ZIPANG-10 TOKIO 2020 800字で京都を描く短編文学賞「第二回 京都やおよろず文学賞」 9月3日まで作品を募集
氏子や檀家、後継者不足に悩む神社仏閣を、エンタメやイベントを通してより身近に感じてもらうことを目的に活動する団体「ことなり京都 神社仏閣をもっと身近に」(京都市上京区お衣裳さわらぎ方/代表:椹木 秀明)は、「第二回 京都やおよろず文学賞」にて2025年9月3日(水)まで京都を舞台にした短編小説を募集しています。
句読点を含む800字以内という限られた文字数で、あなたの感じる京都や想いを表現してください。受賞作品は2025年10月18日、京都・梨木神社にて発表・朗読されます。
京都の秋 紅葉の美しい梨木神社 拝殿(会場)
■開催趣旨
1. 神社仏閣の魅力を伝える
神社仏閣の魅力や価値を見つめなおし、現代アートやエンタメと紐づけたイベントを通して、その地域や場所の魅力をより高めることで、次の世代に伝え新たなファンの創出を目指す。
2. 文芸・学問の聖地へ
「文芸・学問」に由緒のある梨木神社で文学コンテストを行い、文化的豊かさを表す地域の象徴となることを目指す。文学作品の公募により、プロ・アマ問わない発表と交流の場を提供し、クリエイターや文学界の発展に寄与する。
3. 地域社会への貢献
本文学賞は、地域の歴史や文化を尊重しながら、住民や地元団体との協働を通じて、上京区のまちづくりに寄与する。令和7年度上京区まちづくり活動支援対象事業として、地域の活力向上とコミュニティ形成を支援し、文化を通じて地域の魅力発信に貢献する。
梨木神社 限定御朱印
■応募要領
・募集期間 :2025年7月22日(火)~9月3日(水)
・応募テーマ:「京都と愛」「京都とわたし」「京都の怪談」「京都と短歌」
・字数 :句読点を含む800字以内(短編)
・応募資格 :不問(京都在住でなくても、どなたでも応募可能です)
・参加費 :無料
条件:応募は未発表作品(SNS等含む公表されていないもの)に限ります。盗作や他者引用・コピペなど疑義が生じた場合は選考から除外いたします。1人につき1テーマにつき1作品のみのご応募といたします。
AI利用について:AIを使用した作品応募も可能です。ただし、AI出力をそのまま用いるのではなく、“AIでは到達できない一行”や“人間だからこそ生み出せる熱量”を盛り込むことを歓迎します。
応募方法:以下のGoogleフォームよりご応募ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSduIde8Teomuep2hOuyPciD6x2BQaDKmBncihraGl2-M2Em6w/viewform
昨年の授賞式の模様
文学同人誌即売会 イメージ
■ご応募いただいた作品について
・最優秀賞、佳作受賞作品には賞品を授与いたします。
・最終入選作品は冊子に掲載いたします。
・最終入選作品からプロの作家による審査と講評があります。
・受賞作品から将来的にショートドラマとして映像化される可能性があります。
■賞品について
・最優秀賞:1作品(Amazonギフト券3万円分+審査員の講評+記念誌に作品を収録)
・佳作賞 :2作品(Amazonギフト券1万円分+審査員の講評+記念誌に作品を収録)
・入賞者 :数作品(記念誌に作品を収録)
■審査員(敬称略)
本賞では、ジャンルを横断して活躍する3名の作家が審査を担当します。いずれも短編表現に精通し、物語の新たな可能性を発掘する力を持つクリエイターたちです。
円居 挽(まどい・ばん)|ミステリ作家
1983年、奈良県生まれ。2009年に『丸太町ルヴォワール』(東京創元社)でデビュー。以降、「ルヴォワール」シリーズや『キングレオの冒険』など、京都を舞台にしたミステリ作品を数多く発表。小説にとどまらず、漫画原作やゲームシナリオなどジャンルを越えて活躍する。
織守 きょうや(おりがみ・きょうや)|小説家
2013年『霊感検定』でデビュー。現役弁護士としての経験を活かし、サスペンスやヒューマンドラマを中心に執筆。『記憶屋』で第22回日本ホラー小説大賞読者賞、『花束は毒』で第5回未来屋小説大賞を受賞。2021年に専業作家へ転向。代表作に『ライアーハウスの殺人』『明日もいっしょに帰りたい』など。
大滝 瓶太(おおたき・びんた)|作家
兵庫県淡路市出身。京都大学大学院工学研究科博士後期課程満期退学。『たべるのがおそいvol.6』(書肆侃侃房)掲載作で短編デビュー以降、SFマガジン(早川書房)などで作品・文芸批評を発表。ジャンルを越えて思索的な短編を発表し続けている。著書に『その謎を解いてはいけない』(実業之日本社)など。
京都という舞台は、千年の物語を抱えながら、今も新たな物語を生み続けています。
あなたの言葉が、その歴史の1ページになるかもしれません。
800字に込めたひらめきと情熱をお待ちしています。
最新情報は公式Xでも随時お知らせします。
■お問い合わせ先
ことなり京都 神社仏閣をもっと身近に(お衣裳さわらぎ方)
担当: 椹木 秀明
MAIL: kotonarikyoto2018@gmail.com
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
梨木神社
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
全日本中学生 水の作文コンクール
受賞作品が決定!【国土交通省】
内閣総理大臣賞(最優秀賞)
わさびになりたい
群馬県 群馬大学共同教育学部附属中学校 三年 安藤 周平
私は、寿司が大好物だ。寿司に欠かせないのが、ツーンと鼻に抜けるわさびの辛さだ。わさびは不思議に満ちた植物だ。
私は、わさび好きが高じて、わさびを自分で育ててみようと考え、わさびの苗を買ったことがある。説明書の指示に従って水槽に水をはり、土を入れ、わさびを植えた。しかし、数日もすると葉が垂れ下がり、ついには枯れてしまった。
その後も、水換えをしたり土の質を変えたりしながら、何度もわさびの水耕栽培にチャレンジしたが、最長でも二か月程度しかもたず、わさび栽培は失敗に終わった。
