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ZIPANG-10 TOKIO 2020[広島と長崎の若者がつなぐ平和のバトン ― 戦後80年の日本から、戦後0年のシリアへ]日本の復興の道筋を示してくれた事に感謝。教育こそが、私達が復活する為の力!

2025.08.10 22:50


爆撃や戦闘で瓦礫と化したシリア・デリゾール県の町


デリゾールの町(中村雄一撮影)



広島三次十日市中学校生徒が英訳した絵本『はじめてのヒロシマ』、
シリアとケニアへ


十日市中学校で行われた平和講演会


デリゾール県知事に「はじめてのヒロシマ」を手渡す


千葉県の教育支援NGO 特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(代表:中村雄一)は、8月6日午前9時、三次市立十日市中学校で平和講演会を実施した。戦後80年の節目に、
広島・長崎の若者が平和のメッセージを世界へ届ける活動を紹介した。


広島の生徒が翻訳した絵本が、戦火の地へ


広島県三次市十日市中学校3年生100名は、広島平和記念資料館が制作した平和教材『はじめてのヒロシマ』を英訳。なかよし学園がその絵本をケニアやシリアへ持参し、現地で朗読・解説を行い、授業後は学校図書館に寄贈してきた。


ケニアモンバサの小学校にも「はじめてのヒロシマ」が寄贈された


シリア・デリゾールでの反響


デリゾールの町(中村雄一撮影)


今夏7月21日から8月3日、なかよし学園代表中村雄一は14年にわたる革命と内戦で甚大な被害を受けたシリア・デリゾール県で、これらの平和教材を県知事や行政関係者へのプレゼンで活用した。かつて繁栄していた街並みは爆撃や戦闘で瓦礫と化し、その光景は戦後の広島や長崎の写真と重なる。


プレゼンを受けた行政関係者の一人は、資料を見ながらこう語った。


「はじめてのヒロシマ」を読む政府首脳


「ヒロシマやナガサキのことは知っていたが、その復興の歴史を深く知ったのは初めてだ。今のデリゾールは、80年前の広島や長崎と同じ廃墟の姿をしている。日本が焼け野原から立ち上がったように、私たちも必ずこの地を復興させたい。」


モフセン・アルハシーン副知事(県教育部門担当)も次のように述べた。

「あなたが日本の復興の道筋を示してくれたことに感謝する。教育こそが、私たちが再び立ち上がるための力になる。」


「願う平和」から「行動する平和」へ



十日市中学校では講演会を通じ、シリアの現状や自分たちが行った国際貢献を振り返った。生徒たちは「願う平和から行動する平和」を実感し、今後は1・2年生も含め全校で「今、自分ができること」を世界に向けて行動していく。


また長崎県対馬市立西部中学校はなかよし学園の「世界とつながる学びプロジェクト」で平和カルタを作成。なかよし学園はアレッポ大学、デリゾールアルハリータ市サリータ中等学校で平和授業として活用した。


戦後80年を迎える日本の若者が願う平和から行動する平和へと世界各国でアクションを行う姿はこれからの日本のモデルとなるだろう。


プロジェクトの位置づけ

本活動は経済産業省「探究・校務改革支援補助金」事業として、なかよし学園が全国50校と連携して実施する「世界とつながる学びプロジェクト」の一環だ。


今年6月にケニアで行われた国際連合ACUNS学術会議でも発表された同プロジェクトは、日本の生徒が国際的な教育支援に直接関わる機会を創出し、世界と日本双方の未来を拓くことを目的としている。


国際連合ACUNS学術会議に参加するなかよし学園


代表・中村雄一 コメント

「広島と長崎の若者たちが起こした“平和のアクション”は、国境も文化も宗教も越えて人々の心に届きます。焼け野原から立ち上がった日本の経験は、今まさに戦後0年を迎えている国々にとって、生きた希望の物語です。

教育は、武器や暴力に頼らず、人の心を再び結びつけ、未来を築くための最も強力な力です。教室から始まった一冊の絵本や一枚のカルタが、大陸を越え、戦火の街に笑顔と勇気を届ける──その連鎖こそが、私たちが次の世代に手渡すべき本当の“平和のバトン”です。

