「まっさらな気持ち」になることが”私”を解き放つ最初の一歩、だと思うのです。
ハッピー バレンタイン ♪
こんにちは。栗原貴子です。
バレンタインといえば!
百貨店やショッピングビルの
特設のチョコレートコーナーを
うろつくのが好きです。
「日本ではこの時期にしか
販売していません」
というベルギーやフランスなどの
ヨーロッパ勢が多数、出店。
店頭POPに飾られた
イケメン ショコラティエの
顔写真を見物。
心の中で
『タイプ』『タイプじゃない』と
イケメン ショコラティエを
偉そうに識別しつつ。
チョコが刺さったつまようじを
「どうぞ♪」と
差し出されるままに。
大学生と思しき
うら若き乙女たちに
混じって試食。
女子大生A「ねえ、ねえ、教えてよ。
誰にあげるの?」
女子大生B「え~。恥ずかしい。
誰にも言わない?」
なんてキャピキャピした
会話が漏れ聞こえてきて。
お耳ダンボ。
恋する乙女のエネルギーを
胸いっぱいに吸引!
オジサンだったら
110番案件だけど、
オバサンなので
セーフです。
若い女性の
恋する乙女の
キャピキャピとした
エネルギーって
いいわあ。
若返るわあ!
帰宅して鏡を見たら
若返りに関しては、
まったくの錯覚でしたが。
気の持ちようです。
こちらの記事にも書きましたが。
「どんな眼差しで出来事を見るか」
によって見える景色が変わります。
例えば「きものを着る」ということも、
「大変そう」「難しそう」
って前提で眺めると
「大変」だし「難しい」です。
けれど。
「いや、昔の人は普段から
着ていたのだから
そんなに難しいモノじゃ
ないだろう」
という前提でいると。
「うん。知らないから
大変そう、難しそうって
思っていただけだったんだ!」
って感じます。
きもの歴四半世紀越えの経験から
正直に言いますと。
「大変」「難しい」は
何と比較するか? による。
きものは着るまでの
工程が多いことや、
直線絶ちの衣装を
立体的な肉体にまとう、という
技量が求められます。
それが「大変」の正体です。
裁断や縫製により
デザインが完成している洋服とは
「衣装」という共通項はありますが
じつは、まったく別モノなのです。
なので
「洋服と比べたらきものは大変」
というコメントは
彼氏に向けられる
「私と仕事、どっちが大事なの!」
というコメントと同じぐらい。
そもそも比較対象として
おかしいのです。
私たちはこんな風に
無意識のうちに本来は
比較対象にならないモノやコト、
類似案件
過去のケーススタディなどを
心の中のフォルダから
引っ張り出して
色々な感想、感情を
いだいて日々を過ごしております。
けれど、そのフォルダの中身が
役立つことって少なくて。
多くの場合が
何かをやめる理由にしたり。
うまくいってない根拠にしたり。
自分にダメ出しする材料にしたり。
とにかく
自分に優しくない方向で
使われています。
けれど「優しい方向」で
フォルダの中身を
使いこなせるようになると。
毎日がとたんに
楽しくなりました。
だから、きものもそうだけれど。
新しい「何か」を始めるときや、
新しい「何か」が始まるときに。
過去の類似案件のフォルダーからは
必要な情報や経験だけを参照して。
感情的なものまで
引っ張り出さずに。
まっさらな気持ちで
向き合うことが
大事なのでは?
と思うのです。
そして、この
「まっさらな気持ちで」
をきものは
リアルに体験できます。
だから
心と身体を
整えることを
手助けしてくれる
最強ツールなのです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
チョコレート売り場にいた
恋する乙女も。
まっさらな気持ちで告白できたかな。
通りすがりのオバサンは
あなたの幸せを祈っています♪