【閉式】2018年度名古屋LGBT成人式

本年度も無事、名古屋LGBT成人式を開催することができました！

先日2月10日に名古屋能楽堂会議室にて開式させていただきました。

今回は、珍しく長文の記事にて成人式の概要をお伝えできればと思います。

今年度参加できなかった方も雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。

今年度の会場は名古屋能楽堂会議室でした。

名古屋能楽堂の厳かな雰囲気に成人式がとても合っていて、素敵な式になりました。

豊明市長・名古屋市長からの祝辞から始まった2018年度名古屋LGBT成人式。

先輩の辞・母の言葉・成人の辞を聞き、涙を流す参加者の方もおられました。

先輩の辞・母の言葉では、特に心に残るスピーチがありました。

トランスジェンダーであることを母にカミングアウトしてから10年間、親子関係は崩壊していたと話した原岡親子。

「母は本当は娘であったはずの僕と何をしたかったんだろう。」と考え続けた息子・貴毅さんと、

「10年間、親としてしてはいけないことを全てしてしまった。酷いことをしてしまった。」と語った母・春美さん。

しかし、貴毅さんが親戚の前でカミングアウトしたとき、守ってくれたのはずっと否定していた母・春美さんだったそうです。

10年の時を経て変わった母の心境など、あまり聞くことのできない貴重なお話をしていただきました。

また、成人の辞を読んでくださったいづさんは「成人の辞を母の前で読みたい」と、福岡から参加してくださいました。

幼少期からの違和感や学校生活でのお話。スポーツと治療を両立できない、トランスジェンダーの問題についても語っていただきました。

第2部では、

一般社団法人Fair代表の 松岡宗嗣さん