これからの時代、日本の若者の「行動」をなかよし学園は応援していきます。」


[団体概要]

特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
代表者:中村 雄一(設立:2019年/活動開始:2007年)
活動内容:教育支援・平和教育・社会起業支援
活動地域:日本国内およびアジア・アフリカ10か国


お問い合わせ先

担当:中村 里英
Email:nakayoshigakuen.office@gmail.com


余滴

当Webサイト「ZIPANG TOKIO 2020」のコンセプトを述べさせていただきます


 日の丸のロゴマークは、グラフィックデザイナー亀倉雄策氏のデザイン




   日本の精神文化と国土の美しさについて再発見


その1. 全世界との情報の共有化

世界はコロナ禍を防ぐ為、AÌ技術が、瞬時に各国の実態を明らかにしました。それを通じて関心が高まり、お互いが身近に感じられて参りました。


その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重!

金権主義や大国主義から離れ、各国に根付くローカルな最も美しきもの(環境美、独特の暮らし様式、人々の立ち振る舞い等)への愛着と保存及び育成。


その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

日本は自然豊かな美しい国土を持ち、如何なる生き物に対しても万物共生の思想が育っています。これを背景に、日本人が独特の礼儀作法や小さな心配り、優しさ、謙虚さ、労りなどの心を持つ人間性が、海外からの注目を集めています。


しかし、残念ながら最近これとは反対方向へと進んでいる実態も増えており、国を挙げての教育が見直される必要があり、模範事例等を発信して参りたいと思います。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


高野山から世界平和を祈る



World Peace Gathering in KoyasanではCompaSSが執り行っているPeace Mandalaを、弘法大師が金剛峯寺にて行った萬燈萬華会をイメージした高野山式にアップデートして祈りを捧げます。

世界中の僧侶が集まり世界平和へ祈りを捧げる三日間。World peace gathering 2019を、弘法大師空海によって1200年前に開かれた聖地高野山にて開催致します。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-3 TOKIO 2020 高野山から世界平和を祈る。「〜World peace gathering 2019 in Koyasan〜 開催」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/7027260



つげの高校生が描いたヒマワリ→ウクライナゆかりの花です(世界平和を訴える!)

学校法人黄柳野学園 つげの高等学校


不登校経験者が高校中退者の学び直しの高校として、1995年に多くの市民の方の寄付により設立された『市民立』の全寮制の全日制普通科高校です。


つげの高校ダンス部~やろまいか~

「ダンス甲子園2022☆夏 唯一無二のダンス部日本一決定戦…涙の密着100日!」

※何校かの中一校でTV放送にて紹介されました。


全校生徒約160人のおよそ70%が不登校経験者ですが、彼ら彼女らは仲間との楽しい高校生活を通じて自分に自信と笑顔を取り戻し、自立した大人になるための力を蓄えています。


『オープンキャンパス』について

つげの高等学校に興味をもっている中学生、高校生が対象の1泊2日の宿泊型オープンキャンパスです。


教育方針や寮生活、進級卒業、卒業後の進路についての説明の他、グループワークで初対面でも楽しく仲間をつくり、1泊2日の寮生活を体験することで、規則正しい生活を取り戻せることを実感してもらいます。保護者や学校の先生も別のプログラムにてご参加いただけます。


「つげの(黄柳野)高等学校」の教育について新城市長も協力

これからの「つげの(黄柳野)高等学校」の教育について新城市長の下江洋行さんとお話しさせていただきました。


自然豊かな新城ならではのさまざまなビジョンを持っておられることがわかり、これからいろんな事に挑戦できそうです。(事務局 蒲)


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 奥三河の全寮制高校「つげの高等学校」 12月24日に宿泊型オープンキャンパスを実施
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/39386420



JICAの青年海外協力隊 ボランティア

スリランカで環境教育隊員として活動を


幼稚園や学校でのワークショップ 合計18校 445名

編集後記

実は、スリランカには当Webサイトの読者がおられます。
彼女は、JICAの青年海外協力隊ボランティアとしてスリランカで環境教育隊員として活動をされています。元学校教員のため、教育や授業をすることが大好きな方です。


