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ZIPANG-10 TOKIO 2020祇園祭の風物詩「屏風飾」は、京町家の格子戸を開け、商家の町衆が守り続けてきた伝統文化

2025.07.13 16:15

 祇園祭 屏風飾を未来へ継ぐ・宇宙兄弟コラボ屏風展示


箔工芸作家・裕人楽勝と宇宙兄弟のコラボ作品


北観音山・六角町の師弟が紡ぐ新たな「宇宙物語」

伝統と創造が響き合う、六角町の屏風飾
祇園祭の風物詩「屏風飾」は、京町家の格子戸を開け、商家の町衆が守り続けてきた伝統文化です。しかし近年、町家の減少により、開催そのものが困難となる町も少なくありません。


そうした中、京都市中京区・六角町において、京都生活工藝館 無名舎 吉田家、藤井絞、そして新たに加わる文化サロン mononomaの三会場が連携し、屏風飾の伝統を未来へとつなぐべく、力を合わせて開催に取り組みます。


これまで吉田家と藤井絞を中心に続けられてきた六角町の屏風飾。年々参加者の減少が懸念される中で、mononomaがこの文化の担い手として新たに加わることには、世代と表現領域を越えて祇園祭の美と精神を次代へ引き継ぐ意義が込められています.。


箔工芸作家・裕人礫翔と宇宙兄弟のコラボ屏風


■ 屏風飾とは

祇園祭期間中(7月1日〜31日)、山鉾町では、古くからの京町家の格子戸を開放し、代々所蔵している屏風や調度品を飾って、通行人に公開する伝統行事です。商家の町衆によって受け継がれてきた文化であり、町の誇りを体現するものです。 近年では町家の取り壊しが進み、屏風飾そのものの継承が困難になっている現状があります。


■ 六角町とは

六角町は、かつて松坂屋伊藤次郎左衛門邸や三井家が両替商として商いを営んだ場所であり、新町通を挟んで呉服商や白生地問屋が軒を連ねていた京都の中心地です。祇園祭後祭中に建てられる北観音山を擁するこの町には、今もなお誇り高い町衆(旦那衆)が暮らしており、山鉾町として唯一無二の存在感を放っています。


■ 三つの“宇宙”が織りなす屏風飾【吉田家の宇宙】

元祇園祭山鉾連合会理事長・吉田孝次郎(三代目当主)が、自邸にて代々の屏風や、自身が世界中を旅して収集した絨毯や小袖などを“孝次郎好み”にしつらえ、格子戸を開放して公開。毎年、来訪者を魅了しています。


展示日時(予定):

 - 7月20日(日)13:00〜21:00

 - 7月21日(月)・22日(火)9:00〜22:00

 - 7月23日(水)9:00〜23:00

  予約不要/軒先から自由にご覧いただけます


【藤井絞の宇宙】

江戸時代の屏風を中心に、伝統的工芸品である「京鹿の子絞」の染織品を格子戸越しに展示。


【mononomaの宇宙】

箔工芸作家・裕人礫翔が、人気漫画『宇宙兄弟』(小山宙哉原作)とコラボレーション。伝統技術と物語の世界観を融合させた屏風作品などを展示。“物と心”、“時間と空間”が調和する場から、伝統と未来をつなぐ“宇宙的な想像力”を発信。月を目指す兄弟の夢を描いた『宇宙兄弟』は、世代を超えて希望を届け続けています。


■ 同時開催|体験型企画「宇宙茶会」

屏風飾と連動し、和蝋燭の静寂の中で宇宙をテーマにした一服を味わう、特別な茶会です。

開催日:2025年7月15日(火)、16日(水)、22日(火)、23日(水)

時間枠:各日11:00〜16:00(毎時1回・各回45分)

定員:各回8名(要予約)

参加料:3,300円(税込)

