞在型客室[レジデンスルーム]オープン
奈良県奈良市の料亭旅館「飛鳥荘」(株式会社 飛鳥荘)は、滞在型新客室[レジデンスルーム]と[バリアフリールーム]がプレオープン期間を経て2025年7月にグランドオープンしたことをお知らせします。
世界遺産を望むことのできる宿 自然と歴史を一望できるテラスラウンジ
“奈良の旅を、もっと自由に、もっと心地よく”をテーマに、快適さと利便性を兼ね備えた空間は、連泊や長期滞在をご希望のお客様も、まるで暮らすように過ごすことが出来る設えとなっております。
レジデンスルーム
―「旅」と「日常」の、ちょうどいい距離感 ―
客室には「ミニキッチン」「食器類」をはじめ「電子レンジ」「家庭用冷蔵庫」「ドラム式洗濯乾燥機」といった家電も完備。まるで別邸にいるかのように、自由で心地よい旅のひとときをお過ごしいただけます。
古都奈良周辺情報
奈良の街を気ままに散策した後、お部屋でゆったりリラックスできるよう、ベッドには安定した寝心地を感じられるマットレスを採用しており、旅先での上質な眠りを叶えます。
奈良という場所をもっと身近に感じながら、自分らしい旅を叶える新しいステイのかたち。ご家族やグループでのご旅行はもちろん、週末の女子会やちょっとしたパーティーにも使いやすく、“暮らすように旅をする”奈良の時間を、飛鳥荘の[レジデンスルーム]でご体感いただけます。
本格会席をお部屋で
【新客室オープン記念キャンペーン】
飛鳥荘では滞在型新客室[レジデンスルーム]と[バリアフリールーム]のオープンを記念したキャンペーンセールを9月まで開催。昨年オープンしたデザイナーズルームを含めた、全6タイプのリニューアル客室にお得に泊まれるプランを販売しております。
■滞在型新客室の詳細■
https://4r3jf.hp.peraichi.com/
飛鳥荘
〒630-8301 奈良市高畑町1113-3(猿沢池近く)
tel: 0742-26-2538 [ 電話受付時間9:00~20:00 ]
fax: 0742-26-0658
丁寧に仕上げた会席をご堪能ください
【古都奈良の宿 飛鳥荘】
所在地 : 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1113-3
アクセス: 近鉄奈良駅より徒歩8分(猿沢池すぐ近く)
客室数 : 30室
施設 : テラスラウンジ、個室食事処、ダイニングレストラン、
宴会場、売店、ライブラリー
風呂 : 大浴場・展望露天風呂・貸切専用展望風呂
世界遺産興福寺を望む露天⾵呂
当荘の最上階にあるお⾵呂です。世界遺産興福寺や奈良の街が望める最高のロケーションです。春夏秋冬、朝夕、変わりゆく風景を眺めながらのんびりと温泉をご堪能ください。
<会社概要>
名称 :株式会社飛鳥荘
所在地:〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1113-3
代表者:伊藤 隆司
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
一子相伝の技「高山茶筌(ちゃせん)」
茶筌とは抹茶を点てるために使用する道具の1つです。
抹茶と言えば、こんもりと泡立てた姿が有名なため「泡だて器の一種」と考えられることも多く、例えば“茶せん”を英語で表記すると“Tea Whisk(お茶泡だて器)”となります。しかしながら、茶せんは本来お湯を加えた抹茶を、茶碗の中でかき回し均一に分散させる道具であり、泡を立てる道具ではありません。
茶道を支える高山茶筌
生駒市の北端にある高山地区は竹製品の伝統技を伝える里。500年以上の歴史を有する高山茶筌を始めとする茶道具や編み針を秘伝の技により高山の人々によって伝えられてきました。
高山茶筌は室町時代中期から「一子相伝」の技として今日まで脈々と受け継がれており、永年の研究と努力から継承されてきた伝統の技は、小刀と指先でほとんどを作ることから「指頭芸術」といわれ、国の内外で高く評価されています。 現在も茶筌の国内生産シェアの95%以上を占めています。
高山の歴史
万葉歌碑
生駒市の万葉歌碑
生駒市では、万葉集で生駒という固有名詞が出てくる6首の歌碑を建立している。
その一基が竹林園内にあります。
「妹に逢はず あらばすべなみ 岩根踏む生駒の山を 越えてぞ我が来る」
遣新羅使人 巻15-3590
あなたに逢わないではいられなくて、岩を踏んで険しい生駒山を越えてきた。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 室町時代から続く ’’一子相伝’’ 茶筌(ちゃせん)づくりの技を今に伝える!~生駒市高山地区~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/15754073
「木のくせ組むには人を組め」 宮大工 西岡常一
回想
最後の宮大工「西岡常一」氏を訪ねて(鎹八咫烏)
薬師寺西塔の石段に座り、
法隆寺や薬師寺西塔の建築について熱く語る西岡常一氏
幼児の頃から…、祖父の話、また薬師寺の木を探しに台中(台湾中部)の山中に分け入り立木を見に行った時の話、また独立したお弟子さんの話等々…つい西岡棟梁の話に夢中になり、気が付くといつしか夏の陽は西に傾いていました。
「木のくせ組むには人を組め」
昭和62年初夏、薬師寺西塔に西岡家三代にわたる法隆寺の宮大工西岡常一棟梁を訪ねたことがある。西岡棟梁は正倉院に納められた工芸用のヤリガンナを参考に研究し、堺の刀鍛冶・水野正範氏の協力を得て再現したのである。
飛鳥の時代に使われていた工具・ヤリガンナとは一体どんなものでどのように使うのか尋ねると、薬師寺伽藍復興奉行所に案内してくれ西岡棟梁は、製材したばかりの桧(台桧)を実際にヤリガンナで削って使い方と仕上がりを見せてくれた(ヤリガンナで削った木のくずは、薄く長く巻いて美しい)その折に、この時とばかり質問してみた「木造建築のこんな大きなものを、出身の異なる大勢の匠の方たちで造る時の極意とは?」
すると、
西岡棟梁がポツリと独り言のように「木のくせ組むには人を組め」と・・・(合掌)