下記は、スリランカに到着して1年経った様子を知らせてくれた時のものです。
丁度良い機会なので、彼女の奮闘ぶりをご紹介いたします。


「スリランカに到着してから1年が経ちました 1年間でいろんなことがありましたが、時間が経つのは本当にあっという間ですね。 今まで活動してこれたのは本当にスリランカの人々が助けてくれたからです。 ここまでの活動を振り返っていきたいと思います。

今までの主な活動は、幼稚園や学校でのワークショップ^^*


幼稚園 合計18校 445名


また、市内の大きな学校を1校モデル校として継続的に訪問授業を実施しています。

全校生徒への授業の実施を行い、定期的に環境クラブの生徒と何かできないかと話しあいを持っています。


すると、その学校での変化が目で見てわかるようになりとても嬉しかったです。

ここまでのワークショップができたのは、スリランカの人たちの支えがあったからです。
本当に支えてくれている人たちへは感謝がつきません。


また、ワークショップを充実した内容で実施できたことはとても嬉しいことだなと思うと同時にこれからは、実際に指導をしていく人たちの育成に力を入れて進めていきたいと思いました。」

どうか、新コロナウイルス菌に負けずにこれからも頑張ってください!


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 日本初!若しかすると世界初⁉ コロナも顔負け! “あうたび” スリランカオンラインツアー開催
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8277862



【6/20は世界難民の日】


国際NGOワールド・ビジョンは「世界難民の日」を前に報告書を発表。難民や国内避難民の子どもたちが直面する飢餓と暴力のレベルが高まり続けており、一方で、必要な資金拠出は追いついていないことを警告しました。


• 移住を強いられている家庭の85%は、日々に必要な栄養を摂取するだけの十分な食料を買うことができない。

• 25%の家庭は、悪化する家計ひっ迫に対応するために子どもを学校に通わせていない。19%の家庭は子どもを働かせている。

• アフガニスタンとニジェールでは、かなりの数の家庭~それぞれ12%と7%~が、収入減少への対処方法として児童婚を利用していると報告している。


6月20日「世界難民の日」に向けて、世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョンは、毎年実施している難民と国内避難民の家庭を対象とした調査について、2023年の調査結果を発表しました。


<ワールド・ビジョンとは>

キリスト教精神に基づき、貧困、紛争、災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録され、約100カ国で活動しています。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-7 TOKIO 2020 速報 【6/20は世界難民の日】世界で難民の子どもたちが直面する飢餓とリスクレベルは3年連続で増加
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/44629979



日本政府は、シリアにおいてレバノン情勢の影響を受けるぜい弱なコミュニティを支援するため、国連児童基金(UNICEF)に100万米ドルの緊急無償資金協力を実施しました。本資金協力は、推定45万人の避難民とホストコミュニティ、特に女性や子どもたちの、安全な水と衛生サービスへのアクセスを改善することを目的としています。


「シリアにおける壊滅的な危機が始まって以来、日本は多分野にわたる包括的な支援を提供することで、シリアの人々の苦しみを緩和させるために真摯に取り組んできました。


この度の緊急無償資金協力は、既存の危機に加えてさらなる困難に直面しているシリアにおいて、人道状況が悪化するレバノンからの避難民の流入への対応を支援します。


この新たに発生した危機に対処するための、UNICEFや他の国連機関の取り組みと迅速な対応に感謝いたします。」と、辻昭弘 在シリア日本国大使館臨時代理大使が語りました。


2024年9月24日以降、レバノンにおける人道状況の悪化に伴って何十万もの家族がシリアに避難しており、その半数以上が子どもたちです。そして、多くの人々は、水と衛生サービスを緊急に必要としているコミュニティに身を寄せています。


13年にわたる紛争により、シリアでは必要不可欠なサービスが依然としてひっ迫しており、約1,356万人(うち44パーセントが子ども)が水と衛生に関する支援を緊急に必要としています。紛争や経済の低迷、そして2023年2月に発生した大地震のような自然災害の複合的な影響により、既にぜい弱だったシリアの社会サービスはさらに悪化しています。


レバノンにおける暴力の激化に迅速に対応するため、UNICEFは国境通過地点や受け入れセンター、ホストコミュニティにおいて、必要不可欠な水と衛生サービスの提供に重点を置いてきました。ホストコミュニティには新たに避難民が到着し続けており、水と衛生設備の復旧が極めて重要です。


