Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

なないろ学習塾 倉敷教室

理解の枠組み

2025.07.11 08:07

こんにちは!

なないろ学習塾倉敷教室です。


今回は、

診断名との距離感

について書いていこうと思います。


当塾は主にグレーゾーンのお子さんを対象としています。

塾生の中には、知能検査や発達検査などをうけ、

ADHD、ASD、LDなどの診断名をもらっているお子さんもいます。

ただ、それはかなり少数です。


そもそも、一概に診断するのがいい、とは考えていません。

診断を受けることは、良い点、悪い点の両面を含みます。


良い点として、

日常生活でのさまざまなトラブルの要因に気づき、

不必要に自分のできなさを責めることが減ったり、

より過ごしやすくするための工夫を考えたりできるようになる、

ということを挙げることができるでしょう。


悪い点としては、

広く知られている名前が発達「障害」ということもあり、

社会にまだまだ負のイメージが残っていることや、

個々人の理解度にもばらつきがあるため、

無理解な人から「普通」を求められ苦しくなってしまう

といったことが挙げられるでしょう。


診断名がついても

その内実はそれぞれのお子さんによって千差万別です。

ADHDやASD、LDといった枠組をとおして見ることは、

塾生の特性のおおまかな理解に役立ちます。

しかし、それだけで見ていると、見落としてしまうことが確実にある。


診断名を理解の補助にはするけれど、それを指針にはしない。

ここには、細心の注意を払っています。


「ADHDの〇〇さん」で見てしまうと、そういう特徴しか拾えなくなるかもしれません。

「〇〇さんはそういう面もある」という視点で見れば、違う一面にも気づきやすくなる。

理解の枠組みにのみ込まれて、眼の前の子どもの在り方を歪めてしまわないように。



***********************

住所

奉還町本校:岡山県岡山市北区奉還町3-1-30 SGSG

倉敷教室:岡山県倉敷市船倉町1700 富田ビル2階

電話番号

086-897-2476

(対応時間:月~金13-20時 土10-12時)

#ありsun工房

#なないろ学習塾倉敷教室

#グレーゾーン

#美観地区

#塾