「並ぶものがない」を英語で言うと?
おはようございます、Jayです。
元プロ野球選手のイチローさんが昨日メジャーリーグの殿堂入りの式典が行われて素晴らしい英語のスピーチをされました。
殿堂入りの盾の最初は彼の野球に取り組む並外れた姿勢や並ぶものがないバットコントロールなどが書かれていました。
この「並ぶものがない」を英語で言うと?
「並ぶものがない」=“unparalleled”(アンパラレォドゥ)
盾の冒頭部分:
“With extraordinary work ethic and unparalleled bat control, brought record-setting hit totals to Major League Baseball as its first Japanese-born position player.”
「その並外れた野球に対する姿勢と並ぶものがないバットコントロールで、初の日本生まれの野手として安打記録をもたらした。」
“parallel”とは二つの線が同じ感覚で並ぶ「平行・並列」といった意味です。(日本では「パラレル・ワールド」として使われているのを見た事ある)
そして反対の意を表す“un”と形容詞にする“ed”を加えると「平行/並列ではない」となってそこから「並ぶものがない(秀でている)」となるのです。
と英単語の話はこれぐらいにして、今朝私がもっとも皆様にお伝えしたい事を話させてください。
それはイチロー選手の素晴らしいスピーチ。
内容はもちろんなんですが、決してアメリカ訛りの英語ではない(そうある必要もないが)けどアメリカ人にとってもすごく聞き取りやすい。
“日本人が目指すべき英語”といっても過言ではないでしょう。
では“何が聴き取りやすくしているのか?”ですが、それは「アクセント(強調する箇所)」と「音節の数(単語の母音の数)」です。
“R”や“TH”の発音などが難しくても前後の文脈でだいたい予測出来ます。
逆にどれだけ“R”や“TH”の発音が出来てもアクセントの場所や音節の数が違うと聴き取りにくくなります。(あっ、ちなみにアメリカ英語とイギリス英語でアクセントが違う事も少ないですがあります)
そしてこの二つ共に出来ているのがこのイチローさんのスピーチです。
シャドーイングをされている方、ぜひこのイチローさんのもやってみてください。
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