検定試験合格後に感じたこと──剣道20年のこれから
2025.08.08 08:04
先日、受験していた剣道指導者資格の検定試験の結果が届きました。
封筒を開ける手が、思った以上に震えます。
結果は──合格。
20年の歩みが、ひとつの形として認められた瞬間でした。
喜びよりも、静かな責任感
正直、最初に湧いた感情は「やった!」という喜びよりも、
「これからどう指導していくべきか」という静かな責任感でした。
資格はゴールではなく、スタート地点。
合格したからこそ、教える側の一言一挙手が
相手の剣道人生に影響を与えることを、より強く意識するようになりました。
合格しても変わらないこと、変わったこと
剣道は、合格証書一枚で急に上達するものではありません。
足さばきも、構えも、日々の稽古も、これまで通り。
変わらないのは、竹刀を握るたびに湧く緊張感と、学び続けたい気持ち。
変わったのは、自分の「言葉の重み」への自覚です。
以前は何気なく伝えていたアドバイスも、
今は「この言い方で伝わるか」「相手の成長につながるか」を
一呼吸おいて考えるようになりました。
合格は、通過点
この合格は、あくまで通過点。
剣道は年齢や立場を越えて、
互いに学び合える稽古文化があります。
次は自分が、その循環の一部として、
後輩や子どもたちに「剣道の面白さと奥深さ」を
伝えていける存在でありたい。
20年目の今、再び初心に戻って竹刀を握ります。
合格証書は、道場の壁にかけず、心の中にしまっておくつもりです。