7月29日 時間を共有してくれた訓練校の皆様へ

ひっさしぶりに、講師っぽい時間を過ごしました。

昨今、SEOはオワコンだとか

AIに乗り遅れるなとか

そんな界隈で生活している私としては

これから仮に半年先、３年先に

どんな武器でフリーランスとして戦うか、を

常に考えているわけで。

そのまさに端境期での修了生講話ご依頼、

ナイスタイミング！でした。

これからWeb業界でなにを目指すか

ここがおぼろげなまま

私は職業訓練を受けました。

ただしく言えば、その当時に

私はWeb業界を

あまりに知らなすぎました。

訓練を受けるうちにわかってきたことも

もちろんたくさんあります。

だから私は、「デザイン」で食うのを諦め

当時はまだ明確になかった

「コンテンツ」「SEO」に

自分の将来の働き方を重ねられました。

インターネット業界の変遷に

そのたび惑わされ、幸運にも

方向性としては生きやすくなっていき

ライターを語れるようになり、

偉そうに「Webライターです」なんて

自己紹介できるところまで来ました。

人に助けられ、救われ、チャンスをもらい

その機会を活かす。そこは

さほどためらわずに来ました。

手をかけるのも抜くのも自分次第。

やるもやらぬも自分の判断。

ですが、

チャンス・成果成功が欲しい　は

自分一人でどうにもなりません。

相手がいて成立するものですから。

これからそう遠くない未来、

投げられた仕事をこなすなら

人でなくても解決できるようになります。

仕事をするなら、

「自分がやる意味」がなければならない。

それが仮に、経験なのか

感受性なのか、人となりなのか…

なんでもいいと思うんですが、

理由や意味があって、はじめて

求められるんだと思うんです。

自分を求めてくれる方が

わずかでもいてくれることに感謝し

その人たちのために

自分が動けることを楽しみ喜び、

悶える経験すら大切だと感じています。

およそ３年前、

AIツールが一般人の手に届くようになり

そこからの進歩は本当に目覚ましく、

当時は「ライターの仕事がなくなる」と

周囲の人が本気で心配してくれました。

しかしそれも、完全に０になるわけではないし、

淘汰される人はもちろんいますが、

私はありがたいことに仕事を続けているし。

それも、繰り返し　ではなく

求められるフィールドが

変わったり変えたり、

テイストが違ったり

求められるほうへ柔らかに

なじんでいくように変化しています。

なにが言いたいかって、

今の学びは「終わる」ものではなくて

これから続いていくし活かせるもの

だということ。

それを活かすかどうかは自分次第。

ムリなら使わなくてもいい。でも

活かせるものであることに変わりはない、はず。

知ったこと、学んだこと、がんばったこと

すべてはムダじゃなく強みに変えられる

自分の武器になるものだと感じます。

いつも講話後に感想をご報告いただくのですが、

フリーランスって大変そう

という声が、今回過去一多かった（汗）

いや、想像しても楽じゃないよねwwきっと。

いろんな　大変　を知った上で

フリーランスやるのは良いと思いますよ。

やめる人の大半は「こんなはずじゃなかった」

だと想像しています。

続けることって大変で、

続けるための努力と変化は常につきまといますから。

そして、続けるために私が今

まさに向き合っているのがAI、ですよ。

文字・原稿・コンテンツ　あらゆる「量」の勝負から

正しさ・実態・信頼といった「質」の評価に

これからWeb全体が移管していくはず。

…と勝手に思っているんですが、

そこでも「量」の必要性は完全０にならない。

これは断言したい。

質を伴う量のクリエイティブでいるために、

自分が頑張る方向を探しに

絶賛、たゆたっております。

これからWebか他分野か

終了後にお仕事スキルをまとって働く皆さん。

変わること　変えること　に恐れず

なじんでいってくださいね。

学びにムダはなし。経験は自分の宝。

どこぞで一緒にお仕事できることがあれば

その際は気軽にお声がけください。

講話の数日後、偶然お会いした聴講生さんから

声かけてもらってまぢ嬉しかったす。

そして毎度、中尾先生！

感想とりまとめをありがとうございました♪

それから…しっかり冷やしていただきました。

（写真撮り忘れるほどの虜っぷり。美味でした！）