当日参加:空席がある場合のみ可

会場:文化サロン mononoma


体験内容

- 希望者は自ら点てる薄茶

- 宇宙をイメージしたオリジナル和菓子

- コラボ屏風前での記念撮影

- ウェルカムドリンク

- 暗闇の中での特別茶道体験


宇宙をイメージしたオリジナル和菓子


■ 出展・参加団体/作家紹介

京都生活工藝館 無名舎 吉田家

 白生地問屋として築116年。国登録有形文化財・歴史的建造物・景観重要建造物。三代目当主・吉田孝次郎が守り続ける、典型的な表屋造りの大型京町家。


藤井絞株式会社

 1915年創業。京鹿の子絞や雪花絞りなど、絞り染めを使った着物を製造。伝統技法を守りながらも現代的な染織表現を追求する老舗。

mononoma(モノノマ)

 “物と間”が調和する文化サロン。バー・学びの場・季節の催しを通じて、新たな創造が芽吹く場所。


裕人礫翔(ひろと・らくしょう)

伝統工芸士で箔のアートでこの度宇宙を描く作品を制作。吉田家当主の教え子であり、伝統技術を継承し未来に繋ぐ独創的作品で国内外にて活躍。


主催者の想いこの取り組みは、長年にわたって六角町で屏風飾を支えてきた**師(吉田家)と弟子(裕人礫翔)**の信頼関係、そして藤井絞による町衆文化の実践に、新たな担い手であるmononomaが加わることで成り立っています。


それぞれの表現が織りなす“三つの宇宙”を通して、祇園祭の精神を現代の感性で受け継ぎ、未来へと橋渡しすることが、本企画の使命です。


サロン / Member Ship


和 外観



私たちは、祇園祭などを支えてきた「旦那衆」の精神を次世代へ継承するため、会員制コミュニティを運営しています。多様な専門性を持つメンバーが集まり、対話や共同企画を通じて新しい和文化を創造・発信する場です。参加をご希望の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。


バー / Bar


蝋燭の揺らめきに包まれたカウンターで、古雅とモダンがそっと溶け合う――


歴史ある器で・・・



佐野藤右衛門の庭を眺めつつ味わう一杯は、五感をやさしくほどきます。茶人とバーテンダーが利休ゆかりの名水「柳の水」で点てた名物・抹茶モヒートは、東西の文化が響き合う新しい和の象徴。季節の肴も予約で楽しめ、厳選の日本酒やワイン、ウイスキーが歴史ある器に注がれるたび、創造の火花が静かに胸に灯ります。


■ お問い合わせ

文化サロン mononoma(モノノマ)
〒604-8212 京都市中京区新町通六角下る六角町368-1
電話:09094858658 担当:岡野博一
Email:mononoma@mochajapan.com



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


八坂神社~青龍~(その壱)


八坂神社本殿(国重要文化財)


平安京は、陰陽道による四神相応の地で、青龍(東)、朱雀(南)、白虎(西)玄武(北)の神々に守られた土地。大地のエネルギー「気」を龍に見立て、「気」の集結する場が龍穴とされていて、青龍が守る東山に祀られた八坂神社の本殿下には、その龍穴があると伝えられる。


八坂神社について

八坂神社の歴史

八坂神社は慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していた。創祀については諸説あるが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるという。


また、一説には貞観18年(876)南都の僧円如が建立、堂に薬師千手等の像を奉安、その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、祇園林に垂跡したことに始まるともいう。


伊利之来朝のこと、また素戔嗚尊が御子の五十猛神とともに新羅国の曽尸茂梨(そしもり)に降られたことは、ともに『日本書紀』に記されており、『新撰姓氏録』の「山城国諸蕃」の項には渡来人「八坂造(やさかのみやつこ)」について、その祖を「狛国人、之留川麻之意利佐(しるつまのおりさ)」と記してある。この「意利佐」と先に記した「伊利之」は同一人物と考えられている。


伊利之の子孫は代々八坂造となるとともに、日置造(へきのみやつこ)・鳥井宿祢(とりいのすくね)・栄井宿祢(さかいのすくね)・吉井宿祢(よしいのすくね)・和造(やまとのみやつこ)・日置倉人(へきのくらびと)などとして近畿地方に繁栄した。


