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YUASA DESIGN

VS嵐の秘密

2019.02.14 13:08

こんにちは、

フリーデザイナーの湯浅です。

先日、国民的アイドルグループの

嵐が、活動休止のニュースが流れました。


VS嵐のグラフィックに関わったスタッフとしてもかなり衝撃でした。


でも、復活も充分あり得る!

とのことなので みんなでそれを待ちましょう。


今回は、そんなVS嵐の秘密をちょっとだけお話します。


VS嵐の秘密の1つに

セットとロゴの融合性というのが

あります。


多分、歴代のテレビタイトルで
ここまでゲームセットの意向を
取り込んでいるロゴは無いでしょう!


リンクはお世話になってるフジテレビさんのVS嵐のページです。


ここで紹介されているロゴの半分以上を手掛けさせてもらいました。


なぜ、セットデザインをここまで取り込んだロゴがないかというと


大変だからです。(^O^)


普通に作るロゴよりも

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んと大変なのです。


グラフィックデザイナーがロゴを作る時、当然まだセットは出来上がっていません。


なのでグラフィックデザイナーがロゴにセットの要素を取り入れるヒントとなるものは、


❶セットデザイナーの頭の中にあるイメージ


❷意思共有の為に効果的に殴り描かれたホワイトボードのラフ


❸グラフィックデザイナーが読めない図面

なとこでしょうか、


なので、セットデザイナーは自分の頭の中のイメージをグラフィックデザイナーに伝えようと必死です。


グラフィックデザイナーも形の無い物を理解してデザインの中に取り入れようと必死です。


私がVS嵐に初めてスタッフとして関わったのが、ゴールデンタイム移動時の

リニューアルの時


セットデザイナーがフラリとやってきて、「今回のリニューアルは、いつものやり方と違った風にしたいんだよー

一緒にやんないと」誘ってきました。


なんでもセットとロゴを完全にリンクしたいと言うのです。


「ふ〜ん」なんて気楽に考えていたら

いざ作業に入ると考えが甘かった事にすぐに気がつきました。


通常番組の立ち上げ時に

グラフィックを作る時は、

もちろん番組のカラーや雰囲気を考慮しつつ、キービジュアルを作りある程度のフォーマットを決めてから量産という形に持っていきます。

プログラムを作り、コンピュータで変算させるといったようなイメージでしょうか?


大変なところは勿論プログラムを組む部分です。


話を持ちかけてきたセットデザイナーの頭の中にあるのが、そのフォーマット作りをぶち壊して、オーナメントとしてセットとロゴの融合性を目指していたのです。


つまり新ゲームが出来るたびに

プログラムを書き変える作業をする事になります。


正直 コイツマジか

と思いました。


しかし、今番組を見ると

よく分かります。


セットデザイナーが何をしたかったとか、どういう個性を出したかったとか


VS嵐という番組は

個性的なゲームを

個性的なセットで

嵐やゲストが真剣にプレイしているからこそ


あの雰囲気が出来る

番組制作側の人間も

何度もシュミレーションを重ね

危険が無いように

少しでも面白いように


美術・技術の人間も目まぐるしく

入れ替わるセットに対応して


何より嵐のメンバーが身体を張ってプレイする。


関わっている人間が全て融合性を発揮してかもし出す。


唯一無二の個性を持った番組だったと思います。


番組に関われた事を誇りに思います。

では、また。