Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あいん's Cafe

勉強しすぎて困った人はいない、は嘘。

2019.02.12 19:54

★ぱぱにっき

「勉強しすぎて困った人はいない。しかし、勉強しておけばよかったと嘆く人は星の数より多い」

これ、、、共感はできますが、おそらく「うそ」でしょう。

全人類を合わせても人は、星の数よりはるかに少ないはずです(笑。

冗談はさておき、2011年フジテレビから放映された『C』というテレビアニメをご存知でしょうか。副題は『THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』

近未来の日本。密かに混じるミダスマネーによって日本経済は回復しつつあったが、その恩恵は国民に反映されず、不可思議な事件や自殺は次々と起こり、不安な時代が続いていた… by Wikipedia.

昔のアニメですが、なんだか今の時代を象徴するかのようなあらすじの書き出しです。途中、主人公の恋愛もの語りぽくなり残念ですが、まあ興味津々に魅入るように見れました。このアニメから深く考えさせられたテーマは、

もし、以下の究極の2択しか存在しない場合、あなたならどっち?

①未来の希望を犠牲にしても今を生きる
②今を犠牲にしても未来の希望に繋げる

自分の未来を犠牲にしてまで、今の安定や幸せにしがみついても最終的には悲惨な未来が訪れるだけでして、未来の希望のために、今を必至で我慢したり犠牲にしても、未来に報われず、結局、今につぶされて生き延びることができない、という最悪なシチュエーションしか存在しない(※実際の内容とは違う)場合の、最善の策とは何かであります。

多くの人は後先考えず現在の快楽に走る人をキリギリスに例え、未来のために今を我慢して貯蓄したりする人がゆくゆく報われるように教わっています。

しかし、現代人の中に(特に真面目すぎる人の中に)、未来のための我慢の限界に気づかない体質であるため、ありんこのように扱き使われ、うつ病やさまざまな精神的な障害にかかってしまい頑張って我慢して貯めた希望を使うことすら出来なくなってしまう人が沢山見受けられます。

そういう人にはほんとう「今を生きろ」と言いたくもなります。

僕もどっちかと言うと、未来の希望より今を生きることに、比重を少し上においております。

精神的に丈夫でなかなか壊れ難いとか、我慢の限界にくる前に自分を適切なタイミングで甘やかすことができる本能の持ち主なら、ありとキリギリスの物語りのように生きても問題ないでしょう。

そう言った意味で、

「勉強しすぎて困った人はいない。しかし、勉強しておけばよかったと嘆く人は星の数より多い」

これは必ずしも正解とは呼べないと言いましたが、周りを見ずに、何のために勉強するのかも分からずに、自分を壊すほど勉強する受検生には、なぜ勉強をするのか、もう一度考えてみて欲しいものです。

昨日からなんだか偉そうなことを言ってしまっている気がしました。他人の家族と比べてしまう僕の本性が嫌で、おそらく、自分自身に言い聞かせたがっていただけかもしれません。

他人と接点を持つと、無意識に意識してしまうものです。自分のぶれさせたくない自分の答えをもう一度確かめたくなりました。

ただそれだけかも。