日本政府の支援により、損傷した水と衛生設備を修復し、命を守る水と衛生サービスへのアクセスを改善することで、人々は復旧した水と衛生サービスの恩恵を受けることができます。また、インフラの改善に加えて、特に女性を対象にコミュニティのニーズに合った啓発キャンペーンを行い、緊急事態下における適切な衛生習慣の促進を支援します。


「安全な水と衛生サービスへのアクセスの改善が必要不可欠です。日本政府によるこの度の貴重なご支援は、子どもたちを含む避難民の緊急のニーズに対応し、水が媒介する病気や感染症のリスクを軽減させるUNICEFの活動を支えるものです。」と、UNICEFシリア事務所代表の木村泰政が語り、次のように続けました。


「この度の日本政府による緊急無償資金協力は、UNICEFが緊急の人道的ニーズに対応し、ホストコミュニティがサービスの需要増を吸収して、子どもが誰一人取り残されないようにするために必要不可欠です。心より感謝申し上げます。」

 

日本政府は、長年にわたってUNICEFの活動を支える重要なパートナーです。主要ドナーの一つである日本政府は、シリアのぜい弱な子どもたちや家族を支援するため、2020年から2024年にUNICEFに対し計6,300万米ドル以上の資金協力を実施しています。


■ UNICEFについて

国連児童基金(UNICEF)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190以上の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。

※UNICEF国内委員会が活動する33の国と地域を含みます

※UNICEFの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-10 TOKIO 2020日本政府、レバノンの人道状況悪化の影響を受けるシリアの子どもたちを支援するため、UNICEFに100万米ドルの緊急無償資金協力を実施
https://tokyo2020-10.themedia.jp/posts/55715285



子ども200万人に人道支援が必要【ユニセフ】


【2023年8月19日 ニアメ(ニジェール)】

ニジェール共和国で進行中の危機について、ユニセフ(国連児童基金)ニジェール事務所代表のステファノ・サーヴィが以下の声明を発表しました。


* * *


ニジェールで拡大している危機は、同国に住む何百万人もの弱い立場にある子どもを、ますますの危険にさらしています。

現在の状況は極めて憂慮すべきものです。すでに、多くの子どもが重度の栄養不良に陥っており、西部・中部アフリカで最悪レベルという深刻な人道的状況に、大きな負荷がかかっているのです。現時点で、200万人以上の子どもが危機の影響を受けており、人道支援を切実に必要としています。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-7 TOKIO 2020危機拡大のニジェール:物資国内に入れず~子ども200万人に人道支援が必要【ユニセフ】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/47199287



子供たちの環境の色とは


JQA地球環境世界児童画コンテストとは?

第20回は88の国と地域から12,000点以上の作品をご応募‼

一般財団法人日本品質保証機構(JQA)と国際認証機関ネットワーク(IQNet)は、UNICEF東京事務所からご後援をいただいて、世界中の7歳から15歳までの子どもたちを対象に、JQA地球環境世界児童画コンテストを1999年より実施しています。


これまでに20回のコンテストを実施し、今年は88の国と地域から12,000点以上の作品をご応募いただきました。そして、今までに寄せられた作品の総数は32万枚を超えました。


豊かな想像力と感性にあふれた子どもたちの作品は、身近な自然や生き物、家族や自分たちの住んでいる地域を題材に描かれています。また、国境や文化、言語の違いを越えて、地球環境へのメッセージが込められています。 私たち主催者は、このコンテストを通して、子どもたちが豊かな自然から受けた感動を描き、地球環境について考える機会になることを願っています。


また同時に、社会のより多くの方々に子どもたちの作品を見ていただくことによって、水と緑あふれる地球環境を守る取り組みが広がることを願っております。


推薦の言葉

児童画コンクールに見る幼児期の純なる美的感性

嘗て私は(社)山形県建築士協会主催の児童画コンクールの審査委員長を7~8年務めたことがあります。毎年、1千件を超える応募作品が集まりました。

選定には公平を期するため当然、広大な会場が必要となり、いつもスポーツ会館等の大会場が用意され、その壮観振りには圧倒されるばかりでした。

今回の本記事に掲出された受賞作品の事例を見ると、実にそれらに共通した印象がまざまざと蘇ってきたのです。

テーマは「私の住みたい家」でした。参加作品の対象者は幼稚園児から中3の生徒さん達。

特にショックを受けたのは、これら作品群の中でも忘れられないのが幼稚園児の年長組~小1,2年生と、僅かな小3年生の作品群に見られる傾向が突出した特徴を持っていたからです。