天長6年(829)紀百継(きのももつぐ)は、山城国愛宕郡八坂郷丘一処を賜り、神の祭祀の地とした。これが感神院の始まりともされている。そして、八坂造の娘を妻とし、男子のなかった八坂造家の職を継承したといわれ、その後裔である行円(ぎょうえん)は、永保元年(1074)に感神院執行となり、以後子孫代々その職を継ぎ、明治維新による世襲制の廃止まで続いた。


国宝・重要文化財「八坂神社文書(二千二百五通)」 とは 


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「~四神相応の京~  八坂神社と古都の町並み(その壱)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3981294



八坂神社の祇園祭(その弐)

平安66ヶ国にちなみ66本の鉾を立て、祇園の神を祀る


八坂神社 祇園祭


八坂神社は慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していた。創祀については諸説あるが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるという。


また、一説には貞観18年(876)南都の僧円如が建立、堂に薬師千手等の像を奉安、その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、祇園林に垂跡したことに始まるともいう。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「八坂神社の祇園祭は平安66ヶ国にちなみ66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、神輿を送って災厄の除去を祈ったことに始まる(その弐)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3997331



越中の小京都 城端曳山祭とは


城端曳山祭(国指定重要無形民俗文化財) 宵祭


城端曳山祭は「越中の小京都」と称される城端の江戸時代中期より続く春を彩る城端神明宮の祭礼。


先頭に立つ獅子舞と剣鉾が悪霊を鎮め邪鬼を払い、続く傘鉾が神霊をお迎えします。その後を庵屋台の情緒あふれる庵唄、伝統の城端塗の粋を尽くした曳山が続きます。夕刻からは提灯山となり、日中とは違う風情を楽しめるのも魅力。また、神様を迎える6箇所の山宿が見られる宵祭りも必見である。


5月4日宵祭、5月5日本祭が行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されており、2016年12月、国内18府県33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。


「山・鉾・屋台行事」は,地域社会の安泰や災厄防除を願い,地域の人々が 一体となり執り行う,各地域の文化の粋をこらした華やかな飾り付けを特徴と する「山・鉾・屋台」の巡行を中心とした祭礼行事である。


祭に迎える神霊の依り代であり,迎えた神をにぎやかし慰撫する造形物である 「山・鉾・屋台」は,木工・金工・漆・染織といった伝統的な工芸技術により 何世紀にもわたり維持され,地域の自然環境を損なわない材料の利用等の工夫 や努力によって持続可能な方法で幾世にもわたり継承されてきた。


この行事は、旧城端町の城端神明宮の春の例祭で行われる行事で、獅子舞、神輿、鉾、曳山、庵屋台が町内を巡行する。


4日の宵祭りでは、神明宮から3台の神輿が御旅所まで渡御する。各山町では曳山と庵屋台を組立て、神像を山宿に飾り付けて公開する。


5日は、神輿の渡御に続いて、鉾、曳山、庵屋台が巡行する。これらを曳くのは周辺部の人びとである。曳山は、二層四輪形式で彫刻や飾り金具で装飾された漆塗りの豪華なものである。


庵屋台は、底抜け屋台形式で、上部の飾りは精巧な作りである。囃子を演奏しながら巡行し、途中随所で若連中により庵唄が披露される。


宵祭り

5月4日の夜は、野下町と新町の南端に隔年交替で築造される御旅所に、神社を出御された神様がお移りになる御旅の夜。このように、神社境内以外の場所に御旅所が建てられたのは、藩政時代には城端にだけ許されていた特例でした。


六カ町の若連中はその年の曳山順に従って御旅所へ参拝し、各町の庵唄を奉納します。宵祭は、日が暮れると町民たちが家族連れで御旅所に参詣し、各町の飾り山を見て歩きます。 


同じ日、曳山会館の広場では浦安の舞(午後7時)、南町の獅子舞(7時30分)、6カ町若連中の庵唄合同披露の演奏(8時)が行われます。その後、若連中は自町内をねり歩きます。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「ユネスコ無形文化遺産 城端曳山祭 五月(さつき)にあらわす神々しき優美」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2302048



