ZIPANG-10 TOKIO 2020メセナ活動認定制度《This is MECENAT 2025》 企業による芸術文化支援活動198件を認定
公益社団法人企業メセナ協議会(東京都港区芝5-3-2、理事長:夏坂真澄)は、企業・企業財団が実施するメセナ(芸術文化振興による心豊かなより良い社会づくり)活動の認定制度「This is MECENAT 2025」において、有識者の審査により198件(136社・団体)を認定しました(資料別添)。
学術性の高いギャラリーや新規コンサートプロジェクト、アーティストなどと地域の魅力を発信する公募展・イベント、洋楽を通した英語教育や自社技術による伝統楽器の研究・社会実装の取り組みなど、近年新たに開始し、これから展開していく活動も見られました。
This is MECENAT2025 ロゴマーク
新規で44件の活動が登録され、全国各地で当制度の輪が拡がっています。活動の詳細については、順次公開します。
東洋製罐グループホールディングス株式会社「容器文化ミュージアムの運営」
株式会社明治産業「パム|Party At the Museum」
ヤマハ株式会社「沖縄三線文化継承プロジェクト―技術貢献と共創―」
◆This is MECENATとは
「This is MECENAT」は、全国各地で行われる多様な企業メセナを顕在化し、その社会的意義を示すことを目的に2014年に創設。
「これぞメセナ」と認定された活動にはシンボルである「メセナマーク」を発行し、広報発信のサポートをするとともに、専用ウェブサイト内「メセナアーカイブ」にて活動内容を公開しています。
◆審査委員(2025年度)
仲町啓子 |実践女子大学 名誉教授/
秋田県立近代美術館 特任館長 ※審査委員長
佐倉 統 |実践女子大学現代社会学部 教授/
理化学研究所革新知能統合研究センター チームリーダー
永山祐子 |建築家
八反田 弘|東京藝術大学 名誉教授
松尾卓哉 |株式会社17 クリエイティブディレクター/
CMプランナー/コピーライター
山口 周 |独立研究者、著作家、パブリックスピーカー
(以上、敬称略・五十音順)
夏坂真澄 |企業メセナ協議会 理事長
◆審査ポイント
[1]プロジェクトの企画・運営に主体的に関与しているか
[2]企業として芸術文化振興活動をどのように位置づけているか
[3]活動の幅広い展開や継続の意欲、可能性があるか
などを軸に総合的に審査。
■公益社団法人企業メセナ協議会
芸術文化振興による心豊かなより良い社会づくりを目的として、企業をはじめ芸術文化にかかわる団体・個人が参加・協働する民間の公益法人。創造的で活力にあふれた社会、多様性を尊重する豊かな社会の実現に寄与すべく、企業メセナの推進を中心に、芸術文化振興に関する調査研究、認定・顕彰、助成、交流、発信等の事業を行う。
会長 :二宮雅也(SOMPOホールディングス株式会社 特別顧問)
理事長:夏坂真澄(花王株式会社 前顧問)
会員 :127社・団体(2025年7月1日現在)
お問合せ
公益社団法人企業メセナ協議会
〒108-0014 東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA 8階
Tel : 03-5439-4520
Fax : 03-5439-4521
E-mail : press@mecenat.or.jp
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
日本の伝統文化を絶やさないために
住宅設計の登竜門
木造建築の粋 編集局イメージ
旧イタリア大使館別邸(栃木県日光市)。設計はアントニン・レーモンド(チェコ出身)。
フランク・ロイド・ライトの下で旧帝国ホテル設計・施工のために来日。その後、独立して日本において設計事務所開設。吉村順三、前川國男、ジョージ・ナカシマらが彼の事務所で学んだ。日本のモダニズム建築に大きな影響を与えた。
日本の伝統文化を絶やさないために、若い世代に木造住宅の魅力を伝えたい…―地方の工務店が立ち上がり、設計力を競うコンテストが開催される。
木造住宅模型審査の様子 学生によるプレゼンテーション 真剣さが伝わってくる
建築を学ぶ現役学生が参加する「木の家設計グランプリ」が、2019年 9月21日(土)京都造形芸術大学にて開催される。6回目となる今年は、全国から326組の応募が集まった。 審査にあたるのは、日本の建築界をリードする5名の建築家。学生と建築家とのトークバトルが繰り広げられる。
観衆の前で公明正大に審査される!