それは実に色彩豊かで、喜びに溢れ…非現実的で奇想天外な空想に満ちたエネルギーを持つものでした。そしてまさに、シュタイナー教育の分類による児童の精神的成長過程に該当したのです。

ルドルフ・シュタイナー(1861年~1925 墺 )の教育論では、人が誕生から人間として成人になる迄の精神的発達過程を4段階に分けています。

・段階1(0~7歳) 物質体

・段階2 (7~14歳) 生命体

・段階3 (14~21歳)感情体

・段階4 (21歳以降)自我

以上から判断すると、私が体験した特徴ある作品群は、段階1~段階2に掛けての、物質体後半期と生命体前半期に該当する児童群なのですね?未だ人間としての意識が芽生えていない誕生ほやほやの赤ちゃんであれば確かに首肯できますが… 7歳までの期間の幅が長すぎる感がありますね?

この年齢期にある期間に、未熟の感覚器(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を鍛える為に、最高の体験をすることこそ、成人後の芸術的才能を発揮するために必要な基本的鍛錬期と申します。こうした話からシュタイナーの段階1,2は、人間としての完成期(自我)に基本となる優れた栄養分を十分に摂取することが如何に大事か…?我が人生を顧みて最早遅きに失したこと…身に沁みて分かるのです。


日原もとこ

東北芸術工科大学 名誉教授 / 風土・色彩文化研究所 主宰 /まんだら塾塾長
日本デザイン学会名誉会員 / 日本インテリア学会名誉会員 


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 第21回 JQA地球環境世界児童画コンテスト作品募集&優秀作品展開催のご案内
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/12887216



長崎 ~古代からの架け橋~

日本遺産認定「国境の島 壱岐・対馬・五島」


壱岐 原の辻遺跡


日本本土と大陸の中間に位置することから、長崎県の島は、古代より、これらを結ぶ海上交通の要衝であり、交易・交流の拠点でした。


特に、朝鮮半島との関わりは深く、壱岐は弥生時代、海上交易で一支国として栄え、対馬は中世以降、朝鮮王朝との貿易と外交実務を独占し、中継貿易の拠点や迎賓地として栄 えた歴史が残っています。


経済や交通の発展により、中継地としての役割は希薄になりましたが、古代の史跡や城址、庭園等は当時の興隆を物語り、焼酎や麺類等の特産品、民俗行事等においても 日韓交流の痕跡が窺えます。


国境の島ならではの融和と衝突を繰り返しながらも、連綿と交流が続くこれらの島は、国と国、民と民の深い絆が感じられる稀有な地域であることから日本遺産に認定されました。


魏志倭人伝に記された国境の島

日本がまだ「倭」とよばれていた時代、魏(中国)の使者は、朝鮮半島を南下し、対馬や壱岐を経由して、倭の女王がいる邪馬台国を目指しました。中国の歴史書『三国志』の中の「魏志」倭人伝(*1)には、対馬国(現在の対馬市)と一支国(いきこく)(現在の壱岐市)の様子が次のように記されています。


狗邪韓国からはじめて海を渡ると対馬国に着く。山は険しく、深い林が広がり、道も獣道のようだ。良い田がほとんどなく、海産物を食べて生活し、南や北へ行き、交易をしている。


対馬国を出て、また南に海を渡ると一支国に着く。海の名は瀚海という。林が多く、少し田はあるが、田を耕しても、食料が足りないので、やはり南や北へ行き、交易している。

(「魏志」倭人伝(現代語訳)より抜粋) 


【日本遺産とは何?】


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-2 TOKIO 2020~古代からの架け橋~日本遺産認定「国境の島 壱岐・対馬・五島」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4615487


※現在、2700件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
https://tokyo2020-10.themedia.jp/


ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/


ZIPANG-8 TOKIO 2020 (VOL-8)
https://tokyo2020-8.themedia.jp/


ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/