どうしてうまく育たないのか。調べた結果、溜まり水でわさびが育たないのは、わさびの根から、種子発芽や微生物の生育を阻害する物質が放出されているためだということが分かった。
わさびが放出するアリルイソチオシアネートという物質は、あらゆる植物の成長を妨げる。他の植物だけでなく、なんとわさび自身をも枯らしてしまう。
わさびは、自らが作り出す物質で、生命線である水を汚してしまう。いわば自滅する性質を持っているのだ。だからわさびは流水でないと育てるのが難しい。なんと不思議な植物だろう。
わさびに対する私の関心はますます高まった。わさびの成長する姿を見たくて、私は昨年の夏、久しぶりの外出先に長野県にあるわさび農場を選んだ。
そこでは、見渡す限りの大きなわさび田に、数千株はあろうかというわさびが整然と植え付けられていた。わさび田には、隣を流れる清流から引き込んだ水が、わさびの間を縫うように流れていた。
その水は宝石のように光りながら豊かに流れており、橋の上から見ても、水底の石の粒がはっきり見えるほど澄んでいた。
足を浸してもよいコーナーがあったので、わさびになった気持ちで足を入れてみた。真夏の火照った身体が冷やされて気持ちいいと感じたのは最初だけで、一分もしないうちに冷たさで指先が痛くなり、足を抜いてしまった。
これがわさびを育む水なのだと身をもって体験した。
なるほど、これだけ大量の美しい水が流れていれば、アリルイソチオシアネートもあっという間に押し流され、わさびを枯らすことはないだろう。しかし、流れた先には水田がある。下流で稲が育たなくなるなど水質汚染の問題が発生しないのはなぜだろうか。
この問題はすぐに解決した。アリルイソチオシアネートは比較的短時間で揮発してしまうのだ。わさびを食べたときのツーンとした感じが長く続かないのはそのためだ。わさびの毒素はすぐに揮発してなくなるから、下流の植物への影響はなく、水質汚染の問題は生じないのだ。
一方、私たち人間はどうだろう。これまでの歴史を振り返ると、産業発展のため、人間は様々な物質を作り出し、水を汚染した。河川に有毒物質が流入し、日本各地で公害が発生した。現在でも、原発の汚染水の問題を抱える。
私たち人間は、自分で作り出したもので大切な水を汚している。生きている以上、周りの環境に影響を与えてしまうことは避けられない。だからこそ、汚してしまった「その後」まで考えることが不可欠だ。
私も、わさびのように生きられないか。私たちには、水資源を守り安全な水を次の世代に引き継ぐ責務がある。生きるために作り出してしまった有害物質を無害にして自然に戻すにはどうしたらよいか。
困難な課題だが、私たちの世代がなんとしても解決しなければならない。新興国では経済発展とともに、環境汚染、水質汚染が叫ばれている。すでに公害を経験した歴史を持つからこそ、私たちが先頭に立ち水を守らなければならない。
私はわさびになりたい。わさびのツーンとした辛みを感じながら、私はその決意を新たにした。
国土交通大臣賞(優秀賞)
水の重み
沖縄県 南風原町立南風原中学校 三年 平田 菜乃華
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020全日本中学生 水の作文コンクール受賞作品が決定!【国土交通省】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/46117727/
Good Life on Earth
すべての生命が共存できる地球のために
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は、「もっといいモビリティ社会」の実現に向け、様々な想いやノウハウを持った人々とともに、アイデアやソリューションの社会実装を目指すアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」の「Good Life on Earth ~すべての生命が共存できる地球のために」部門において、本日より 2024 年度の新たな募集を開始しました。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-8 TOKIO 2020トヨタ・モビリティ基金「もっといいモビリティ社会」の実現に 向けたアイデアコンテスト、「Good Life on Earth」部門で 2024 年 度の募集を開始
https://tokyo2020-8.themedia.jp/posts/53527853/
「わたしの美しの森 フォトコンテスト 林野庁」
観光資源として活用が期待される「日本美しの森 お薦め国有林」をはじめ とする森林・山村の魅力を伝え、これをきっかけに、森林・山村を多くの人が 訪れ、森林・山村への理解・交流が促進され、地域経済の発展に寄与し、また、 人々の健康増進や、趣味・生きがいを持った生活など、豊かな社会に貢献する ことを目的としています。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「わたしの美しの森 フォトコンテスト 林野庁」の開催
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3342190
紙を使った未来の建築物を作る
~対象は世界中の生徒・学生~
「第1回 世界ペーパーアーキテクト大賞! 【作品募集】」
建築業界は日本の発展の礎でありながら、高齢化・人材不足など危機的状況を迎えています。未来の世界を創る次世代の建築ファンを作っていこうと「第1回世界ペーパーアーキテクト大賞」を開催します
「建築ファンを作りたい」
このイベントには一人でも多くの人に建築の世界を好きになってもらい、未来を創る人材を育てていこうという思いがあります。自らの手で家や建築物を作る。ものづくりの楽しさを、このイベントで感じてほしいと思っています。
対象は小学生・中学生・高校生・高専生・大学生・大学院生・専門学校生。日本だけでなく、世界中の生徒・学生を対象としています。友人と一緒に作っても、一人でじっくり作っても構いません。