「簡潔に」を意味する“Brief”と“Concise”の違い
おはようございます、Jayです。
今日も昨日に続いて似た意味の単語の違いを解説します。
news23(TBS系)で党首討論が行われて米の適正価格について聞かれた答えていた自民党の石破総裁の回答が長くなったので司会の小川アナが「なるべく簡潔にお答えいただけたらありがたいんですけれども」と仰っていました。
英語で「簡潔に」を意味する単語は様々ありますが、今朝はこの「簡潔に」を意味する“brief”と“concise”の違いについてを“簡潔に”やりたいと思います。
“brief”(ブリーフ)=「手短に」
例:
“We would appreciate if you could be as brief as possible.”
「なるべく簡潔(手短)にしていただけたらありがたいです。」
“concise”(カンサィス)=「端的に」
例:
“Was my explanation too long? I'll be concise.”
「私の説明は長過ぎました?簡潔(端的)にします。」
どちらも“短くてまとまっている”というニュアンスですが、“brief”は“短い時間”が主体で、“concise”は“短い時間”と“必要最小限の言葉”が同じくらいの比重であります。
「状況説明」などを「ブリーフィング」と言っているのを耳や目にした事ありませんか?
これは“brief”の動名詞(briefing)ですが、“brief”だからといって中身を軽視しているわけではないです。
冒頭の党首討論ですが、確かに石破総裁の話は長くて“brief”でも“concise”でもなかったです。
でも“米の適正価格はいくら”という質問もいただけません。
だって市場は動いているからその時その時の状況で変わるので今の“適正価格”が来年も同じとは限りませんし。
そういう意味では石破総裁の答え(生産者も消費者も納得する価格)には納得です。
いずれにせよ党首討論などお互いの意見を交わし合うのは良い事ですね。
↓こちらがnew23の番組です
米価格の議題は35分頃で、“簡潔に”の場面は39分あたりです。
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