開催趣旨
日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを広く社会に知っていただき、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催いたします。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-3 TOKIO 2020 「住宅設計の登竜門。建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテスト公開審査始まる!」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6964915
(公社)インテリア産業協会設立35周年記念
自然とともに!建築家 藤森照信建築作品 講演会
藤森 照信(ふじもり てるのぶ)
東北大学工学部卒業後、東京大学大学院にて近代建築、都市。画史を専攻。全国各地で近代建築の調査・研究にあたる一方、赤瀬川原平氏らと「東京建築探偵団・路上観察学会」を結成。建築作品として「神長官守矢史料館」「タンポポ・ハウス」「ニラ・ハウス」「一本松ハウス」などがある。日本都市計画学会賞、日本文化デザイン賞、日本芸術大賞、日本建築学会賞受賞他。
このところ建築家 藤森照信氏の関係する展覧会や講演会の紹介が続いております。
現在開催中の展覧会東京・森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」での監修。
また、先般行われた岐阜県多治見市「多治見市モザイクタイルミュージアム」の開館2周年記念の講演会等です。どの催事も「自然で、懐かしさを感じさせ」満員御礼!でした。
現代人は、特に日本の人口構成で一番多い団塊の世代や子団塊の世代の方たちに「自然で、懐かしさを感じさせ」のタイトルは当にそれに飢えると申しますかそういった傾向が見受けられるように思うのですが・・・。これって該当世代にある自分だけですかね~(苦笑)
35年前を思い起こすと(株)サンゲツ 現 特別顧問日比祐市氏、カリモク家具(株)現 取締役相談役加藤知成氏、三井ホーム(株)元 社長・協会初代会長 岡田徳太郎氏、学識者・顧問の千葉大学名誉教授 小原二郎氏、(公社)日本インテリアデザイナー協会 元会長 渡辺 優氏、武蔵野美術大学名誉教授 島崎 信氏、インテリアコーディネーター向けカラーコーディネーションのコンセプトを担当された東北芸術工科大学名誉教授 日原もとこ氏(当時は通産省工業技術院主任研究官)、初代本部事務局長 荻野弥一氏、インテリアコーディネーター資格者第一号としてリーダーシップを発揮してご活躍され現 (一社)インテリアコーディネーター協会会長の村上英子氏…加えて近年は、特に中部地区のインテリアコーディネーター啓蒙活動のためシンポジウム・講演会・デザイン教育とご協力・ご指導いただいた愛知県立芸術大学名誉教授 林 英光氏等々。(時間制限で一部のお名前のみ記載を深謝します)
まだまだ全国の大勢の方々のご尽力があって35周年を迎えることができたのではないかと、万感の想いが蘇ります。昭和53年3月8日、協議会発足当初から携わった者としてこの35年間には高度成長を成し遂げ、そのしっぺ返しもあったり、東日本大震災を経験したり・・・社会情勢は目まぐるしく変化しております。
長いようで短く、今は35年前がまるで昨日の出来事のようで、さながら流星ワゴンの運転手のような気分であります。
前置きが大変に長くなりました。
それでは・・・
今回は、公益社団法人インテリア産業協会設立35周年記念事業の一環として建築家 藤森照信氏の講演会のご紹介です。
当Webサイト読者の「建築」 「家具」「デザイン」「工芸」「環境」「色彩」「照明」「テキスタイル」「ガーデン」「インテリアコーディネーション」など、それぞれの分野に携わるプロフェッショナルの皆様や、これらの分野にご興味のある一般の皆様方に、是非ともご紹介したい藤森氏の愛情篭もる夫々の地域と対象作品です。それでは建築家 藤森照信氏設計によるこれまでの建築作品や当時のインタビューの様子などを交えながらご紹介して参ります。