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こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

「臨界期と敏感期」 「臨界期と敏感期」 これを知らないと後悔します!

2019.02.12 05:04

絶対音感シリーズVol,3

鈴木法子先生×こだま美由希 の対談

最終回!

今回も法子先生の目線から

クラシック音楽がどのような影響を与え


ピアノをすれば

「ただ頭が良くなる」

「絶対音感がつく」


そんなことを超えたものであることを

ご自身の経験から語ってくださいました。

さて、

なぜ今回こういう対談動画を撮ったのか。


急にこういう動画が出てきて

びっくりされた方もおられるでしょう。


しかし

私の中では以前から

ただピアノが

「頭が良くなるから」

「コンクールで結果が出なければ

なんの意味もない」


そんな声も多々聞いて

違和感を覚えていました。


もっともっと長期的なものであると。。


今の東南アジアは経済も教育も

ものすごい勢いで急成長しています。

そして彼らのエネルギーは

凄まじいものがあります。


これからはアジアの時代とも言われますが

ここで今からの日本の若い世代の人たちも

同じ土俵に立たなくてはいけません。


彼らは語学も英語やフランス語など操ります。

(植民地だったこともありますが)


笑われることもありますが

世界に出ても堂々とした人財を

ピアノを通して微力ながらも

育てたいと私は思っています。


それは語学ができるから

ピアノが上手だから

堂々とできるものとは思っていません。


自分の考えであったり、

責任を持って行動できることであったり

日本の文化も愛し、

もちろんあいさつが気持ちよく

できることであったり。。


そういうこともピアノを通して学び

その上で世界にも関心を寄せ

世界に目を向けるから

日本が気になるということもあります。


ピアノはヨーロッパの文化です。

相手の懐の文化を知ることも

大きな強みです。


どうでしょう、例えば

初めて会った人が

自分の趣味などに関心を持っていたら

親近感がわきませんか?


言葉だけでなく

共通することを共有できることは

誰でも嬉しいものですよね。


それに敬意を持って接していく。


そういう土台がありながら

上達できれば、

これは何物にも変えがたいのではないかと

考えています。


この上達はコンクール入賞だけを

意味しません。

その人それぞれです。


ピアノはなかなか上達を感じないことも

あります。

継続していれば、スランプもあります。


もちろん同じようにスタートしても

進み具合に差が出ることがあります。


だけど、そんな時こそ

長期的視点で見ていただきたいのです。


法子先生が何度もおっしゃっていますが

英語より先に音楽、ピアノを学ぶことが

どれだけ大切なことか。


耳を育てることがどれだけ

語学習得に大切なことか。


そこにはソルフェージュで

リズム習得も役に立ちますし

与えられて関心を持つのではなく

ピアノに触れていくことで

語学に自発的に関心を持つことも多い。


日本人がなぜ英語を話せないかというと

発音が聞き取れないから。。

日本調発音で自分も話しているから。


学校のテストで満点であっても

使えないのはもったいないですよね。


ラテン語は似ているので

スペイン語とイタリア語、フランス語を

母国語とする人はお互い母国語で会話できます。

なので3ヶ国語話せることは

あまりびっくりすることではありません。


しかし

法子先生は日本で育ちながら

日本語を母国語としながら

発音もパーフェクトな

マルチリンガルというのは

上記の人たちとは大きく異なり

ハンディが大きいのは明らかです。


そういう方の経験は

これから前途洋々の子供達には

非常に役立つと確信しましたし

英語教育についてこれまでも

親御さんからご相談やご質問を

受けたことも多々ありました。


語学の前にピアノとアドバイスさせていただきますが

私のみでは説得力にかけるところもあります。


すぐおうちで実践できることも

お話されていましたので

実際、本物のマルチリンガルの方の

お話を子育ての参考にしていただけたら幸いです。