古今折衷
京町家建築魅力の宿


当館から程近い夷川(えびすがわ)通りは、古くから京都一の建具・家具屋街として栄え、現在でも数多くの家具屋が並んでいる。こちらの材木屋は京の建具・家具文化を長い間支えてきたが、その役割を終え、空き家となっていたのだ。


近年、京都では町家再生プロジェクトが増加しており、一方で、当館のような大型の町家は維持・改修の費用負担が大きいことなどから、引き取り手が見つからないまま止むを得ず取り壊されることも多く、その数は減少の一途をたどっている。


京都の発展を支えてきた歴史的・文化的価値の高い建造物を後世に残したいという想いを原点に、2棟の大型町家を中庭で結び、旅館として再生させた。


高い技術を持つ職人たちが館内の梁・建具などを丹精込めて甦らせ、天井の高い広々としたロビーエリアからは材木の保管場所であった当時の姿が窺える。


至るところに改修前の面影を残しながらも、全室に床暖房など最新の設備を備え、京町家でのユニークかつ上質な宿泊体験をすることができるよう現代風にアレンジしてある。


’’古今折衷’’体験型アート作品『光の蔵⾵呂』


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 古今折衷 京町家建築魅力の宿「光の蔵風呂」公開!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/16442696



京都の町家リノベーション

世界的デザインコンテスト 世界トップ5入り達成!


高級町家ブランドであるMaana Homesが展開する京都市内の民泊物件「Maana Kamo」(運営:Shiki Properties)が、世界的知名度を誇るデザイン専門誌であるDezeen誌主催の「Dezeen Awards 2020」の「ホテル・ショートステイ インテリア部門」においてショートリスト(世界トップ5)入りを達成しました。


Dezeen Awardsとは

「Dezeen」とは月間200万PVを誇る、イギリス企業発行の建築・インテリアデザインを取り扱う世界最大のオンライン誌です。


2012年にはThe independent誌による「best architecture blog in the world(世界のベスト建築ブログ)」、2013年にはTime誌による「most influential forces in global design(世界のデザインにおいて最も影響力を持つ媒体)」に選定されており、建築・インテリアデザインにおけるグローバル規模での高い知名度と影響力を持っています。


「Dezeen Awards」はDezeen誌が毎年開催している、世界中から優れた建築・インテリアデザインを選出するコンテストです。


この度「Maana Kamo」はホテル・ショートステイ インテリア部門でのショートリスト(世界トップ5)選出を達成しました。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~京都の町家リノベーション~「Maana Kamo」が世界的デザインコンテスト「Dezeen Awards 2020」の世界トップ5入り達成!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/10609338



日本遺産 斎宮の明和町

大淀の祇園祭について


三地区

大淀祇園祭は、明和町大淀地区の「東区」、「三世古」、「山大淀」にて、江戸時代中期より続く祭礼。厄除け、氏子安全、漁業・農業の繁栄を祈って行なわれます。かつては旧暦6月14日、15日に行われていましたが、近年は7月後半から8月の金曜日に東区で宵宮、土曜日に三世古と山大淀で開催されます。


三世古

愛知県の津島神社の流れをくむといわれています。
山車巡行だけでなく、「子ども神輿」や「海上渡御」、「花火大会」が催されています。また、6月上旬には、祭りの成功と安全を祈願して「浅間参り」が行われます。


山大淀

愛知県の津島神社の流れをくむといわれ、地区の氏神社である竹佐々夫江神社を中心に山車が巡行します。神社総代が持つ榊を先頭に、一万度、大幟、傘鉾、乙姫、天狗などが山車の前を歩くのが特徴です。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-3 TOKIO 2020「『明和町』大淀祇園祭~山車と花火の競演~7月20日(土)開催!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6362347/



※現在、2700件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
https://tokyo2020-10.themedia.jp/


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/