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巣立つ

2019.02.14 22:52

おはようございます。

みっちです。

 

  


私事ですが。

 

 

近々、娘が、

海外での展示会に、参加させていただくこととなりました。

 

 

 

昨日は説明会で、

担当の方からあれこれ聞いて(お喋りして)きたようです。

 

 

 

ありがたいことに、

担当の方とも気があうようで、

何よりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しそうに、説明会で聞いてきた内容を話す娘を見ながら、ふと、そういえばこの子は、地元から一歩も出ないと宣言していたこともあったなぁ…などと、思い出していました。

 

 

 

 

中学、高校の頃(特に中学の頃)は、

海外に目を向けるなんて、

まったく思いもしない、

地元ラブが激しい子でした。

 

 

 

 

高校で、都内に通ううち、

移動することに慣れていき、

美術系の学校だったので、授業内容や先生方から刺激を受けて、だんだんと「日本以外の世界」に興味を持つようになって、

大学進学を機に、

「海外もありかなぁ」

などと宣うようになり、

ついには、

「外(海外)へ出たい!」

と、自ら望むようになりました。

 

 

 

 

 

「あなたは海外のアート現場を知る必要がある」

 

「奨学金制度あるし、留学するのもいいよ」

 

「海外のアトリエに入ってもいいね」

 

「海外アーティストの作品をたくさん観るといい」

 


 

などなど…。

 

 

 

高校の頃からずっと、

大学4年間もずっと、

先生方は、手を替え品を替え、

絶えず娘を刺激してくれていました。

 

 

 

 

 

 

絵を描くこと、

何かを表現することは大好きだけど、

自分に才能があるか信じられない、

このくらいなら誰でも描けるし、作れる、

芸術で食べていくなんて無理…

  


 

こんな風に感じていた娘を、

時に談笑しながら、

時に厳しく真剣に、

弛まず導いてくださる、

教師という立場のオトナ達の存在が、

どれ程、娘を励ましたことか。

 

 

 

 

同じ事を伝えても、

親からでは一欠片しか伝わらない。

 

 

もちろん、

親からはそれで充分なんだけど、

歯痒く思う。


 

 

でもその分、先生方から、

毎日のように刺激を受けて、

頑なだった娘のタネが、

今、ヒョイッと芽を出そうとしています。

 

 

 

 

 

 

先生方だけでなく、

同級生、先輩、後輩、他校の生徒さん達や、

学校以外で出会うオトナ達からも、

様々な刺激を受け取り、

娘は自分のタネに栄養を与えてきました。

 

  


 

これから、本当の成長の始まり。

 

 

 

 

彼女自身で、

自分の世界を創造する。

 

  


そんな旅の始まりです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※おまけ

 

娘が家庭の外でスクスクと育つ間、

母の私は、ひたすら妄想していました。

「娘は世界的なアーティストになる」

「娘はとても恵まれている」

「娘は豊かさの中に在る」

「娘は自分の力で大きく稼ぐ」

なんてことを毎朝、

神さまに祈っていました。

お陰様で本当に、

娘は豊かな人脈に恵まれ、

海外に行く機会を得ました。

今後どう展開するかは娘の問題ですが、

母として妄想大爆発するのもいいものだ、

と、感じています。

(もちろん、娘の人生をコントロールするのではなくて、サポートする為の妄想ですよ)